柴犬の寝床はドーム型ベッドで決まり？選び方と利用上の注意点＆おすすめ5選

今や愛犬がゆっくり休む寝床として、ベッドやマットは必需品です。

その中でも四方を囲まれているドーム型ベッドは、狭くて薄暗い場所が好きな犬にとって安心して休める寝床として注目されています。

特に縄張り意識が強い柴犬にとってもドーム型ベッドは、誰からも干渉されないスペースとして有効でしょう。

この記事では、柴犬の寝床にドーム型ベッドがおすすめな理由や選び方の注意点、おすすめのベッドを紹介しています。

以下の記事とあわせて参考にしてください。

「柴犬を室内飼いするときのレイアウトの作り方！手順やポイントをご紹介」
「柴犬の寝床はどこがいい？最適な場所と寝床づくりのポイント」

柴犬にドーム型ベッドがおすすめな理由

ドーム型ベッドは、かまくらのような形状のものが多く、愛犬の体がすっぽりと収まり本能的に落ち着けるスペースとなります。
あなぐらを寝床にしていた習性を持つ柴犬に、うってつけの寝床と言えるでしょう。

安心感がある

ドーム型ベッドは、薄暗くて狭い場所が好きな習性を持つ柴犬の潜りたい本能を満足させ安心感を与えてくれます。

周りからの視線がなくすっぽりと隠れたようにこもれるため、ゆったりと安心してくつろげる空間となるのです。
安心できる居場所があれば、留守番時でも緊張や不安がやわらぎ、リラックスして過ごすことができるでしょう。

暖かい

冷気を防ぎドームの中に熱がこもるためとても暖かく、冬場のベッドとして寒さ対策に最適です。

柴犬は寒さに強いとはいえ、冬仕様のもこもこふわふわなドーム型ベッドがあれば、冷え込む夜間も寒さに震えることなくぐっすり眠れて体力の消耗を防ぐことができるでしょう。

ただし、夏場でも素材や利用の仕方で落ち着く寝床として十分に機能するため、快適に利用することができます。

場所を取らない

ドーム型ベッドは比較的小さくつくられており、存在感はあれども場所をとりません。
よって、室内の限られたスペースに置きやすいと言えるでしょう。

持ち運びできるドーム型ベッドも多いため、旅行や帰省の際にも愛犬の寝床として活用可能です。

かわいらしいデザインが多く、インテリアとして置いたり季節に合わせて替えたりと、飼い主さんも楽しめます。

柴犬におすすめのドーム型ベッドの選び方

ひとことで「ドーム型ベッド」と言ってもさまざまな素材と形があり、愛犬にどれを選んだらよいのか迷う飼い主さんも多いでしょう。

ここでは、柴犬におすすめのドーム型ベッドの選び方を解説します。

愛犬に合ったサイズか

ドーム型ベッドを選ぶ際には、愛犬よりもひとまわり大きいサイズを選びましょう。
ベッドやマットなどは多少小さくても使えますが、ドーム型ベッドの場合は小さいととても窮屈で愛犬が使ってくれない可能性があります。

出入口の高さも確認し、愛犬が出入りしやすいかも見極めなければなりません。

「狭い入口」を好む猫と兼用で販売している商品が多いため、犬が好む「入口が広く周囲が見渡せて入りやすいもの」を選ぶことをおすすめします。

丸洗いできるか

衛生的に長く使うためには、丸洗いできるドーム型ベッドを選びましょう。

ベッドは毎日使うものなので、ニオイや汚れ、抜け毛などがついてしまい、放っておくと不衛生な状態になることも。
丸洗いができれば、常に清潔な寝床で愛犬は眠れます。

ベッドの中のクッションだけ洗えるタイプもありますが、一年中抜け毛が多い柴犬の場合は、細部に入り込んだ抜け毛除去のためにも丸洗いできるタイプがおすすめです。

頻繁に洗う必要が出てくるため、分解して洗うタイプのものよりも丸洗いができるタイプを選びましょう。

季節に合った仕様になっているか

ドーム型ベッドは冬の寝床のイメージが強いですが、素材や使い方によっては一年中使えるものもあります。

ドーム型ベッドがお気に入りの愛犬であれば、夏場はメッシュ素材やテント型、冬場はもこもこ素材と季節に合ったベッドを用意してあげるのもよいでしょう。

天井部分を潰してボックス型ベッドとしても使える2wayタイプのドーム型ベッドは、年間を通して使用することもできます。

型崩れは大丈夫か

ドーム型ベッドの利用においては丸洗いを推奨していますが、気になるのは型崩れです。

ものによっては中に入っている綿がよれてしまう可能性もあるため、販売店や口コミで確認することをおすすめします。

また、洗濯した後はしっかりと形を整えてから干しましょう。
それでも型崩れが心配な場合は、手洗いがおすすめです。

デザイン性

ドーム型ベッドにはSNS映えするおしゃれなデザインからキャラクターとコラボしたかわいらしいデザインなど多種多様なデザインやバリエーションが豊富です。

機能性はもちろん、インテリアになじむ色や形、愛犬の好みなど何を一番重視するのかを明確にする必要があります。

寝室やリビングなど置く場所との調和を含めて、愛犬に合う自分好みのデザインを選びましょう。

ドーム型ベッドを利用する際の注意点

柴犬の寝床にぴったりなドーム型ベッドを利用する際の注意点は以下の通りです。

ニオイがこもりやすい

ドーム型ベッドは、熱だけでなくニオイもこもりやすいというデメリットがあります。

自分のニオイがついて愛犬は安心できるようにはなりますが、汗の酸化で菌が繁殖して発生する犬独特の体臭は、人間には汚臭と感じてしまうもの。

頑固なニオイ汚れは、こまめに掃除や洗濯をすることで予防するしかありません。

最初から抗菌消臭加工がされているものやペット用消臭スプレーを使うなど、お手入れがしやすいものをえらぶことをおすすめします。

安心安全な消臭剤については、「ペットに安全な消臭剤４選！安心できる成分でニオイを撃退しよう♪」の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

こまめに掃除が必要

ドーム型ベッドは、中に抜け毛やほこりが溜まりやすく、放置するとニオイや汚れの原因となります。

丸洗いができるものであっても毎日は洗濯できないため、こまめに掃除が必要となります。

柴犬は一年中抜け毛があるため、粘着クリーナーでベッドのすみずみの毛を取り除いてから洗濯しましょう。

頻繁に洗濯できない場合は、ペット用消臭スプレーの活用をおすすめします。

毎日の掃除におすすめのペット用消臭スプレーについては、「ペットに安全な消臭剤４選！安心できる成分でニオイを撃退しよう♪」の記事で紹介しているので、参考にしてください。

掘り癖のある愛犬には不向き

掘り癖のある愛犬にはドーム型ベッドは不向きです。

寝る前にベッドやマットを掘る行為は野生時代の名残であり、安心して眠りたい、居心地のよい寝床にしたいという心理が働いていると言えます。

愛犬が掘らなくても満足できるように、タオルや毛布を敷いて固さや暖かさを調整してみましょう。
それでも掘ってしまう場合は、愛犬をよく観察して愛犬に合った別の寝床を用意することをおすすめします。

ドーム型に不安を感じる子もいる

周りからの視線がないため安心できるはずが、飼い主さんが見えていないと不安に感じる子もいます。

愛犬がドーム型ベッドに安心して寝られるかどうか、普段から愛犬の様子を観察しておきましょう。

長持ちさせるためのコツ

長く使えば使うほどへたれてしまうのは仕方ありませんが、愛犬が気に入ったベッドであれば少しでも長持ちしてほしいですよね。

まずは購入する前に型崩れしにくい形状であるか、へたれにくい素材であるかを販売店や口コミで確認しておきましょう。

また、こまめに掃除をして清潔に保つことで長持ちしやすくなります。

柴犬におすすめのドーム型ベッド5選

柴犬におすすめのドーム型ベッドを5つ紹介します。
たくさんあるドーム型ベッドの中でどれを選べばよいか迷っている人は、是非参考にしてください。

季節や住環境はもちろん、愛犬の好みを加味したベッドを見つけてあげましょう。

mamemochi ツボる2wayベッド

柴犬専門のブランドmamemochi が開発した柴犬専用の縦置き(屋根が浅い)と横置き(屋根が深い)ができるオールシーズンベッドです。

中敷きのふわふわクッションは取り外し可能で単体でも利用可能。

写真は2頭入っていますが、1頭が丸くなって眠れるあなぐらをイメージしたつくりとなっています。
 

商品名	mamemochi ツボる2wayベッド
サイズ	幅50cm×奥行き50cm×高さ50cm
価格(税込み)	7,022円

▶「mamemochi ツボる2wayベッド 」はこちら

柴犬ドーム型ペットハウス

柴犬を模したデザインのかわいらしいドーム型ベッドです。

高弾力性のポリエステル綿をたっぷり詰め込んでいるので、しっかりと厚みがあり型崩れしにくくなっています。

底部に滑り止め加工が施されているため、フローリングでも滑らずに使えるので安心です。
 

商品名	柴犬ドーム型ペットハウス
サイズ	幅65cm×奥行き49cm×高さ56cm
価格(税込み)	8,980円

▶「柴犬ドーム型ペットハウス」はこちら

ドーム型2wayペットハウス

屋根を潰せばボックス型ベッドになる2wayベッドです。

中のクッションが取り外し可能なので、夏はひんやりマット、冬はふかふかクッションを敷いてオールシーズン使用可能。

底部に滑り止め＆防水防湿加工が施されており地面からの湿気を遮断してくれるため、オールシーズン快適に眠ることができるでしょう。
 

商品名	ドーム型2wayペットハウス
Mサイズ	幅39cm×奥行き50cm×高さ36cm
Xサイズ	幅42cm×奥行き60cm×高さ38cm
価格(税込み)	Mサイズ/3,980円　 Xサイズ/4,780円

▶「ドーム型2wayペットハウス」はこちら

さわやかマリンドームベッド Sサイズ

一年中利用可能なさわやかデザインのドーム型ベッドです。

高温多湿な日本の風土に適した綿100％素材＆座面には防ダニ綿を使用。
涼感加工が施されており快適温度が保てるため、夏でも使用できます。

寒い冬にはヒーターを入れられるように背面コード穴があるつくりとなっています。
 

商品名	さわやかマリンドームベッド Sサイズ
Sサイズ	幅41cm×奥行き58cm×高さ43cm
価格(税込み)	14,330円

▶「さわやかマリンドームベッド」はこちら

IYOIYA ドーム型テント

通気性に優れたメッシュ素材のオールシーズン利用可能なドーム型テントです。

ふわふわのクッションがついているので冬は暖かく、夏はクールマットを敷いて涼しく使えます。

入口のカーテンを閉めれば愛犬だけの落ち着くリラックス空間がつくれるでしょう。
すぐに乾く素材なので、汚れたら分解して水洗いができ、清潔な寝床が保てます。
 

商品名	IYOIYA ドーム型テント
Mサイズ	幅50cm×奥行き50cm×高さ65cm
価格(税込み)	3,999円

▶「IYOIYA ドーム型テント」はこちら

まとめ

狭くて薄暗い場所が安心できる柴犬にとって、光や音を遮断できるドーム型ベッドは安心して休めるスペースとしておすすめです。

しかし、サイズや季節に合っていなければ、愛犬は快適に過ごすことはできません。

愛犬が落ち着く環境を整えることを優先に、デザイン性も加味しつつ機能性を重視して選ぶことをおすすめします。

「犬の寝床はどんなものがいいの？おすすめのベッド・ドーム・マットを紹介」や「柴犬の寝床はどこがいい？最適な場所と寝床づくりのポイント」の記事でもおすすめの寝床について紹介しているので、参考にしてください。