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目次
(マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)
子猫を家族に迎えた方の中には、「どんなおもちゃなら喜んでくれるの?」「安全なものを選びたいけど、種類が多くて分からない」と、おもちゃ選びに悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、子猫におもちゃが必要な理由から、成長段階に合わせた選び方のポイントまで、分かりやすく解説します。
定番の猫じゃらしから一人遊び用、知育おもちゃまで、子猫が夢中になるおすすめのアイテム12種類もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
子猫におもちゃが必要な理由

「子猫は遊ぶのが仕事だから、おもちゃなんてなくても家の中で勝手に遊んでくれるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、子猫にとってのおもちゃは、遊び道具以上の意味を持ちます。
ここでは、子猫におもちゃが必要な理由を見ていきましょう。
健全な成長と社会性を育む
活発な子猫は、遊びを通して生まれ持った狩猟本能を満たします。
猫じゃらしを追いかけたり、獲物に見立てたおもちゃに飛びついたりする行動は、ストレス発散につながるのです。
こうした本能的な欲求が満たされないと、エネルギーが有り余り、欲求不満になってしまうこともあります。
また、飼い主さんと一緒に楽しい時間を過ごすことで信頼関係が築かれ、「人との生活」という社会性を学び、安心して暮らせる土台が育まれます。
運動不足と肥満を解消できる
室内で暮らす子猫の場合、意識的に運動の機会を作ってあげないと、あっという間に運動不足になってしまいます。
おもちゃを使った遊びは、この有り余るエネルギーを安全に、そして楽しく消費させるための最も効果的な方法です。
子猫の時期にしっかりと体を動かす習慣をつけることは、将来的な肥満を防ぎ、関節や心臓の健康を維持していく上でも重要になります。
毎日決まった時間におもちゃでたくさん遊んで、健康的な体づくりをサポートしてあげましょう。
問題行動の予防にもなる
おもちゃでの遊びは、噛み癖や夜泣きといった問題行動の予防にも役立ちます。
遊びの中で「狩りのターゲットはおもちゃである」と認識させることで、家具やカーペットを傷つけたり、飼い主さんの手足を噛んだりすることを防ぐ効果が期待できます。
また、爪とぎ防止のためのおもちゃを組み合わせれば、「ここでは爪とぎしてOK」というルールを教える練習にもなります。
おもちゃでたっぷり遊ばせることで、子猫も飼い主さんも快適に過ごせる環境を整えられるでしょう。
子猫のおもちゃを選ぶ3つのポイント

たくさんのおもちゃを前に「うちの子にぴったりなのはどれだろう?」と迷ってしまう方も多いかもしれません。
ここでは、子猫にとって安全で、楽しめるおもちゃを選ぶ3つのポイントをご紹介します。
成長段階に合わせたものを選ぶ
生まれたばかりの頃と、走り回って元気いっぱいの時期とでは、子猫が安全に楽しめるおもちゃのタイプは変わってきます。
例えば、生後4〜8週目の子猫は視力が発達し、狩りのまねごとを始めるため、色のコントラストがはっきりしたおもちゃや、カサカサと音の鳴るおもちゃが好奇心を刺激します。
歯の生え変わりが始まる生後3か月頃からは、噛むことを目的とした丈夫なおもちゃを用意してあげると良いでしょう。
その時期の発達段階に合わせておもちゃを選んであげると、子猫もより満足して遊んでくれます。
丈夫で安全な素材か確認する
子猫は歯の生え変わり時期を迎えると、ムズムズして何かを噛みたい欲求が強くなります。
そのため、生後3か月頃からは、多少噛んでもすぐに壊れない丈夫な素材のおもちゃを選んであげることが大切です。
また、子猫は遊んでいるうちに舐めたり、噛み砕いたりすることもあるため、化学物質や有害な塗料が使われていない、ペット専用の安全な素材で作られていることを確認しましょう。
特に安価なビニールや、簡単にちぎれてしまうような薄いゴム製品は、破片を飲み込んでしまうと腸閉塞など命にかかわる危険があるため、避けるのが賢明です。
知的好奇心を刺激するものがベスト
好奇心旺盛な子猫は、単調な動きをするおもちゃよりも、まるで獲物のように予測不能な動きをするものに強く惹かれます。
例えば、猫じゃらしを突然止めたり、隠したり、方向転換したりといった動きで、子猫の集中力と遊びへの意欲を最大限に引き出せます。
また、カシャカシャと音が鳴るおもちゃや、中におやつを隠せるような知育トイもおすすめです。
これらは子猫の知的好奇心を刺激し、「どうやったらおもちゃを捕まえられるか」と頭を使わせることで、退屈を防ぎ、遊びへの飽きを防いでくれます。
シーン別!子猫におすすめのおもちゃ12選

ここからは、子猫におすすめのおもちゃをご紹介します。
子猫向けの定番おもちゃから一人遊びに最適なアイテム、知育トイなど、目的別に見ていきましょう。
飼い主さんと一緒に遊ぶ定番おもちゃ4選
まずは、飼い主さんが操作して子猫の興味を引きつけられる定番アイテムを4つご紹介します。

一つ目は、「猫じゃらし」です。
猫じゃらしは猫のおもちゃの王様とも言える存在で、羽根やビニールひもなど、素材もさまざまです。
特に、ペッツルートの「カシャカシャぶんぶん」のようにリアルな音を立てるものは、子猫の狩猟本能を最高に刺激し、運動不足解消にもぴったり。
予測不能な動きで子猫を夢中にさせましょう。

二つ目は、「レーザーポインター」。
光の点が獲物に見立てられ、子猫がそれを追いかけることで、広い範囲を動き回れるため、運動不足解消に効果的です。
おすすめは、我が家でも愛用しているドギーマンハヤシの「じゃれ猫 LEDニャンだろー?!光線」。
ただし、レーザーポインターで遊ぶ際は、光を直接目に当てないよう注意してください。

三つ目は、「釣り竿型のおもちゃ」です。
長い棒とひものおかげで、子猫と適度な距離を保って遊べるため、興奮した子猫に誤って手足を噛まれたり引っかかれたりするのも防げます。
例えば、貝沼産業の「にゃんだフィッシング ニジマス」のように、リアルな獲物型のものが先端についていると、子猫の食いつきも良くなりますよ。

そして四つ目は、「ボール」です。
軽く転がりやすい素材や鈴が入ったタイプは、子猫が触れるだけで動き出すため興味を持ってくれること間違いなし。
また、飼い主さんが投げて一緒に楽しむこともできます。
マルカンの「ころころボール マウスと鈴」のように、子猫が口に咥えて運びやすいサイズのものを選んであげると、さらに喜んでくれるでしょう。
一人遊びに最適なストレス発散おもちゃ4選
飼い主さんが忙しくて構ってあげられない時間でも、子猫が安全に楽しく遊べる「一人遊び」用のおもちゃを用意しておくと、退屈やストレスの解消に役立ちます。

一つ目は、「電動おもちゃ」です。
これがあれば、飼い主さんの手が離せない時でも、子猫の運動量を確保できます。
例えば、猫壱の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2」のように、羽根が予測不能な動きをするタイプは、子猫の興味を強く引きつけます。
電源を入れておくだけで動き出し、子猫を飽きさせません。

二つ目は、「自動で転がるボール」です。
まるで生きている獲物のように見え、一人遊びの時間をより豊かなものにしてくれます。
自分で触って転がせる単純なボールも楽しいですが、うちのこエレクトリックの「にゃんにゃんタマタマ」のように、自動で転がったり光ったりするボールがおすすめです。

三つ目は、猫用トンネルなどの「隠れられるおもちゃ」です。
猫壱の「キャットトンネルスパイラル 木目柄」のようなトンネルは、隠れたり、中を通り抜けたりして、体をめいっぱい使って遊べます。
猫は狭い場所や暗い場所に潜むのが大好きですが、隠れたり飛び出したりすることで狩りの練習もできます。

四つ目は、「ねずみ型のおもちゃ」です。
ぬいぐるみタイプやバネで動くタイプなどがありますが、猫が本来獲物とするサイズ感で、本能的な欲求をダイレクトに満たしてくれます。
マルカンの「ゴーゴーくるくるマウス」のように、リアルな形状で動きのあるものは、子猫が熱中すること間違いなしです。
知育・退屈防止に役立つおもちゃ4選
知的好奇心を刺激するおもちゃを取り入れることで、退屈からくるいたずらを防ぎ、子猫の学習能力を高めることにもつながります。

一つ目は、「フードトイ」や「知育トイ」です。
おもちゃの中にフードやおやつを隠し、子猫が工夫して取り出すように設計されています。
キャティーマンの「にゃんこのでるでる自飯器スターターセット」のように、遊びながらおやつを探すことで、子猫の集中力を養い、遊びへの興味を引き出します。
最初は難易度の低いものから始め、徐々にレベルを上げていくと良いでしょう。

二つ目は、「抱きつきやすいぬいぐるみ」です。
ペティオの「けりぐるみ エビ」のような、細長い形状のものは抱きつきやすく、子猫が狩りごっこで獲物を仕留める動作を再現するのに最適です。

三つ目は、「パズルトイ」です。
特定の操作をしないとおやつが出てこないなど、頭を使って解決策を見つけさせます。
AACVの「インタラクティブ猫パズルボックス」のように、さまざまな仕掛けがあるものは、子猫の好奇心を深く刺激し考える力を育てます。

そして四つ目は、「体も頭も使うおもちゃ」です。
例えば、Fiyyugaの「猫用木製モグラ叩き」のように、獲物に見立てた部分を叩いたり引っ掻いたりすることで、体全体の運動になりつつ知的な刺激も与えられます。
知育要素のあるおもちゃで、遊びのバリエーションを増やしてあげましょう。
子猫がおもちゃで遊ぶ際の注意点・安全に遊ぶコツ

子猫は予測不能な行動をとることもあるため、安全に遊ぶためには注意が必要です。
おもちゃでの楽しい遊びが危険な事故につながらないよう、飼い主さんが心得ておくべき注意点と、安全に遊ぶためのコツをご紹介します。
誤飲・腸閉塞のリスクがあるおもちゃは避ける
子猫は、興味を持ったものを口に入れて確認する習性があるため、誤飲に注意が必要です。
小さなボタンやビーズ、カシャカシャと音が鳴るおもちゃの小さな部品などは、飲み込むと腸に詰まり、命にかかわる腸閉塞を引き起こす可能性があります。
また、毛糸や長いビニールひもなどの線状の異物は、飲み込むと腸を傷つける「線状異物」となり非常に危険です。
誤飲のサイン(何度も吐く、食欲不振など)が見られたら、すぐに動物病院に連絡しましょう。
遊び終わったら片付ける習慣を
遊び終わったら、子猫の手の届かない場所におもちゃをしまう習慣をつけましょう。
おもちゃを出しっぱなしにすると、子猫が飽きてしまい新鮮味を感じなくなる原因にもなります。
遊ぶ時間以外は片付けておくことで、おもちゃへの興味を持続させることが可能です。
また、飼い主さんが目を離している間に小さなパーツが取れて飲み込んでしまうリスクも防げます。
人や手足を噛ませる遊びはNG
子猫の時期に、飼い主さんの手足を使って遊んでしまうのは絶対にやめましょう。
「人の手足=狩りの対象」だと誤認してしまい、成長してから噛み癖や引っ掻き癖の原因になります。
子猫が興奮して人の手や足に噛みついてきた場合はすぐに遊びを中断し、おもちゃを使って遊ぶように誘導して、「噛んでいいのはおもちゃだけ」と覚えさせることが大切です。
また、レーザーポインターなど、獲物を捕まえられない遊びばかりを続けると、子猫がフラストレーションを感じやすい点にも注意しましょう。
おもちゃで子猫との絆を深めよう
今回は、子猫がおもちゃで遊ぶことの大切さや、安全で楽しいおもちゃの選び方、そしておすすめアイテムをご紹介しました。
おもちゃは、子猫にとって狩猟本能を満たし、心と体を健やかに育んでくれるアイテムです。
遊びを通して愛猫との信頼関係を築き、絆を深めていきましょう。
この記事を参考に、愛猫にぴったりのおもちゃを見つけて、安全で楽しい毎日を過ごしてくださいね。
(マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)






