目次
愛犬・愛猫がストレスなく過ごせて、飼い主も楽しく快適に暮らせる理想の家とは? おしゃれで機能的、自分らしいライフスタイルを叶えた住まいを紹介します。文/谷口絵美
外観を眺めてまず目に飛び込んでくる、色鮮やかな人工芝のドッグラン。小型犬が思い切り走り回ることができるのはもちろん、バーベキューをしたり、テントを張ってキャンプ気分を味わったりと、多彩な楽しみ方ができるゆとりの広さです。
この家には愛犬と一緒にアクティブな時間を満喫するための、とっておきの場所があります。それが、玄関を入ってすぐ左の土間。奥行きの深い空間には可動棚がずらり。愛犬の散歩セットやおもちゃをはじめ、ガーデニング用品やアウトドアギアなど、家族の趣味のアイテムも余裕で収納できます。温水が出るハンドシャワー付きのマルチシンクは、散歩帰りの愛犬の足を洗ったり、泥汚れを落としたりするのに重宝しそうです。
2面採光のリビングからはドッグランが一望でき、デッキを通じて外と内との行き来も自由自在。そして室内には愛犬のためのスペースが2つも。1つはタイル床を敷いたリビング隣のインナーテラス。寒い季節も外の様子を眺めながら気持ちよく過ごせます。
そしてもう1つは階段下を活用した小屋風の個室。こちらはお留守番スペースにもぴったりです。どちらの場所もキッチンから見渡せる位置にあり、料理中も愛犬の様子が分かって安心です。
リビングの壁は調湿、脱臭効果があるリクシルの「エコカラット」を採用。コンセントの位置を高めに取るなど、愛犬との暮らしへの配慮が随所に
秘密基地のような雰囲気もある階段下の個室はキッチンの目の前。内部には消臭効果のある壁紙を張り、照明やコンセントも完備
インナーテラスの収納部分の下は、愛犬の寝床やトイレスペースにしても
収納力抜群の土間。床や壁は汚れに強く、小物をフックにかけるのに便利な有孔ボードやハンガーパイプもある。奥のドアはドッグランに通じている
キッチンの前にはちょっとした作業に便利なデスクコーナーを用意
土間にあるマルチシンクの周りはタイル張りで、水はねしても安心
玄関の宅配ボックス。愛犬が騒ぐことなくスムーズに荷物を受け取れる
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家の中でも外でも、ペットと楽しく過ごせるように──。自身も愛犬と暮らす設計士が手掛けた住まいには、ペットとの暮らしを知るプロならではの知識とアイデアが至る所で活かされています。
玄関横にはペットカートなどが保管できる2畳の土間を設置。玄関ホールにも愛犬の散歩グッズやトイレ用品をひとまとめにしまえる収納を作り、下の空間はペットトイレを置くことを想定して消臭効果のある壁で囲みました。オシッコの飛び散り汚れを防ぐため、壁にはマグネットでペットシーツを貼れるようになっています。
そしてこの玄関ホール、ペットドアを通り抜けて先へ進むと階段の周りを回遊できる「室内ドッグ
ラン」としても使うことが可能。天気が悪く外に出られない日も家の中でのびのびと遊び、疲れたら階段下のフリースペースで一休み。リビングの奥にも家族の様子を見渡せる位置にペットスペースがあり、愛犬がその時の気分で「自分専用の居場所」を使い分けることができます。
キッチンとダイニングの間に設置した鍵付きの造作スライドドアや、滑りにくく汚れを落としやすいフローリング材、ニオイを脱臭し室内の空気を清潔に保つ循環ファンなど、人とペットが安全で快適に生活できる設備も充実です。
リビングの壁紙は木目をベースに犬の足跡をあしらった遊び心のあるデザイン。コーナーには愛犬が家族のそばでくつ
ろげるペットスペースを用意
リビングと行き来できる人工芝のドッグラン。長方形の形状でボール遊びも楽しめる
ペットのトイレスペースとお散歩・トイレグッズ収納
玄関の脇にはお湯の出る水洗を設置
玄関脇の土間収納は2畳分の広さでたくさん収納できる
リビングの様子が見渡せるように設計されたキッチン。スライドドアを閉めれば調理中も安心
洗面台横のカウンターはシャンプー後の愛犬を乾かすのに便利
ペットや子どもの遊び場に最適な階段下スペース
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風格あるたたずまいが目を引く、木造の日本家屋。それもそのはず、手掛けたのは宮大工の経験を持つ棟梁。木造建築を知り尽くした匠が、伝統の技を駆使して木の魅力にあふれた自宅兼モデルハウスを造り上げました。
棟梁の大切な家族のひとりが、8歳になる柴犬のヒメちゃん。調湿機能やリラックス効果に優れた木の家は、人と同様、犬にとっても心地よく過ごせる理想的な住環境だといいます。
玄関に入ってまず目に飛び込んでくるのは、高さ6メートルを超える2本のヒノキの柱。さらに、広さ40畳のリビングに移ると、巨大なケヤキの一枚板のテーブルが存在感を放ちます。床から腰壁、梁、天井まで天然木をぜいたくに用いた空間は、人とペットを心安らぐ清浄な空気で包み込みます。
広々としたリビングの一画には、吹き抜けになった2階に向かって一風変わった柱がそびえます。ヒノキの木を節ごと使ったもので、なんと「木登り」が楽しめるのだとか。木の個性を生かす匠ならではの技と発想が、端正な住まいに遊び心を添えます。
そして、伝統と現代の利便性の融合を象徴する設備がホームエレベーター。車椅子やペットを抱えての移動にも制約なく、快適に暮らすことができます。
リビングに置かれたケヤキの一枚板のテーブルは長さ約4 メートル! 木の美しさと迫力に圧倒される
木が持つ迫力と繊細さを巧みに活かした木造建築。和室には細部まで匠の技が光る
日本画を大胆にあしらった天井
古き良き和の住まいには、ホームエレベーターを備えた先進のバリアフリー住宅の一面も
棟梁の愛犬、ヒメちゃん
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愛犬も人もアクティブにする広々ドッグランと土間のある家
住研ハウス外観を眺めてまず目に飛び込んでくる、色鮮やかな人工芝のドッグラン。小型犬が思い切り走り回ることができるのはもちろん、バーベキューをしたり、テントを張ってキャンプ気分を味わったりと、多彩な楽しみ方ができるゆとりの広さです。
この家には愛犬と一緒にアクティブな時間を満喫するための、とっておきの場所があります。それが、玄関を入ってすぐ左の土間。奥行きの深い空間には可動棚がずらり。愛犬の散歩セットやおもちゃをはじめ、ガーデニング用品やアウトドアギアなど、家族の趣味のアイテムも余裕で収納できます。温水が出るハンドシャワー付きのマルチシンクは、散歩帰りの愛犬の足を洗ったり、泥汚れを落としたりするのに重宝しそうです。
2面採光のリビングからはドッグランが一望でき、デッキを通じて外と内との行き来も自由自在。そして室内には愛犬のためのスペースが2つも。1つはタイル床を敷いたリビング隣のインナーテラス。寒い季節も外の様子を眺めながら気持ちよく過ごせます。
そしてもう1つは階段下を活用した小屋風の個室。こちらはお留守番スペースにもぴったりです。どちらの場所もキッチンから見渡せる位置にあり、料理中も愛犬の様子が分かって安心です。
リビングの壁は調湿、脱臭効果があるリクシルの「エコカラット」を採用。コンセントの位置を高めに取るなど、愛犬との暮らしへの配慮が随所に
秘密基地のような雰囲気もある階段下の個室はキッチンの目の前。内部には消臭効果のある壁紙を張り、照明やコンセントも完備
インナーテラスの収納部分の下は、愛犬の寝床やトイレスペースにしても
収納力抜群の土間。床や壁は汚れに強く、小物をフックにかけるのに便利な有孔ボードやハンガーパイプもある。奥のドアはドッグランに通じている
キッチンの前にはちょっとした作業に便利なデスクコーナーを用意
土間にあるマルチシンクの周りはタイル張りで、水はねしても安心
玄関の宅配ボックス。愛犬が騒ぐことなくスムーズに荷物を受け取れる
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家中どこでも楽しく過ごせる愛犬思いの工夫が満載
(株)タクミ・タクミ一級建築設計事務所家の中でも外でも、ペットと楽しく過ごせるように──。自身も愛犬と暮らす設計士が手掛けた住まいには、ペットとの暮らしを知るプロならではの知識とアイデアが至る所で活かされています。
玄関横にはペットカートなどが保管できる2畳の土間を設置。玄関ホールにも愛犬の散歩グッズやトイレ用品をひとまとめにしまえる収納を作り、下の空間はペットトイレを置くことを想定して消臭効果のある壁で囲みました。オシッコの飛び散り汚れを防ぐため、壁にはマグネットでペットシーツを貼れるようになっています。
そしてこの玄関ホール、ペットドアを通り抜けて先へ進むと階段の周りを回遊できる「室内ドッグ
ラン」としても使うことが可能。天気が悪く外に出られない日も家の中でのびのびと遊び、疲れたら階段下のフリースペースで一休み。リビングの奥にも家族の様子を見渡せる位置にペットスペースがあり、愛犬がその時の気分で「自分専用の居場所」を使い分けることができます。
キッチンとダイニングの間に設置した鍵付きの造作スライドドアや、滑りにくく汚れを落としやすいフローリング材、ニオイを脱臭し室内の空気を清潔に保つ循環ファンなど、人とペットが安全で快適に生活できる設備も充実です。
リビングの壁紙は木目をベースに犬の足跡をあしらった遊び心のあるデザイン。コーナーには愛犬が家族のそばでくつ
ろげるペットスペースを用意
リビングと行き来できる人工芝のドッグラン。長方形の形状でボール遊びも楽しめる
ペットのトイレスペースとお散歩・トイレグッズ収納
玄関の脇にはお湯の出る水洗を設置
玄関脇の土間収納は2畳分の広さでたくさん収納できる
リビングの様子が見渡せるように設計されたキッチン。スライドドアを閉めれば調理中も安心
洗面台横のカウンターはシャンプー後の愛犬を乾かすのに便利
ペットや子どもの遊び場に最適な階段下スペース
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木を知り尽くす棟梁の技が結集風格と安らぎの木造建築
白圡建築工房風格あるたたずまいが目を引く、木造の日本家屋。それもそのはず、手掛けたのは宮大工の経験を持つ棟梁。木造建築を知り尽くした匠が、伝統の技を駆使して木の魅力にあふれた自宅兼モデルハウスを造り上げました。
棟梁の大切な家族のひとりが、8歳になる柴犬のヒメちゃん。調湿機能やリラックス効果に優れた木の家は、人と同様、犬にとっても心地よく過ごせる理想的な住環境だといいます。
玄関に入ってまず目に飛び込んでくるのは、高さ6メートルを超える2本のヒノキの柱。さらに、広さ40畳のリビングに移ると、巨大なケヤキの一枚板のテーブルが存在感を放ちます。床から腰壁、梁、天井まで天然木をぜいたくに用いた空間は、人とペットを心安らぐ清浄な空気で包み込みます。
広々としたリビングの一画には、吹き抜けになった2階に向かって一風変わった柱がそびえます。ヒノキの木を節ごと使ったもので、なんと「木登り」が楽しめるのだとか。木の個性を生かす匠ならではの技と発想が、端正な住まいに遊び心を添えます。
そして、伝統と現代の利便性の融合を象徴する設備がホームエレベーター。車椅子やペットを抱えての移動にも制約なく、快適に暮らすことができます。
リビングに置かれたケヤキの一枚板のテーブルは長さ約4 メートル! 木の美しさと迫力に圧倒される
木が持つ迫力と繊細さを巧みに活かした木造建築。和室には細部まで匠の技が光る
日本画を大胆にあしらった天井
古き良き和の住まいには、ホームエレベーターを備えた先進のバリアフリー住宅の一面も
棟梁の愛犬、ヒメちゃん
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この施工事例を担当した企業
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
AMILIE編集部
ペットは大切な家族の一員として、私たちと同じ住環境で暮らしています。ほんの少しペットの目線になることで人もわんちゃん・ねこちゃんも、ともに安心・安全・快適に暮らせる新しい住まいが見えてくるかもしれません。私たちの心をいつも豊かにしてくれるペットのためにも、家族みんなの笑顔があふれる住まいについて考えていくこと。それが、「愛犬家住宅・愛猫家住宅」。
愛犬・愛猫と幸せに暮らす住まい工夫事例をお届けします。
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