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犬と猫、相性の良い組み合わせは?仲良く暮らせる品種や同居が難しい組み合わせを解説!

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    この記事を書いた人
    丸山瑞季
    SEO対策を行なった記事作成が得意。犬と猫、どちらの記事も対応可能。
    (マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)
    「犬と猫を一緒に飼いたい」と考えている方の中には、性格や習性の違いから「本当に仲良くできるの?」と不安に思う方も多いかもしれません。

    犬は人と過ごす時間を大切にし、猫は自由な時間を好むため、相性を見極めることが大切です。

    この記事では、犬と猫の相性や仲良く暮らせる組み合わせ、ストレスなく暮らせる環境づくりについて解説します。

    相性が良い「犬×猫」の特徴

    相性が良い「犬×猫」の特徴
    犬と猫を一緒に飼うときは、お互いの性格が合うかどうかが大切です。

    ここでは、犬と猫の相性を考えるポイントをご紹介します。

    犬と相性の良い猫の特徴

    犬と仲良くなりやすい猫は、穏やかで適応力のある性格の子が多いです。

    特に社交的な猫は、新しい環境やほかの動物を受け入れやすく、犬との暮らしにも自然になじみやすいでしょう。

    また、元気さのバランスも大切です。

    犬がとても活発だと、猫が落ち着かないことがあるので、ほどよい運動量の猫が向いています。

    例えば、遊び好きな猫なら好奇心旺盛な犬と楽しく過ごせますし、のんびりした猫なら静かな犬のほうが安心できます。

    さらに、子猫のうちから犬と触れ合っていると、犬の動きや習性に慣れやすく、関係がスムーズになりやすいです。

    猫と相性の良い犬の特徴

    猫と仲良くなりやすい犬は、優しくて穏やかな性格の子が多いです。

    猫は慎重な性格なので、元気すぎる犬だとびっくりしてしまうことがあります。

    猫のペースに合わせて行動できる犬なら、自然と仲良くなれるでしょう。

    また、静かに過ごせる犬も猫との相性が良いです。

    猫は大きな音が苦手なので、吠えが少ない犬や静かで落ち着きのある犬のほうが猫との暮らしに向いています。

    さらに、新しい環境に慣れやすい犬ほど、猫との生活にも適応しやすくなります。

    猫は気まぐれなので、犬がその変化にうまく対応できると、お互いにストレスなく快適に過ごせるでしょう。

    犬と相性の良い猫種

    犬と相性の良い猫種
    猫が犬と仲良く暮らせるかどうかは、猫の種類や性格によるところが大きいとされています。

    ここでは、特に犬と仲良くなりやすい猫種についてご紹介します。

    アメリカンショートヘア

    アメリカンショートヘアは、社交的で好奇心旺盛な性格を持つ猫種です。

    犬と一緒に過ごすことにも適しており、新しい生活環境にもすぐに馴染めるでしょう。

    また、遊び好きな一面を持っているため、運動量が多い犬とも楽しく過ごせます。

    一緒に遊んだり、追いかけっこをしたりする姿がよく見られる猫種で、犬の元気さにもついていけるタイプです。

    犬と遊ぶことは好きですが、しっかりとした自立心を持っているため、時には一人の時間を大切にすることも。

    犬があまりにしつこく構いすぎると、少し距離を置きたがることがあります。

    ラグドール

    ラグドールは、穏やかで愛情深い性格の猫種です。

    人との触れ合いを好み、家族に対して深い絆を築くタイプなので、犬と一緒にくつろいだり遊んだりする様子が見られるでしょう。

    また、適応力が高く、新しい環境に対してもストレスを感じにくい性質を持っています。

    犬と一緒に過ごすことに対しても警戒心が少なく、ゆっくり時間をかけて仲良くなっていけます。

    新しい家族として犬を迎えても、焦らずゆっくり関係を築いていける猫種です。

    ただし、犬が活発すぎる場合、ラグドールが負担を感じることもあるため、注意が必要です。

    スコティッシュ・フォールド

    スコティッシュ・フォールドは、おっとりとした性格で知られ、犬との暮らしにも向いている猫種です。

    人懐っこく、他の動物にも比較的フレンドリーなため、新しい環境や相手に馴染みやすい特徴があります。

    穏やかで控えめな性格で、犬が近くにいてもストレスを感じにくく、一緒に過ごす時間を楽しめるでしょう。

    また、適応力が高く、犬がいる環境でも落ち着いて過ごせたり、争いを避けたりする温厚な性格をしています。

    特に、静かで穏やかな犬種とはより仲良くなりやすいでしょう。

    メインクーン

    メインクーンは、体が大きく堂々とした姿をしているものの、性格は非常に穏やかで社交的な猫種です。

    人や動物との関係を築くのが得意で、「犬のような猫」とも呼ばれるほど親しみやすい性格を持っています。

    他の動物と一緒に過ごすことが好きで、犬とも上手に距離を取りながら仲良く暮らせるでしょう。

    特に、メインクーンのオスは甘えん坊な性格の子が多く、犬と遊んだり寄り添ったりする姿がよく見られます。

    一方で、メスは独立心が強く、自分のペースを大切にする傾向があります。

    猫と相性の良い犬種

    猫と相性の良い犬種
    穏やかで社交的な犬種は猫との暮らしにも向いており、互いにストレスなく過ごせます。

    ここでは、猫と相性が良いとされる犬種をご紹介します。

    ゴールデン・レトリーバー

    ゴールデン・レトリーバーは、優しく穏やかな性格で知られ、多くの家庭で愛されている犬種です。

    人懐っこくフレンドリーなため、猫ともすぐに仲良くなれる傾向があります。

    相手に合わせた接し方ができるので、猫の性格に応じて適度な距離を保ちつつ、ゆっくり関係を深められるでしょう。

    また、ゴールデン・レトリーバーは学習能力が高く、環境の変化にも適応しやすい犬種です。

    猫と過ごすうちにルールを覚え、猫のペースを尊重しながら暮らせます。

    遊び好きな猫とは楽しく遊び、おっとりした猫には優しく寄り添うことができるため、猫と過ごす時間が穏やかで快適なものになるでしょう。

    ラブラドール・レトリーバー

    ラブラドール・レトリーバーは、活発で遊び好きな一方で、とても社交的で愛情深い犬種です。

    猫との暮らしにも向いており、適切な接し方を学べば、問題なく猫と良好な関係を築けるでしょう。

    特に、子猫と一緒に過ごすと、親代わりのような行動をとることもあり、優しく守る姿が見られることがあります。

    さらに、ラブラドール・レトリーバーは状況に応じて行動を切り替えるのが得意です。

    遊ぶときは元気いっぱいですが、猫が静かに過ごしたいときには落ち着いてそばにいることもできます。

    マルチーズ

    マルチーズは、小型犬の中でも穏やかでフレンドリーな性格を持つ犬種です。

    人懐っこく甘えん坊なため、家族の一員としての意識が強く、猫とも仲良くなれることが多いです。

    飼い主さんに対する信頼関係をしっかり築けている場合、猫がいても落ち着いて過ごせるでしょう。

    一方で、マルチーズは個体差があり、神経質な子もいるため、猫との相性をしっかり見極めることが大切です。

    新しい環境に慣れるまでは、猫と接する時間を少しずつ増やしながら、ストレスを感じないようにしてあげましょう。

    猫が遊び好きなタイプなら、マルチーズの活発な一面と相性が良く、一緒に遊ぶ姿が見られることもあります。

    パグ

    パグは、落ち着きがあり、陽気でフレンドリーな性格の犬種です。

    温厚な性格で猫にも寛容なため、一緒に過ごすことに抵抗を感じにくい傾向があります。

    猫が慎重な性格でも、パグの優しい態度によって徐々に打ち解けていけるでしょう。

    また、パグは遊び好きな一面もあるため、活発な猫とは相性が良いことが多いです。

    一緒にじゃれ合ったり、追いかけっこをしたりと、楽しい時間を共有できるでしょう。

    ただし、嫉妬心が強い個体もいるため、猫を迎える際は、パグ自身が安心できる環境を整え、十分な愛情を注ぐことが大切です。

    相性が悪い「犬×猫」の組み合わせ

    相性が悪い「犬×猫」の組み合わせ
    犬と猫のどちらもお互いのペースを大切にしながら過ごせると理想的ですが、なかには相性が悪くなりやすい組み合わせもあります。

    ここでは、犬との同居が難しい猫や、猫との暮らしに向かない犬種について解説します。

    犬との同居が難しい猫の特徴

    すべての猫が犬と仲良くできる訳ではありません。

    特に警戒心が強くて神経質な猫は、犬との共同生活に向いていないことが多いです。

    犬が元気いっぱいに動き回ると、猫が驚いて隠れたりストレスを感じたりすることがあります。

    また、臆病な猫は新しい環境に慣れるのに時間がかかるため、犬が近くにいることで落ち着かないかもしれません。

    さらに、7歳以上の高齢猫は静かに過ごしたい傾向があり、活発な犬と暮らすとストレスになることがあります。

    若い犬が遊びに誘っても、高齢の猫はうまく対応できず、疲れてしまうこともあるでしょう。

    また、飼い主さんへの甘えが強い猫は、犬がいることで嫉妬してしまうことがあります。

    その結果、ストレスを感じたり、行動が変わったりすることもあるため、猫の性格をよく考えたうえで犬と一緒に暮らすか判断することが大切です。

    猫との同居が難しい犬種もいる

    犬種によっては、猫との同居が難しいことがあります。

    特に、狩猟本能が強い犬種は、小さな動物を追いかける習性があるため、猫を獲物のように見てしまうことがあります。

    例えば、ジャック・ラッセル・テリアやヨークシャー・テリアなどのテリア系の犬種は、もともと小動物を追いかける本能が強いため、猫との暮らしには注意が必要です。

    また、シベリアン・ハスキーやボルゾイのような大型の猟犬も、動くものを見ると本能的に追いかけてしまうことがあります。

    猫に興味を持ちすぎると、猫が怖がってしまい、落ち着かない環境になってしまうことも。

    さらに、よく吠える犬種や警戒心が強い犬種は、猫が驚いたりストレスを感じたりする原因になりやすいです。

    ポメラニアンやミニチュア・シュナウザーのような警戒心が強い犬は、猫との暮らしに向いていないことがあります。

    犬と猫の相性が良いか見分ける方法

    犬と猫の相性が良いか見分ける方法
    犬と猫を一緒に飼う場合、すぐに仲良くなる子もいれば、性格の違いから距離を置きたがる子もいます。

    無理に関係を築こうとするとストレスの原因になってしまうため、ゆっくり時間をかけることが大切です。

    最初はお互いに緊張して距離を取ることが多いですが、少しずつニオイを嗅いだり、興味を示したりするようになります。

    このとき、どちらかが警戒して唸ったり威嚇したりする場合は、無理をせず距離を取りながら様子を見ましょう。

    相性の良い犬と猫は、時間とともに自然と打ち解けていきます。

    お互いに遊びに誘うようになったり、リラックスして過ごせるようになれば、良い関係を築ける可能性が高いです。

    遊びとケンカの境界線を見極めよう

    犬と猫がじゃれ合っている様子はとても微笑ましいですが、時には遊びがエスカレートしてケンカに発展してしまうことも。

    これを見極めるには、体の動きや鳴き声に注目するのがポイントです。

    例えば、遊んでいるときは軽く猫パンチをする程度ですが、唸り声を出したり、噛みつく動作が激しくなったりすると、緊張が高まっている可能性があります。

    特に、犬が猫を追いかけ回していたり、猫がしつこく絡んでいる場合は注意が必要です。

    猫は不利になると素早く逃げる習性がありますが、犬が興奮しすぎてしまうとケガの原因になることも。

    犬が猫を追い詰めてしまう状況にならないよう、飼い主さんが適度に遊びを調整しながら見守ることが大切です。

    また、猫の爪が伸びすぎていると、犬の目などを傷つけてしまう恐れがあるため、定期的に爪を切っておきましょう。

    距離を縮める環境づくり

    一方が強く嫌がる様子を見せたり、攻撃的な態度を取る場合は、無理に一緒にさせるのではなく、生活空間を分けることを検討しましょう。

    例えば、猫は高い場所を好むため、キャットウォークや棚を設置すると、犬の動きを避けながら安心して過ごせる空間になります。

    一方で、犬は広い場所で遊ぶことを好むため、それぞれのペースに合わせた居場所を確保することが大切です。

    おすすめは、強化ダンボールを使用した「にゃんボールMAG」。

    犬の動きを避けられるだけでなく、丈夫で通気性の良い設計なので、猫が安心してくつろげるスペースになります。

    また、犬と猫の行き来を自然にコントロールするために、くぐり戸付きのペットドア「わんにゃん Smile」を活用するのもおすすめです。

    猫と犬の相性を考えて同居を決めよう

    犬と猫を一緒に飼うには、事前にしっかりと準備を整え、それぞれの性格や習性を理解することが大切です。

    すぐに仲良くなれる場合もあれば、時間が必要なこともあります。

    無理に距離を縮めるのではなく、お互いが安心して過ごせる環境を整えながら、少しずつ関係を築いていきましょう。

    家族みんなが気持ちよく過ごせるように、慎重に検討したうえで迎え入れる準備をしてくださいね。
     
    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
    丸山瑞季
    SEO対策を行なった記事作成が得意。犬と猫、どちらの記事も対応可能。
    (マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)