平松建築株式会社

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生涯コストを考えた賢い住まいで豊かなライフデザインを

あらゆるデータを測定し住み心地と性能を追求

　「人と地球と財布に優しい大満足の家」をコンセプトに掲げる平松建築は、「夏涼しく、冬暖かい」「光熱費を抑えられる」「老後を見据えた間取り」「災害に強い」を重視して家づくりを行っている。自らを「データ主義」を称する平松社長は、家づくりにおけるリスクやコストを数値化。自宅や社員宅をモニターとして、VOC(化学物質)やCO2濃度、温度、湿度といったあらゆるデータを計測するほか、実際にかかったメンテナンス費用や光熱費などを計算、提示している。

　このようにデータを重視するのは、建築費用と同じくらいランニングコストを意識しているから。例えば、化学物質を排除し、最適な室温・湿度を保つ家なら、光熱費や医療費も少なくて済む。ワンちゃんとの暮らしもより安心で充実したものになるという考えからだ。

　データに基づく提案は大きな説得力を持つが、平松社長は合理性一辺倒ではなく、「人とワンちゃんの幸せをお手伝いしたい」と願う愛犬家の一人。2020年より愛犬家住宅に加盟し、愛犬家住宅コーディネーターの資格も取得している。資金計画やライフプランニングにも精通しているので、「どんな家にしたいか」ではなく「どんな人生を送りたいか」を相談してみよう。

家を守るような大きな屋根が特徴の平屋。外壁はガルバリウム鋼板にフッ素焼き付け塗装を施し、20年間劣化を防ぎます。

部屋になじむ木製のフェンスを設けたワンちゃん専用スペース。壁面から化学物質を排出するWB工法は、床面近くで過ごすワンちゃんの健康にも最適と言われています。

青々とした芝生を全力で走り回れるドッグスペースは、まるで公園のよう。周囲をフェンスで囲っているので安心です。

タイル貼りのワンちゃんスペースには、お散歩グッズやごはんなどペット用品をまとめて置いておけます。

静岡県　Oさん
延床面積　27.03坪(89.35㎡)
敷地面積　137.99坪(456.19㎡)
家族構成　ご夫婦＋お子さん1人＋ワンちゃん1匹(リュウ：ミックス・9歳・男の子)
竣工　2016年7月

「家づくりは人生づくり」悔いのない住宅を届けたい

代表取締役　平松　明展
磐田市出身。大工として100現場近くの解体・修繕に携わる。2009年、平松建築を創業。コストとリスクを最小化した住まいの提案を行う。業界誌での取材、住宅業界関係者への講演多数。趣味は読書、キャンプ、犬の散歩。2021年、著書『お金の貯まる家3.0』（カナリアコミュニケーションズ）を出版。愛犬は「ラッキー」（ラブラドールレトリバー・2歳・男の子）。

　当社では「家づくりは人生づくり」と考え、豪華な設備が揃った家よりも家族の健康や教育、趣味を楽しめるような家をお届けしています。いかに楽しく、わくわくした気持ちで暮らせるかということを大切にしているので、住宅建築は目的というより、豊かな時間を過ごすための手段をお考えください。

　後悔のない家づくりをするためには、ご家族のライフプランから適切な資金計画を立て、将来にわたって安心して暮らせる家を建てることが大切です。その意味で「長持ちする」という点は特に重要だと考えています。わたしは平松建築を創業する前の10年ほど、大工職人として住宅の解体や修繕に携わってきました。その時にわかったのは、「通気性が低い家は傷みやすい」ということです。世界最古の木造建築である法隆寺は通気性が高いため、木材が劣化することもシロアリの被害を受けることもなく、1300年にもわたってその姿をとどめています。こうしたことから、住宅建築における通気性の重要性を実感し、壁面から通気するＷＢ工法を採用しています。

　壁面から屋外へ化学物質や湿気を逃がし、快適な住空間を保つＷＢ工法は、ワンちゃんのいるお宅とも相性抜群です。室内に漂う化学物質は空気中の水分と結合して床面付近にたまりやすいため、人よりもワンちゃんの体に影響しやすいといえます。私もワンちゃんが大好きなので、健康で長生きしてほしい、幸せな「犬生」を送ってほしいと願っています。

　家づくりにあたっては、時代に合った資金計画を考えていただきたいと思います。工務店は家づくりのことばかりお伝えしがちですが、土地探しや資金計画も非常に重要です。資産形成や運用の大切さを1人でも多くの方にお伝えしたいと思い、書籍『お金が貯まる家3.0』を執筆しました。年金問題等で老後に不安を抱える方が多い中、コストやリスクを最小化して豊かな暮らしを送る、「人生づくり」のための家づくりを提案しています。家づくりを機にライフプランや資産形成についてもしっかり考え、よりよい人生にしていきましょう。