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一戸建ての場合、愛犬も階段を上り下りすることもあるかと思います。
しかし、階段の上り下りは愛犬にとって転落や骨関節への負担などの心配もあります。
この記事では
「愛犬が階段に入るのを防ぐペットゲート」と
「階段が犬に及ぼすダメージやリスク」
を解説します。
階段への犬の侵入防止柵の種類・アイテム
犬が階段へ侵入しないようにするために設置する柵は、その設置方法によっていくつかの種類に分けられます。
まずは柵の種類を知っておき、目的や自分のお家に合った柵を利用するようにしましょう。各タイプのおすすめの柵も紹介しますので、参考にしてください。
壁固定タイプの柵
壁や柱に穴をあけて、ネジなどで固定するタイプの柵です。
他の柵よりも固定する力が強いのが特徴です。元気のいい犬や、力の強い大型犬を飼っている場合などにおすすめです。
柵の部分がロールのものや、スライド式に開閉できるものなど、様々な種類を持った柵があります。
壁に穴をあけることになるので、賃貸の住宅では利用できないことが多いのが難点ですね。
壁固定タイプの柵1.キディガード アシュア
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こちらはロール式ベビーゲートです。赤ちゃんだけでなく、愛犬が階段に侵入するのを防ぐにも利用できます。
ロール式で開け閉めが簡単!メッシュ素材で耐久性や衝撃性に優れています。
ネジで固定するタイプなので、開けている時に場所を取らないのもよいですね。
北欧スウェーデン製のスタイリッシュなデザインとカラーでインテリアに溶け込みやすいです。
壁固定タイプの柵2.スルするーとゲイト
スルする〜とゲイト(1個)【日本育児】[ベビーゲート セーフティゲート バリアフリー]
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『スルするーとゲイト』はシンプルながら便利な機能がついた柵です。
こちらもロール式なので開放時に広く通路を確保でき、幅に合わせて設置できるものポイントです。
「タイマーロック方式」を採用しているので、好きな時間でロールを閉めることができて閉め忘れも防げます。
突っ張りタイプ
突っ張りタイプとは、両サイドを突っ張り棒で固定するタイプの柵のことです。
ネジなどを利用して柵を広げていき、階段の内側から外に向けて力をかけます。しっかりと力をかけて固定すれば、犬の力でもぶれないので安心です。
女性でも簡単に設置できるので手軽に利用できて取り外しも簡単なので、人気のタイプとなっています。
ただし長く利用すると、突っ張りの力によって徐々に壁が広がり、柵の固定が緩んでペットが通り抜けてしまう可能性があります。
突っ張りタイプの柵1.スカンジナビアン ペットフェンス トール
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1947年デンマークで誕生した『スカンジナビアンペットデザイン』のペットゲートです。
こちらは高さ105cm、大型犬用です。
福祉大国デンマーク製で、 安全性と使いやすさを第一に考え研究とテストが行われています。
カラー展開は白と黒。北欧ならではのシンプルでモダンなデザインもすてき!
突っ張りタイプの柵2.拡張型ベビーゲート
幅が広い場所にはこちらがおすすめ!
最小74cm〜最大191cmの幅で設置可能なゲートです。
拡張フレームが4枚ついていますので、フレームの組み合わせと突っ張り加減でさまざまな場所にフィットしやすいゲートです。
片手で簡単に開け閉めできるワンタッチ開閉式で、前後どちらにも開きますので出入りがスムーズです。
オートクローズ仕様なので閉め忘れも予防できます。
置くだけタイプ
「置くだけタイプ」は、特に固定をせずに置くだけでいい柵です。
設置に特別な作業が必要ないのが大きなメリットです。壁に傷や穴を生まないのも嬉しいポイント。
ただし、置いているだけなのでずれやすく、犬が階段に侵入してしまう可能性があります。
置くだけタイプの柵1.extail オーダードッグゲート
確かな技術と品質のブランド『extail(エクステイル)』では、住まいに合わせてオーダーメイドもできます。
設置したい場所の寸法や使用用途などの丁寧なヒアリングによって、理想のペットゲートを作ってもらえるところが魅力です。
既製品のペットゲートはカラー展開が限られていますが、extailでは可能な限りお好みの色を再現してくれます。
置き型タイプのほか、壁に取り付けて固定できる仕様もオーダーできます。
AMILIE webカタログでは、
実際にオーダーされた例をたくさんご紹介しておりますのでぜひご覧ください♪
▶︎サイズも素材も色もお好みで!『extail』のオーダーメイドなペットゲート
置くだけタイプの柵2.ペットおくだけとおせんぼ ウォークスルーS/L
簡単に設置できる置き型のドッグゲートです。
取り付ける場所の幅にあわせてサイドパネルを片方、または両方取り外して幅を変更できます。
手がふさがっていても押すだけで開くドア付きで、ドアが自動で閉まるオートアシスト機能付きです。
「片開きパーツ」を下に回すことで、ドアを片開き状態にできます。
「当たっても痛くない、でも破れにくい」という強化メッシュを使用しており、衝撃に弱い超小型犬や老犬にやさしい仕様であることも魅力です。
折りたたむと厚みが約10cmになるのでコンパクトに収納できます。
階段が愛犬に与えるリスク
体に負担がかかる
犬が階段を上る時には、後ろ足だけで体を支えることになるので、腰に負担がかかってしまいます。
階段を下りるときにも、前足で踏ん張る姿勢や着地の衝撃が体に大きな負担をかけてしまうのです。腰の椎間板ヘルニアなどの病気を引き起こすことにもなりかねません。
人間にとっては小さな段差ですが、犬の体からしたら自分の体と同じくらいの高さを飛んでいるので、それだけ負担も大きいのです。
またツルツルした階段だと、足が滑ってしまい股関節を痛めることがあります。勢いよく着地したときに滑ると、滑りも大きくなってしまうので危険です。
階段から落ちる可能性がある
犬は下るのが苦手です。だからこそ、足を滑らせて転倒してしまう可能性があるのです。
階段の場合、一度落ちるとそのまま階下へと転げ落ちてしまいます。犬の体は人間ほど強くないので、落ちた衝撃で骨折したり、内臓を痛める可能性すらもあります。
特に、段差の大きな階段などはけがをしやすいので注意してください。
まとめ
愛犬と暮らすご家庭におすすめの柵と柵を付けたほうがいい理由を紹介しました。
柵にも色んなタイプがありますので、家に合わせて設置してみてください。
階段は犬にとっては危険がある場所です。
ぜひ柵をつけることで愛犬を守ってあげてくださいね♪
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この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
勝部 千尋
「書く・聴く・伝える」
執筆&犬猫お悩み相談『毛玉生活』運営
ライター/犬猫相談員
経歴
静岡県沼津市出身/京都芸術大学卒
大学卒業後、オーストラリアにワーキングホリデーと...
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愛犬家住宅コーディネーター