目次
小さな体にゴージャスな被毛、つぶらな瞳が可愛いポメラニアン♪
しかし性格は意外にも勇敢で警戒心も強く、音に反応して吠えやすい傾向があります。
今回はポメラニアンの性格やしつけのポイント、豆知識を解説すると共に、
ポメラニアンと幸せに暮らすための住まいの工夫ポイントを6つご紹介します♪
ポメラニア地方では古くから様々なスピッツが飼育されており、中型のスピッツを小型化して生まれたのがポメラニアンです。
しかし、初めて品種化を達成したのはポーランドという説もあります。
ドイツ語の呼び名に「スピッツ」とあるように、ポメラニアンの祖先はスピッツ。北方のサモエドも作出に関わっていると言われています。
ポメラニアンは「フォクシーヘッド(=キツネのような頭部)」と言われるシャープな輪郭や鼻先をしています。目はアーモンド型、耳は小さな三角、マズルは短めで、ポメラニアンは小型ながらもスピッツに似た風貌です。
高い位置にあるしっぽは背に向かってカールしており、飾り毛が豊かです。四肢の後ろにも豊かな飾り毛があり、頭の周りにはライオンのようなたてがみがあります。
ポメラニアンはダブルコートで、長い上毛と柔らかい下毛の豊かな被毛が特徴。この豊かな被毛はサモエドが強く影響していると考えられます。豊かな被毛でわかりづらいですが、体型は程良く引き締まっています。
18世紀イギリスの画家トマス・ゲインズバラが描いた等身大の結婚肖像画『ウィリアム・ハレット夫妻』には、スピッツに似た中型の白い犬が描かれています。この犬がポメラニアンの祖先の姿ではないか?と言われているんです。
16世紀のイギリスではすでにポメラニアンに似た犬の記録があり「フォックス・ドッグ」と呼ばれていました。(やっぱり「キツネに似ている」と感じたのでしょうか!?)
フォックス・ドッグは19世紀後半までイギリスで一般的ではなかったため、ゲインズバラが絵画のモデルにするためドイツから連れてきたのではないか、という説もあります。
たぬき顔のポメラニアンは交配を重ねて生まれたタイプで、マズルが短めでタヌキのような丸顔・童顔であることが特徴です。たぬき顔の子はきつね顔の子より小柄で、耳も小さい傾向があります。
生後1ヶ月頃から顔立ちの個性が出てきますので、愛犬の成長が楽しみですね♪
小型犬で可愛らしいポメラニアンですが、その性格には勇敢さがあります。警戒した時に吠えてしまいやすく、特に音に敏感な傾向があります。
基本的にフレンドリーで甘えん坊な気質なので多頭飼育もしやすい犬種ですが、無駄吠えや攻撃を防ぐために丁寧なトレーニングが必要です。
無駄吠えを軽減させるには「社会化」が大きなポイントとなります。
生後3ヶ月頃までは「社会化期」と呼ばれる、犬が自分以外の存在に慣れていく大切な時期。家族以外の人や他の犬、さまざまな音に慣れることで、過剰に警戒しなくても平気でいられるようになります。
しかし、社会化期に外部との関わりが少ないと、知らない人や犬、音などの外部刺激に対して神経質になりやすいと言われています。
物事に過剰に吠えてしまう「無駄吠え」は社会化不足が大きな原因となります。しつけで無駄吠えを抑制するとともに、日々のお散歩やお出かけでさまざまな経験をすることも大切です。
知らない世界に最も順応しやすいのが社会化期と呼ばれる時期ですが、犬の社会化は一生かけて行っていくもの。この時期を過ぎてしまっても、ゆっくり根気強く愛犬が外の世界に慣れていけるよう経験させてあげることが大切です。
防音・遮音のアイテムを取り入れて外部からの音を軽減すると、愛犬が音に反応するのを軽減できるでしょう。また、愛犬の吠える声を外に響かせにくくすることでご近所への配慮にもなります。
・ぶつかると危ない家具の角を保護する
・トイレの粗相を掃除しやすい床に変える
・愛犬の居場所をトイレと近くする
・滑りにくい床に変える
など、高齢になっても愛犬が安心安全に暮らせるよう愛犬の年齢に合わせて住まいの工夫も更新していくことが大切です。
一気に全てを変えてしまうと、愛犬が環境の変化にストレスを感じる恐れがあります。必要になってから一気に変えるのではなく、徐々に取り入れて慣れさせていくことがポイントです。
1窓あたり約60分でリフォームが完了するので取り入れやすいです!
遮熱効果だけでなく、外の騒音もカットするメリットも♪
暑さ対策も無駄吠え予防対策もできるため、ポメラニアンとの暮らしにオススメです!
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・適度なグリップ力による足の滑り防止
・耐水性がありアルコール除菌剤や洗剤も使用可能
・床材の傷付きを防ぐ保護効果
など、愛犬との暮らしに嬉しいメリットがあります。
シニア期以降の愛犬には特に、ワンラブコートで床から安心をサポートしてあげたいですね!
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シャーク独自の新開発ヘッド『ハイブリッドパワークリーン』は、ブラシロールに髪やペットの毛が絡まないところも大きな特徴。付属のミニモーターヘッドも毛が絡まず使いやすいです♪
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ポメラニアンが「原始的な犬・スピッツ」の犬種グループに分類されていること、ちょっと意外ですよね!ポメラニアンはスピッツやサモエドなどをルーツとした犬種ということも関係し、音に反応しやすく抜け毛が気になりやすいという特徴があります。また、骨が弱い傾向があるので骨折にも注意が必要です。このような点を住まいからカバーし、ポメラニアンちゃんとの暮らしをもっと安心・安全・快適にしていきましょう♪
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しかし性格は意外にも勇敢で警戒心も強く、音に反応して吠えやすい傾向があります。
今回はポメラニアンの性格やしつけのポイント、豆知識を解説すると共に、
ポメラニアンと幸せに暮らすための住まいの工夫ポイントを6つご紹介します♪
ポメラニアンってどんな犬種?
原産国はドイツ
「ポメラニアン」という名称は、バルト海に面しドイツ北東部からポーランド北西部にまたがる「ポメラニア地方」にちなんで名付けられました。ポメラニア地方では古くから様々なスピッツが飼育されており、中型のスピッツを小型化して生まれたのがポメラニアンです。
しかし、初めて品種化を達成したのはポーランドという説もあります。
犬種グループは「原始的な犬・スピッツ」
小型の家庭犬として人気のあるポメラニアンですが、ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種グループは「9G家庭犬」ではなく「5G原始的な犬・スピッツ」です。ドイツ語の呼び名に「スピッツ」とあるように、ポメラニアンの祖先はスピッツ。北方のサモエドも作出に関わっていると言われています。
小さなスピッツ?
ドイツでは「ポメラニアン」と呼ばれておらず「ツヴェルク・シュピッツ(Zwergspitz)」と呼ばれています。ツヴェルク(zwerg)は「小さい」、シュピッツ(spitz)は「尖った」という意味で、ポメラニアンの小さな身体とスッとしたマズルの輪郭がイメージされます。ポメラニアンは「フォクシーヘッド(=キツネのような頭部)」と言われるシャープな輪郭や鼻先をしています。目はアーモンド型、耳は小さな三角、マズルは短めで、ポメラニアンは小型ながらもスピッツに似た風貌です。
体型の特徴
ポメラニアンは体高21cm±3cm、体重は1.5〜3kg程度の小型な犬種です。高い位置にあるしっぽは背に向かってカールしており、飾り毛が豊かです。四肢の後ろにも豊かな飾り毛があり、頭の周りにはライオンのようなたてがみがあります。
ポメラニアンはダブルコートで、長い上毛と柔らかい下毛の豊かな被毛が特徴。この豊かな被毛はサモエドが強く影響していると考えられます。豊かな被毛でわかりづらいですが、体型は程良く引き締まっています。
ポメラニアンの豆知識
絵画に見るポメの祖先
18世紀イギリスの画家トマス・ゲインズバラが描いた等身大の結婚肖像画『ウィリアム・ハレット夫妻』には、スピッツに似た中型の白い犬が描かれています。この犬がポメラニアンの祖先の姿ではないか?と言われているんです。16世紀のイギリスではすでにポメラニアンに似た犬の記録があり「フォックス・ドッグ」と呼ばれていました。(やっぱり「キツネに似ている」と感じたのでしょうか!?)
フォックス・ドッグは19世紀後半までイギリスで一般的ではなかったため、ゲインズバラが絵画のモデルにするためドイツから連れてきたのではないか、という説もあります。
タヌキ顔とキツネ顔がいる?!
「フォクシーヘッド」と言われるポメラニアンですが、お顔立ちによっては「たぬき顔」と呼ばれる子もいるとのこと!わんこなのにキツネかタヌキかというのはこれいかに?!たぬき顔のポメラニアンは交配を重ねて生まれたタイプで、マズルが短めでタヌキのような丸顔・童顔であることが特徴です。たぬき顔の子はきつね顔の子より小柄で、耳も小さい傾向があります。
生後1ヶ月頃から顔立ちの個性が出てきますので、愛犬の成長が楽しみですね♪
ポメラニアンの性格としつけのコツ
警戒心が強く音に反応しやすい
小型犬で可愛らしいポメラニアンですが、その性格には勇敢さがあります。警戒した時に吠えてしまいやすく、特に音に敏感な傾向があります。基本的にフレンドリーで甘えん坊な気質なので多頭飼育もしやすい犬種ですが、無駄吠えや攻撃を防ぐために丁寧なトレーニングが必要です。
しつけのコツは「社会化」をていねいに行うこと
ポメラニアンは学習能力が高く、しつけトレーニングが難しい犬種ではありません。警戒心が強い傾向があることや音に反応して吠えやすいことは、ポメラニアンという犬種の特徴として理解しておく必要があります。無駄吠えを軽減させるには「社会化」が大きなポイントとなります。
生後3ヶ月頃までは「社会化期」と呼ばれる、犬が自分以外の存在に慣れていく大切な時期。家族以外の人や他の犬、さまざまな音に慣れることで、過剰に警戒しなくても平気でいられるようになります。
しかし、社会化期に外部との関わりが少ないと、知らない人や犬、音などの外部刺激に対して神経質になりやすいと言われています。
物事に過剰に吠えてしまう「無駄吠え」は社会化不足が大きな原因となります。しつけで無駄吠えを抑制するとともに、日々のお散歩やお出かけでさまざまな経験をすることも大切です。
知らない世界に最も順応しやすいのが社会化期と呼ばれる時期ですが、犬の社会化は一生かけて行っていくもの。この時期を過ぎてしまっても、ゆっくり根気強く愛犬が外の世界に慣れていけるよう経験させてあげることが大切です。
ポメラニアンと幸せに暮らすための住まいの工夫6つ
1.暑さ対策をしっかりと!
ダブルコートの豊かな被毛を持つポメラニアンは暑さが苦手です。気温が上がってくる時期からお部屋の室温や湿度を管理し、愛犬の暑さ対策を行ってあげましょう。2.遮音・防音で無駄吠え対策
ポメラニアンは音に反応して吠えやすい特徴がありますので、無駄吠えを抑制するトレーニングだけでなく住まいの工夫も行ってあげましょう。防音・遮音のアイテムを取り入れて外部からの音を軽減すると、愛犬が音に反応するのを軽減できるでしょう。また、愛犬の吠える声を外に響かせにくくすることでご近所への配慮にもなります。
3.換毛期の抜け毛対策
ポメラニアンはダブルコートですので、季節の変わり目に訪れる換毛期には抜け毛が多くなります。日々のブラッシング習慣とともに、抜け毛を掃除しやすい素材の家具を選んだり、抜け毛を除去する掃除アイテムを用意したりしておくと清潔さを保てます。4.骨折に要注意!
ポメラニアンは骨の強度が弱い傾向があるため、転落や飛び降りなどによる骨折に注意が必要です。ペットゲートを設けて階段への立ち入りを制限したり、階段に滑り止めマットを敷いて転落を予防したり、ペットステップを設置してソファーやベッドなどからの飛び降りを予防したりして、おうちの中での骨折を防ぎましょう。5.口内ケアを続ける工夫と収納
ポメラニアンは歯周病になる子が多い傾向がありますので、口内ケアを習慣づけることも大切です。毎日続けるために、愛犬用の歯ブラシや歯磨きシート、歯磨きペーストなどをサッと取り出しやすい場所に収納しておくのがおすすめ。愛犬が歯ブラシを噛んで遊んでしまうと誤飲の危険がありますので、愛犬がイタズラしない場所に収納すると安心です。6.シニア期以降の住まいをアップデート
犬は7歳を過ぎると「シニア期」と呼ばれるようになり、体力・視力・聴力・被毛などに老化のサインが少しずつ表れてきます。ポメラニアンは比較的に長寿の傾向がありますので、シニア期以降の時間が長いことが想定されます。・ぶつかると危ない家具の角を保護する
・トイレの粗相を掃除しやすい床に変える
・愛犬の居場所をトイレと近くする
・滑りにくい床に変える
など、高齢になっても愛犬が安心安全に暮らせるよう愛犬の年齢に合わせて住まいの工夫も更新していくことが大切です。
一気に全てを変えてしまうと、愛犬が環境の変化にストレスを感じる恐れがあります。必要になってから一気に変えるのではなく、徐々に取り入れて慣れさせていくことがポイントです。
ポメラニアンとの暮らしにおすすめのアイテム
1.遮熱も防音も叶う内窓▶︎YKK『マドリモ 内窓 プラマードU』
今ある窓にプラスすることで、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を守ります。1窓あたり約60分でリフォームが完了するので取り入れやすいです!
遮熱効果だけでなく、外の騒音もカットするメリットも♪
暑さ対策も無駄吠え予防対策もできるため、ポメラニアンとの暮らしにオススメです!
▶︎『マドリモ 内窓 プラマードU』詳細はこちら!
2.滑りや汚れから愛犬と飼い主さんを守る▶︎COLORフロアコーティング『ワンラブコート』
実際に愛犬と暮らす技術スタッフの発案により、従来のコーティングに改良を加えてよりペットに最適なフローリングを実現したワンちゃん専用フロアコーティング『ワンラブコート』。・適度なグリップ力による足の滑り防止
・耐水性がありアルコール除菌剤や洗剤も使用可能
・床材の傷付きを防ぐ保護効果
など、愛犬との暮らしに嬉しいメリットがあります。
シニア期以降の愛犬には特に、ワンラブコートで床から安心をサポートしてあげたいですね!
▶︎ワンちゃん専用フロアコーティング『ワンラブコート』詳細はこちら!
3.毛が絡まない掃除機▶︎シャーク「EVOPOWER SYSTEM ADV」
ワンタッチでハンディクリーナーに早変わりするスティッククリーナー!シャーク独自の新開発ヘッド『ハイブリッドパワークリーン』は、ブラシロールに髪やペットの毛が絡まないところも大きな特徴。付属のミニモーターヘッドも毛が絡まず使いやすいです♪
パワーフィンとソフトローラーを組み合わせたシャーク独自のブラシロールがムラなく効率よくゴミをキャッチ!フローリングだけでなく、カーペットに入り込んだゴミもパワーフィンがかき出して吸引します。
▶︎『EVOPOWER SYSTEM ADV』詳細はこちら!
まとめ
ポメラニアンが「原始的な犬・スピッツ」の犬種グループに分類されていること、ちょっと意外ですよね!ポメラニアンはスピッツやサモエドなどをルーツとした犬種ということも関係し、音に反応しやすく抜け毛が気になりやすいという特徴があります。また、骨が弱い傾向があるので骨折にも注意が必要です。このような点を住まいからカバーし、ポメラニアンちゃんとの暮らしをもっと安心・安全・快適にしていきましょう♪
こちらもおすすめ!
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この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
勝部 千尋
「書く・聴く・伝える」
執筆&犬猫お悩み相談『毛玉生活』運営
ライター/犬猫相談員
経歴
静岡県沼津市出身/京都芸術大学卒
大学卒業後、オーストラリアにワーキングホリデーと...
エリア:東京都
愛犬家住宅コーディネーター