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シー・ズーに最適な暑さ対策とは?住まいの工夫や夏のNG行動を解説

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    さかもとはるか
    愛玩動物飼養管理士2級、JKC 公認トリマーライセンスC級を取得。

    シー・ズーは身体的な特徴から体温調節が苦手な犬種とされています。

    夏を快適に過ごしてもらうためには、室温を管理したり、ひんやりグッズを活用したりなどの暑さ対策が欠かせません。

    しかし、「室温はどのくらいをキープすればいいの?」「エアコン以外に暑さ対策をする方法はある?」など暑さ対策に悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。

    本記事では、シー・ズーが暑さに弱い理由や熱中症のサイン、安全に暮らすための住まいの工夫などを解説します。

    シー・ズーが暑さに弱い3つの理由

    シー・ズーが暑さに弱い3つの理由

    シー・ズーは、以下のような理由から、暑さに弱いとされています。

    • 短頭種で呼吸による体温調節が苦手
    • ダブルコートで熱がこもりやすい
    • 地面との距離が近く照り返しの熱を受けやすい

    それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

    理由①短頭種で呼吸による体温調節が苦手

    シー・ズーは鼻が短い短頭種に分類されます。

    犬は全身から汗をかけないため、パンティングと呼ばれる浅く速い呼吸で唾液を蒸発させて、気化熱で体温を下げる動物です。

    短頭種であるシー・ズーは鼻腔や気道が狭く、気化熱で体温を下げるのが苦手といわれています。

    呼吸による体温調節には限界があるため、熱中症になるリスクが高いでしょう。

    理由②ダブルコートで熱がこもりやすい

    シー・ズーは、皮膚を守るオーバーコートと保温効果があるアンダーコートの2種類の被毛を持つダブルコートです。

    密生しているアンダーコートは、被毛の間に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすい傾向にあります。

    気温がそれほど高くない日であっても、体に熱をためこんでしまう恐れがあるため注意が必要です。

    理由③地面との距離が近く照り返しの熱を受けやすい

    シー・ズーは四肢が短く胴長な体型をしているため、地面からの熱を直接受けやすいといえます。

    とくに夏の散歩においては、アスファルトからの照り返しの熱がダイレクトに伝わりやすく、体感温度が高くなります。

    そのため、飼い主さんが涼しいと感じる時間帯であっても、愛犬にとっては危険な暑さかもしれません。

    外出前には必ず飼い主さんが地面を触って、熱くないかを確認するなどの対策が不可欠です。

    シー・ズーの熱中症のサイン

    シー・ズーの熱中症のサイン

    犬は言葉で暑さを伝えられないため、飼い主さんがいち早く愛犬の異変に気付く必要があります。

    ここからは、愛犬の命を守るために見逃してはいけない熱中症のサインを解説します。

    初期症状:パンティング・よだれ・落ち着きがない

    愛犬が以下のような行動をとる場合、熱中症の初期症状の可能性があります。

    • ハアハアという荒い呼吸が治まらない
    • 大量のよだれをポタポタと流し続けている
    • 部屋の中を歩き回り、落ち着きのない様子

    上記のような症状が見られたら、エアコンの設定温度を下げたり、水分補給を促したりして愛犬の体を冷やしてあげましょう。

    初期の段階で素早く適切な処置ができれば、症状の重症化を防げる可能性が高くなります。

    危険な症状:ぐったりする・嘔吐・意識障害

    初期症状から悪化すると、以下のような症状が見られることがあります。

    • 名前を呼んでも反応が鈍い
    • 自力で立ち上がれない
    • 嘔吐や下痢が続く
    • 痙攣や意識の低下が見られる

    上記のような症状は、命の危険があるため即座に動物病院へ向かう必要があります。

    愛犬の体を氷水で冷やしたタオルで包むなどして、少しでも体温を下げながら病院へ向かいましょう。

    シー・ズーの暑さ対策に大切な住まいの4つの工夫

    シー・ズーの暑さ対策に大切な住まいの4つの工夫

    シー・ズーを熱中症から安全に守るためには、毎日の生活環境を整える工夫が欠かせません。

    愛犬が夏でも快適に暮らすための住まいの工夫は、以下のとおりです。

    • 遮熱対策で室温上昇を防ぐ
    • 留守番時もエアコンを管理して適温を保つ
    • ひんやりグッズを用意する
    • 愛犬が自分で移動できる涼しい居場所を用意する

    それぞれのポイントについて詳しく解説します。

    遮熱対策で室温上昇を防ぐ

    シー・ズーと夏を過ごす際には、窓から差し込む直射日光を遮断する対策が不可欠です。

    日差しは室内の空気を暖め、エアコンの冷却効率を下げる原因となります。

    とくに窓に近い場所は日差しが入りやすく、愛犬がその場にとどまり続けると熱中症になる危険があります。

    遮熱対策には、遮光機能の高いカーテンや、窓ガラスに直接貼る遮熱フィルムなどを活用しましょう。

    また、室内からの眺望を確保しながら遮熱対策をしたい方には、「アウターシェード」がおすすめです。

    アウターシェード

    「アウターシェード」は窓の外側で日差しを6〜8割以上カットし、室内に熱が入り込むのを防ぐ日よけです。

    外からの視線はしっかり遮りつつ、部屋の中からは外の景色をそのまま楽しめます。

    使わないときはスッキリ収納できるのもポイントです。

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    留守番時もエアコンを管理して適温を保つ

    シー・ズーを熱中症から守るためには、留守番のときもエアコンをつけたままにしましょう。

    電気代の節約を理由に、外出や就寝のタイミングでエアコンの電源を切ると、室温が上昇し危険です。

    シー・ズーが室内で安全に過ごすためには、室温25度前後、湿度50%程度をキープすることが大切です。

    外出時のエアコンの管理には、「SpaceCore(スペース・コア)」の活用を検討してみてください。

    SpaceCore(スペース・コア)

    「SpaceCore(スペース・コア)」は、スマートフォンの専用アプリを利用して、外出先からエアコンや照明を遠隔で操作する便利なシステムです。

    設定した温度や湿度を検知して、エアコンを起動させて快適な室温をキープ。

    カメラを通して部屋の様子をチェックし、離れた場所からでもペットが快適に過ごしているか見守れます。

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    アルミプレートや冷感マットなどのひんやりグッズを用意する

    エアコンでの温度管理に加えて、床にひんやりグッズを設置するのも熱中症対策に効果的です。

    熱を吸収するアルミプレートや冷感マットを置けば、愛犬のほてった体を冷やせます。

    グッズを設置する場所は、直射日光が当たらず静かな場所を選びましょう。

    シー・ズーの暑さ対策におすすめのひんやりグッズを紹介します。

    アルミプレート

    冷却効果に優れたアルミを使用したアイテムです。体の熱がボードに移り、愛犬の体を冷やす効果があります。

    汚れたときは、タオルなどで拭くだけできれいになるので、清潔に保ちやすいのも魅力です。

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    愛犬が自分で移動できる涼しい居場所を用意する

    シー・ズーが自身の心地よい温度に合わせて、自由に休む場所を選べる環境を作ることも大切です。

    狭い空間に長時間閉じ込めると、熱が逃げ場を失うため熱中症の危険が高くなります。

    反対に、エアコンの効いた部屋や冷感グッズの上は、長く居続けると体が冷えすぎて体調を崩す恐れもあります。

    愛犬が自分で快適に過ごせる場所を見つけられるように、以下のような対策を検討してみてください。

    • ドアを開けて複数の部屋を自由に行き来させる
    • 廊下や玄関など風通しの良い空間を開放する
    • 異なる素材のマットを複数箇所に配置する

    選択肢を増やしてあげれば、時間帯や体調に合わせて愛犬が快適な場所へ移動できます。

    ドアを開けっぱなしにすると電気代が不安という方には、ペットドアの活用がおすすめです。

    わんにゃん Smile 内装ドア くぐり戸対応

    「わんにゃん Smile 内装ドア くぐり戸対応」は、小さなくぐり戸を設けたドアです。

    マグネット式のストッパーが隙間を塞ぎ、冷暖房の効率を維持できるのがポイント。

    必要に応じて通り抜けを制限する機能があり、留守番のときも安心です。

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    シー・ズーの暑さ対策でやってはいけないNG行動

    シー・ズーの暑さ対策でやってはいけないNG行動

    良かれと思って実践した暑さ対策が、逆に愛犬の健康を害するケースもめずらしくありません。

    愛犬を危険な状態にさせないためにも、飼い主さんが避けるべき3つのNG行動を見ていきましょう。

    肌が見えるほど短くサマーカットする

    暑さを和らげる目的でも、肌が見えるほど短くサマーカットをするのは控えましょう。

    地肌が透けるほど短く毛を刈り上げると、愛犬の体に以下のような悪影響を及ぼします。

    • 強い紫外線が皮膚に直接当たる
    • 太陽の光が皮膚に届き体温が上昇しやすくなる
    • ケガのリスクが高まる

    犬の被毛は、直射日光のダメージや虫刺されなどから皮膚を守る役割を担っています。

    そのため、短くしすぎると熱中症や皮膚病の原因となる可能性があります。

    サマーカットを取り入れる場合でも、毛の長さは最低でも1センチ以上残しましょう。

    車内や直射日光の当たる場所に放置する

    夏の外出では、愛犬を車内や直射日光の当たる場所に放置する行為は避けましょう。

    夏の車内は、エンジンを切るとわずか数分で50度を超える危険な温度に達することがあります

    窓を少し開けて風が通っていても、車内の温度上昇を十分に防げないため注意が必要です。

    また、店舗の外など直射日光が当たる場所に繋いで待たせるのも、熱中症を引き起こす危険があります。

    一緒に外出する際は、同伴できる店舗を選ぶなど、愛犬を放置しないように対策をしましょう。

    保冷剤を直接当てるなど急激に冷やしすぎる

    熱中症のサインが見られた際、凍った保冷剤を直接皮膚に当てる行為は逆効果になる可能性があります。

    急激に体を冷やすと血管が収縮し、体内の熱が外へ逃げられなくなり、かえって熱中症の症状を悪化させるケースも少なくありません。

    また、氷や保冷剤が直接肌に触れ続けると、局所的な凍傷を引き起こす恐れもあります。

    愛犬の体を冷やすときは、氷水で冷やしたタオルを用意しましょう。

    冷やす部位は、首回りや脇の下など、太い血管が通っている場所を選ぶのがポイントです。

    シー・ズーが夏でも快適に過ごせる環境を整えよう

    シー・ズーが夏でも快適に過ごせる環境を整えよう

    シー・ズーを熱中症から守るためには、快適に暮らせる住環境を整えることが欠かせません。

    エアコンで適切な室温を保ちながら、ひんやりグッズや日よけアイテムを上手に活用し、室温を一定に保ちます。

    また、サマーカットのしすぎや車内への放置など、命に関わる危険な行動を知り、避けることも大切です。

    ご家庭に合った対策を取り入れて、シー・ズーと一緒に安全な夏を過ごしましょう。

    犬の暑さ対策に有効な建材やアイテムは、ぜひ「ペットとの暮らしカタログ」をご覧ください。

    ペットとの暮らしカタログ

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