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目次
ポメラニアンは、小型犬のなかでも抜け毛が多い犬種です。
とくに換毛期には「こんなに抜けるの?」と感じるほど毛が舞うことも珍しくありません。
しかし、ポメラニアンの抜け毛は、日々の被毛ケアを丁寧にすると軽減できます。
この記事では、ポメラニアンの抜け毛が多い理由や自宅でできるケア方法を解説します。
愛犬と快適に暮らすためにも、正しいケア方法を身につけましょう。
ポメラニアンの抜け毛が多い理由と被毛の特徴

ポメラニアンは、小型犬のなかでも毛が抜けやすい犬種です。
抜け毛が多い理由は、被毛の構造が関係しています。
まずは、ポメラニアンならではの被毛の構造を見ていきましょう。
ダブルコートの被毛
ポメラニアンは、皮膚を保護するオーバーコートと、体温を保つ役割があるアンダーコートを持つ「ダブルコート」の被毛です。
アンダーコートの量がほかの犬種より豊富にあり、抜ける量も多いとされています。
また、ダブルコートのポメラニアンは、年に2回の換毛期があります。
換毛期とは、気温の変化に対応するために、アンダーコートが生え変わる時期です。
この換毛期には、抜け毛が通常の数倍以上になるため、抜け毛が多いと感じやすいでしょう。
子犬期特有の抜け毛「猿期」
ポメラニアンには、生後4ヶ月から8ヶ月頃に子犬の毛から成犬の毛へ生え変わる時期があります。
体やしっぽ、顔周りの毛が一時的に薄くなり、猿のような見た目になることから「猿期」とも呼ばれています。
猿期は病気ではなく、時期が過ぎれば成犬の被毛が生え揃うため、過度に心配する必要はありません。
自宅でできるポメラニアンの抜け毛対策

ポメラニアンの抜け毛は、ゼロにすることはできませんが、適切なケアを続ければ室内の飛散を軽減できます。
ここでは、今日から取り組める抜け毛対策を解説します。
毎日のブラッシングで抜け毛を除去する
ポメラニアンの抜け毛を除去するには、毎日のブラッシングが効果的です。
ブラッシングは不要な毛を除去し、抜け毛の飛散や皮膚トラブルを予防できます。
ポメラニアンのブラッシングには、スリッカーブラシとコームを用意しましょう。
ブラッシングのポイントは、以下のとおりです。
- 毛をかき分けながらスリッカーブラシで根元からとく
- 被毛の流れに沿ってブラシを動かす
- 毛玉ができやすい脇やお尻、しっぽなどは重点的にブラッシングする
- 最後にコームでひっかかりがないか確認する
ひっかかりがある場合は、無理に引っ張らずに手でほぐしてからブラッシングすると、皮膚の負担を軽減できます。
毎日のブラッシングを習慣にしましょう。
定期的なシャンプーで被毛を清潔に保つ
月に1~2回のシャンプーは、ブラッシングで取りきれない毛を洗い流すのに役立ちます。
シャンプーの際のポイントをまとめました。
- シャンプー前にブラッシングである程度抜け毛を取り除く
- シャンプー剤が残らないようにしっかりすすぐ
- 根元から乾かして生乾きを防ぐ
被毛の清潔な状態を維持すれば、抜け毛を減らせるだけでなく、愛犬の皮膚トラブルの予防にもつながります。
自宅でシャンプーをする際に、できるだけ皮膚への負担を減らしたいと思っている飼い主さんには、「WHOLE IN ONE」がおすすめです。

「WHOLE IN ONE」は、水をウルトラナノバブル水に変える装置です。
超微細な泡は犬の毛穴の奥まで浸透し、皮脂汚れや雑菌を除去。
ウルトラナノバブル水は水と空気だけでできているので、肌への刺激が軽減でき、敏感肌の愛犬にも負担が少ないのが魅力です。
犬服を活用して抜け毛の飛散を防ぐ
ポメラニアンの抜け毛の飛散を防ぎたい場面では、犬服の活用がおすすめです。
服を着用すると物理的に被毛を覆えるため、抜け毛の飛散を抑えられます。
ただし、長時間着せたままにすると、毛玉ができたり皮膚が蒸れたりする恐れがあります。
脱がせた後は必ずブラッシングをして、被毛を整えることが不可欠です。
ポメラニアンの抜け毛対策にサマーカットは必要?不要の理由と注意点

ポメラニアンの抜け毛対策として、サマーカットはおすすめできません。
ここでは、サマーカットをおすすめしない理由を解説します。
毛を短くしても抜ける本数は変わらない
サマーカットをすると、抜け落ちた毛が目立ちにくくなり、抜け毛が減ったように感じる場合もあるでしょう。
しかし、サマーカットをしても、毛が生え変わる周期自体は変わらないため、抜ける本数は減りません。
短くなった毛は布製品に刺さりやすく、かえって掃除の負担を増やす恐れがあります。
また、被毛によるバリア機能が低下するため、紫外線の影響を受けやすくなり、皮膚トラブルを引き起こす原因にもなります。
サマーカットは根本的な解決にならず、愛犬の皮膚に負担がかかる可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。
被毛が元通り生えなくなるリスクがある
ポメラニアンの被毛を短くカットすると、元に戻らないリスクがあります。
ポメラニアンは、基本的にカットが不要な犬種です。
短くカットすると毛質が変化しやすく、被毛が生えなくなる「ポメラニアン脱毛症」を招く恐れがあります。
脱毛を防ぐためにもサマーカットは避けて、日々のブラッシングで抜け毛を除去することが大切です。
清潔に保つための部分カットならOK
サマーカットが必要ないポメラニアンでも、足裏やお尻周りなどの部分カットは必要です。
足裏やお尻周りは汚れやすく、被毛を短くすることで清潔に保てます。
また、足裏の毛を整えると足元が滑りにくくなり、ケガの防止に役立ちます。
被毛が伸びて日々のケアが大変な場合は、整える程度のカットにとどめましょう。
ポメラニアンの抜け毛掃除を楽にする4つのポイント

ポメラニアンの毛は軽いため室内を漂いやすく、部屋の隅や家具の裏に溜まりやすいため、掃除の手順や道具には工夫が必要です。
ここからは、毎日の抜け毛掃除を楽にする4つのポイントを見ていきましょう。
高い場所から順番に掃除する
抜け毛掃除の基本は、高い位置から低い位置へと進めることです。
効率的な掃除の手順は以下のとおりです。
- 棚や家具の上の毛をモップで拭き取る
- カーテンや壁に付着した毛を床に落とす
- 床に落ちた毛をまとめて掃除機で吸い取る
ポメラニアンの抜け毛は細くて軽いため、空中に舞い上がり棚やテーブルなどの上に積もりやすくなっています。
床から掃除を始めると、後から落ちた毛で二度手間になります。
無駄な作業を減らすために、上から下へと動く習慣をつけましょう。
床や家具に合わせて掃除道具を使い分ける
掃除をする際には、場所に適した道具を使うと、抜け毛もスムーズに除去できます。
素材ごとの特性に合わせて、以下の道具を使い分けましょう。
| 掃除する場所 | おすすめの道具 | 特徴 |
|---|---|---|
| フローリング | フローリングワイパー | 排気で毛を散らさずに集められる |
| カーペット | 粘着ローラー | 繊維の奥に入り込んだ毛を引き剥がす |
| 布製の家具 | ゴム手袋 | 表面を撫でるだけで毛を絡め取れる |
道具を正しく選ぶと、掃除にかかる時間を短縮できます。
また、毛が絡みにくい家具や建材を選ぶのも、掃除の手間を軽減するポイントです。
床の抜け毛掃除を簡単にしたい方には、「ReFace Tile(リフェイスタイル)」がおすすめです。

「ReFace Tile(リフェイスタイル)」は、毛が絡みにくくお手入れが簡単な床材です。
耐水性もあり、汚れたらサッとふき取るだけで掃除が完了します。
MTシートタイプであれば、接着剤を使用せずにフローリングに貼り付けることができ、簡単に設置できます。
家具の配置を見直す
愛犬が生活するスペースは家具の配置を見直しましょう。
ポメラニアンの抜け毛は軽く、部屋中を浮遊して部屋の隅や家具の隙間に入り込みやすいのが特徴です。
家具の配置を調整して隙間を作らないようにすると、毛の入り込みを防止できます。
毛が溜まらないかつ掃除しやすい環境を物理的に作り、掃除の手間をできる限り減らしましょう。
空気清浄機を活用する
空間を浮遊する抜け毛を回収するには、空気清浄機が役立ちます。
空気清浄機を活用すると空中に浮遊するホコリや毛、雑菌などを除去し、清潔な室内空間を保てます。
とくに、ペット専用のモデルの中には、ペットの毛の集塵に特化しているものもあり、効率よく抜け毛の除去が可能です。
ただし、ポメラニアンの抜け毛はフィルターに溜まりやすいため、こまめにメンテナンスを行うことが大切です。
もしかして病気?ポメラニアンの異常な抜け毛の見分け方

ポメラニアンの抜け毛は、生え変わりによるものだけではなく、病気が原因の可能性もあります。
ここからは、ポメラニアンの異常な抜け毛について病気別に紹介します。
【アロペシアX】地肌の露出や毛質の変化
アロペシアXは、ポメラニアンに多く見られる原因不明の脱毛症といわれています。
痒みを伴わずに全身の毛が薄くなるのが特徴です。
とくに以下のような症状が出た際には、アロペシアXの疑いがあります。
| 変化する場所 | 具体的な症状 |
|---|---|
| 被毛の質感 | 毛がバサバサになり艶が失われる |
| 胴体部分 | 毛が抜けて地肌が露出した状態になる |
| 皮膚の色 | 黒ずんで見える場合がある |
(参考:なんよう動物病院)
上記のような変化に気づいたときは、早めに動物病院を受診しましょう。
【皮膚炎】強い痒みや皮膚の赤み
抜け毛と同時に強い痒みや皮膚の赤み・発疹がある場合は、皮膚炎が疑われます。
皮膚炎の原因は、食物アレルギーやノミ・ダニ、細菌感染などさまざまです。
放置すると脱毛範囲が広がる可能性があり、早めの対処が不可欠です。
皮膚炎の原因によって治療法が異なるため、獣医師による診断を必ず受けましょう。
【ホルモン疾患】左右対称に毛が薄くなる
甲状腺機能低下症などの内分泌疾患により、左右対称に毛が抜けることがあります。
脱毛と同時に以下のような症状が見られる場合は、ホルモン疾患を疑いましょう。
- 元気がない
- 飲水量が増える
- 異常な食欲
- お腹が膨れて見える
ホルモン疾患による脱毛は痒みがないケースが多く、見過ごされる恐れがあります。
単なる脱毛と自身で判断せず、上記のような症状がある場合は、かかりつけの動物病院に相談してみてください。
(参考:犬と猫の病院Ken doc)
ポメラニアンの抜け毛に関するよくある質問

ここからは、ポメラニアンの抜け毛について、よくある疑問にお答えします。
換毛期に毛が抜けてスカスカに見えるのは異常ですか?
皮膚や愛犬の様子に異常がない場合は、スカスカに見えても問題ないでしょう。
換毛期は密集したアンダーコートが一気に抜け落ちる時期なので、一時的に被毛がスカスカに見えることがあります。
皮膚の赤みや湿疹、かゆみなどがないようであれば、一時的な見た目の変化と考えて様子を見て、気になる症状がある場合は早めに受診しましょう。
犬アレルギーでもポメラニアンは飼育できますか?
犬アレルギーがある場合は、ポメラニアンの飼育を慎重に検討する必要があります。
ポメラニアンは抜け毛が多く、毛に付着したフケが室内に広がり、アレルギー症状が悪化する可能性が高くなります。
そのため飼育を始める前に、ポメラニアンを生涯飼育できるかどうか、医師の診断を受けることをおすすめします。
ポメラニアンの抜け毛対策は正しい知識と日々のケアが大切

ポメラニアンは、アンダーコートがほかの犬種よりも豊富にあり、抜け毛が多い犬種とされています。
ポメラニアンの抜け毛対策には、被毛のケア方法と掃除のコツを知っておくことが大切です。
また、病気のサインの1つとして、抜け毛が多くなることもあります。
抜け毛が多いときは、皮膚の異常や愛犬の体調変化などがないかしっかり観察しましょう。



