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目次
(マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)
愛犬の足裏がいつもよりカサカサしていたり、硬くなっていたりして心配になったことはありませんか。
肉球の乾燥を放置すると、ひび割れや痛みの原因になることも。
この記事では、肉球がカサカサになる理由やご自宅でできる保湿ケアの方法、おすすめのアイテムについてご紹介します。
ぷにぷにで健康な肉球を守るために、今日からできるお手入れを一緒に始めてみましょう。
愛犬の肉球がカサカサになる原因

肉球がカサついてしまうのには、毎日の暮らしの中にいくつかの理由が隠れています。
愛犬の今の状態がどれに当てはまるのか、まずは原因を知ることから始めてみましょう。
冬場の乾燥や夏の高温で肉球がダメージを受ける
肉球は皮膚の一部であるため、外気の変化にとても敏感です。
特に湿度が下がる冬場は、お部屋の暖房によって水分が奪われやすく、放っておくと表面がカサついてしまいます。
一方で、夏場は地面の熱さが大敵です。
日差しに照らされたアスファルトは想像以上に高温になっており、そこを歩くだけでも肉球はヤケドのようなダメージを受けてしまいます。
温度や乾燥のダメージが積み重なることで、次第に本来の潤いが失われ、カサカサした手触りになってしまうのです。
硬い地面や床材との摩擦による刺激
お散歩コースがコンクリートやアスファルトばかりだと、歩くたびに肉球の表面がこすれ、肌を守ろうとして角質が厚くなっていきます。
また、室内で過ごす時間が長くても、フローリングで足が滑っている場合は注意が必要です。
滑るのを踏ん張ろうとして足裏に余計な力が加わり、それが肉球への負担となって乾燥を早めることも。
散歩道や家の床の状態など、愛犬が毎日歩く場所の感触を一度チェックしてみましょう。
加齢による代謝機能の低下
愛犬がシニア期に入ってくると、体全体の代謝がゆっくりになり、肌の潤いを保つ力も少しずつ弱まっていきます。
若い頃に比べて新しい皮膚に生まれ変わるサイクルが長くなるため、肉球の表面にある古い角質が剥がれ落ちにくくなり、ゴワゴワと硬くなったり乾燥しやすくなったりするのです。
加齢による変化は自然なことではありますが、こまめに保湿をしてあげることで、乾燥の進行を緩やかにすることは十分に可能です。
アレルギーや皮膚疾患・舐めグセ
環境や加齢のせいだけでなく、体調の変化が肉球に現れている場合もあります。
例えば、アトピー性皮膚炎などのアレルギーがあると、肉球が赤くなったりカサつきがひどくなったりすることがあります。
また、ストレスや足先の違和感から肉球を舐め続けてしまう「舐めグセ」がある子も要注意です。
唾液がつくと一見潤っているように見えますが、乾くときに肉球本来の水分まで一緒に奪ってしまい、余計に乾燥を悪化させます。
いくつかの要因が重なっていることもあるため、赤みや痒みがないかよく観察してあげましょう。
愛犬の肉球がカサカサのままだとどうなる?

肉球のカサつきを放っておくと、愛犬に痛い思いをさせてしまうかもしれません。
乾燥が進むことで起こる変化や、体に与える影響について見ていきましょう。
ひび割れや角質が厚くなる
乾燥が進むと、肉球の表面はどんどん硬くなり、まるで「イソギンチャク」のようにガサガサとした状態になることがあります。
肌を守ろうとして角質層が分厚くなってしまうためで、硬くなった肉球は、お散歩の衝撃でパックリと割れてしまうことも。
ひび割れが深くなると出血や痛みを伴い、歩くたびにチクチクとした不快感を与えてしまいます。
愛犬が歩きにくそうにしていたら、表面が硬くなりすぎていないか優しく触れて確認してあげましょう。
感染症のリスクが高まる
カサカサがひどくなって肉球に小さな傷やひび割れができると、そこから地面の細菌が入り込みやすくなります。
バイ菌が入って炎症を起こすと、赤く腫れたり膿んだりして、お薬による治療が必要になるケースも。
愛犬が執拗に肉球を舐めていたり、足先をしきりに気にしていたりするのは、痛みや違和感があるサインかもしれません。
クッション機能が低下して関節に負担がかかる
肉球は、歩くときの衝撃を和らげる「クッション」の役割を果たします。
しかし、乾燥してガチガチに硬くなった肉球は、本来の弾力を失って衝撃をうまく吸収できなくなってしまいます。
その負担はダイレクトに関節や腰へと伝わり、歩き方が不自然になったり、お散歩を嫌がったりする原因にもなりかねません。
自宅でできる愛犬の肉球ケア方法

「これ以上カサカサが進まないようにしてあげたい!」という飼い主さんの想いに応えるために、お家で今日から始められるケアをまとめました。
毎日のちょっとしたコツで肉球のぷにぷに感は取り戻せますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
散歩後は優しく洗って水分を拭き取る
お散歩から帰ったら、まずは肉球についた汚れを落としてあげましょう。
このとき、熱すぎるお湯は必要な油分まで奪ってしまうため、37℃前後のぬるま湯で優しくなでるように洗うのがポイントです。
タオルで拭く際も、ゴシゴシこすらずにポンポンと水分を吸い取るように意識しましょう。
指の間の湿り気は雑菌が繁殖する原因になるので、最後はしっかり乾かしてあげることが大切です。
犬用の肉球クリームやバームで保湿する
清潔になった肉球には、犬の肉球専用のクリームやバームで潤いを与えてあげましょう。
肉球の保湿ケア頻度は1日1回が目安です。
犬用の保湿剤は、万が一、愛犬が舐めても安心な成分で作られており、浸透力も工夫されています。
塗るタイミングは、汚れを落とした後や、リラックスして過ごす就寝前が最も効果的です。
ポイントは、ベタベタにならないよう「薄く」塗り広げること。
塗りすぎるとフローリングで滑ったり、気にして舐め取ったりする原因にもなるため注意が必要です。
乾燥がひどいときは、純度の高い「白色ワセリン」なども併用しながら朝晩ケアしてあげましょう。
ひどい乾燥にはラップ保湿も効果的
肉球がカチカチに硬くなってしまっているなら、集中ケアとして「ラップ保湿」を試してみるのもおすすめです。
やり方はとても簡単で、いつもより少し多めに保湿クリームを塗り、その上からラップで優しく包んであげるだけ。
たった数分置くだけでも、体温でクリームが温まって角質層までしっかり浸透し、驚くほど柔らかくなることがあります。
愛犬が嫌がらない範囲で、一緒にのんびり過ごしながら「お疲れさま」の気持ちを込めてケアしてあげたいですね。
室内環境と栄養面からのケア
外側からのケアだけでなく、過ごす環境や体の内側にも目を向けてみましょう。
冬場などは加湿器を活用して、お部屋の湿度を40〜60%くらいに保つと、お肌の乾燥をぐっと抑えられます。
また、飲み水もしっかり飲めるように工夫し、内側からの水分補給も心がけましょう。
さらに、皮膚の健康を助けるオメガ3脂肪酸やコラーゲン、亜鉛などを含む食事やサプリを取り入れるのもおすすめです。
食事やサプリメントの工夫で、ぷにぷにの肉球を目指しましょう。
夏は地面の温度確認、冬は保温を
お散歩に出る前の「ひと手間」で、ダメージを未然に防ぐことも期待できます。
夏場は自分の手のひらで地面を触り、熱くないか確認してから出発しましょう。
冬の冷たい雪道なども肉球には刺激が強いため、無理をさせないことが大切です。
最近では、肉球を直接守ってくれる可愛い靴や靴下も増えているので、上手に活用してみるのも良いでしょう。
季節に合わせてお散歩の時間帯をずらすなど、愛犬の足裏に優しいスケジュールを組んであげることが大切です。
【おすすめ】愛犬の肉球ケアアイテム3選

肉球の状態は、季節や年齢によっても変わるため、愛犬のコンディションに合わせたケアアイテムを選んであげることで、保湿効果もぐんと高まります。
ここでは、使い心地や成分にこだわった注目のアイテムを3つピックアップしました。
浸透性の高いジェルタイプの肉球クリーム

「ベタベタするのが苦手」という愛犬や飼い主さんには、サラッとした使い心地のジェルタイプがおすすめです。
「パウケアオールインワンジェルクリームC36(アリールアンドシー)」は、素早く肌になじんで深部まで潤いを届けてくれるのが特徴。
フラーレンなどのエイジングケア成分も配合されており、パピーのようなふっくらとした弾力を目指せます。
塗った後すぐに歩き回っても足跡がつきにくいため、毎日の気軽なお手入れに最適です。
保湿力の高いバームタイプ

ひび割れが気になるときや、長時間の保湿が必要なときには、油分をしっかり蓄えたバームタイプを選びましょう。
我が家でも愛用している「シアわせのみつろうバーム(わんちゃんライフ)」は、蜜蝋やシアバターといった天然の保湿成分が肉球を優しく包み込み、潤いを逃さずキープしてくれます。
体温でとろけるテクスチャーなので、指先で溶かしながらマッサージするように塗り込んであげてください。
摩擦や乾燥から守るバリア力が高いので、冬の冷たい道や夏のアスファルト対策にも心強い味方です。
舐めても安全な天然成分配合の保湿剤

クリームを塗るとすぐに舐めてしまう子や、お肌が敏感な子には、素材の安全性にこだわったものが安心です。
「NICOオーガニック肉球クリーム(ペットスタンス)」は、100%自然素材で作られており、お口に入っても大丈夫なレベルの品質を追求しています。
有機栽培された植物の力が、皮膚本来の健やかさをサポート。
クロモジの爽やかな香りはリラックス効果も期待でき、愛犬とのスキンシップを楽しみながら優しくケアしてあげたい時にぴったりなアイテムです。
愛犬の肉球ケアで気をつけること

愛犬の肉球を守るためのケアも、やり方を間違えてしまうとかえって負担をかけてしまうことがあります。
トラブルにつながらないよう、お手入れのポイントを確認しておきましょう。
人間用のハンドクリームや保湿剤は使わない
人間用の製品には、香料やアルコールなど犬の体には強すぎる成分が含まれていることがあります。
特に、保湿成分として有名なキシリトールなどは、犬が舐めてしまうと中毒を起こす危険も。
安全を守るためにも、必ずペット専用のアイテムを選んであげてください。
保湿クリームの塗りすぎに注意
たっぷりの潤いを与えたくなりますが、クリームの塗りすぎはNGです。
足裏がベタつくとフローリングで滑って転倒し、足腰を痛める原因になります。
違和感から舐め取ってしまうこともあるため、少量を薄く、優しく伸ばしてあげるのが理想的です。
ゴシゴシ強く洗う・拭くのは避ける
汚れを落とそうと、強くこするのは逆効果です。
肉球を保護している必要な油分まで一緒に削ぎ落としてしまい、余計に乾燥がひどくなってしまいます。
洗うときはなでるように、拭くときは吸水性の良いタオルで包み込むようにして、肌を労わりながら進めてあげましょう。
濡れたまま放置しない
水気が残ったままだと、指の間が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。
不衛生な状態は痒みや赤みの原因になるので、洗った後や雨の日のお散歩後は、指の付け根までしっかりと水分を拭き取りましょう。
サラッとした状態を保つことが、肉球の健康を守ります。
出血やひび割れがひどい場合は動物病院へ
痛そうに歩いていたり、出血を伴う深いひび割れがあったりする場合は、お家でのケアだけで済ませず獣医師さんに相談しましょう。
ジステンパー感染症の兆候である「ハードパッド(肉球が極端に硬くなる症状)」が隠れている可能性や、お薬が必要な炎症を起こしている場合もあります。
特に変化に気づきにくいシニア犬は、早めの受診をおすすめします。
肉球のカサカサは日頃のケアで予防しよう
愛犬の肉球がカサカサになる背景には、季節の乾燥や毎日の摩擦など、さまざまな理由があります。
肉球の異変に気づいたら、まずは乾燥や摩擦などの原因に合わせたケアを始めてあげましょう。
日々の保湿ケアが、ぷにぷにの弾力と健康な体づくりにつながります。
小さな変化に寄り添いながら、いつまでも元気に歩ける幸せを守ってあげたいですね。
(マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)




