この記事は広告を含みます。
詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
目次

(パピヨン/男の子)
「愛犬がおもちゃをすぐに壊してしまう」「噛んでも引っ張っても壊れないおもちゃがほしい」
そんな悩みを抱える飼い主さんは多いでしょう。
壊れやすいおもちゃは、愛犬が誤って飲み込んでしまったりケガをしたりするリスクがあるため危険です。
この記事では、認定動物看護師の資格をもつ筆者が「壊れにくい犬用最強おもちゃ」や「犬のおもちゃの選び方」などについて詳しく解説します。
【最強おもちゃ8選】噛んでも引っ張っても壊れにくいおすすめ犬用おもちゃを紹介
ここでは、おすすめの犬用最強おもちゃを8つまとめました。
商品名 | 画像 | 素材 | 概要 |
---|---|---|---|
【KONG】コング | ![]() |
天然ゴム | おやつも入れられる天然ゴムトイ |
【Hartz】デンタルボーン | ![]() |
ナイロン、ポリウレタン | 獣医師と共同開発の口腔ケアおもちゃ |
【GiGwi】パーフェクトアントラー | ![]() |
ポリプロピレン・天然木 | 頑丈な天然木トイ |
【ドギーマン】コットンボーループ | ![]() |
コットン | “噛む・引っ張る”に強いロープトイ |
【Serviteur】犬用おもちゃボール | ![]() |
熱可塑性ゴム(TPR) | お手入れ簡単長く使えるボール |
【VISKS】トウモロコシ型おもちゃ | ![]() |
熱可塑性ゴム(TPR) | 歯垢ケアもできる凹凸粒おもちゃ |
【LONGRUI】ロープトイ8点セット | ![]() |
コットン | 種類豊富で飽きない頑丈おもちゃ |
【HAPPY SUGAR】フリスビーリング | ![]() |
EVA素材 | 水遊びにも大活躍 |
【KONG】コング|おやつも入れられる天然ゴムトイ
「コング」は、愛犬が夢中になって噛んでも壊れにくい丈夫な天然ゴムでできています。
中にはドッグフードやおやつが入れられるため、知育玩具としても活用可能です。
種類豊富なサイズも魅力。誤飲を防ぐために、愛犬の口より少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
【Hartz】デンタルボーン|獣医師と共同開発の口腔ケアおもちゃ
獣医学の専門的知見をベースにしてつくられた、遊びながらデンタルケアができるおもちゃ。
オレンジ色の部分は凸凹の突起になっており、ガジガジと噛んでいる間に歯の汚れを取ってくれます。
頑丈なプラスチック製で、わんちゃんが好きなベーコンの香り付きです。
【GiGwi】パーフェクトアントラー|頑丈な天然木トイ
犬の身体に無毒な天然木ファイバーを配合した鹿角形状のおもちゃ。
裂けたり割れたりせず少しずつ削れていくように安全面にも配慮されています。
削れた破片を飲み込んでも体に害は与えません。排泄と同時に体外に出ていくため、安心して遊ばせられます。
天然松の香りがするため、木の枝が好きなわんちゃんにおすすめです。
【ドギーマン】コットンボーループ|“噛む・引っ張る”に強いロープトイ
100%コットンでできた、噛んでも引っ張っても壊れにくいロープおもちゃ。
愛犬ひとりでも満足に遊べて、飼い主さんと一緒でも投げる・引っ張り合うなどして楽しめます。
さらに、コットンロープには歯の汚れをかき出す・歯茎にほど良く刺激を与える役割も。遊びながらデンタルケアにも役立ちます。
【Serviteur】犬用おもちゃボール|お手入れ簡単長く使えるボール
強い力で噛んでも壊れにくい頑丈さと夢中になる噛み心地が定評を得ている犬用ボールおもちゃ。
不規則にバウンドするため、犬の好奇心や狩猟本能を刺激します。動くものを追いかけるのが好きなわんちゃんにおすすめです。
表面には凹凸デザインが施されており、デンタルケアや知育トレーニングとしても活用できます。
水でサッと洗えばキレイになるため、お手入れに時間をかけずにいつも清潔な状態にしておけるのも魅力です。
【VISKS】トウモロコシ型おもちゃ|歯垢ケアもできる凹凸粒形状
くわえやすい横長の楕円形と噛み心地抜群な素材が愛犬を夢中にさせる「トウモロコシ型」の噛むおもちゃ。
最大の特徴は、トウモロコシを彷彿とさせる凹凸粒形状です。噛み心地の良さが愛犬を夢中にさせるだけではなく、噛んでいる間に歯の汚れも落としてくれます。
洗うときは、ロープをトウモロコシ部分から取り外し可能です。
【LONGRUI】ロープトイ8点セット|種類豊富で飽きない頑丈おもちゃ
形状がバラバラのロープおもちゃが8点揃ったお得なセット。
定番のロープボールや編みロープから、ユニークなニンジン型のものや、投げて遊べるディスク型のものまで。愛犬を飽きさせず長く楽しめるセットです。
全て天然コットンでできていて、安全性にも配慮されています。
【HAPPY SUGAR】フリスビーリング|水遊びにも大活躍
耐久性・軽量性・柔軟性・弾力性に優れたシンプルなフリスビー型おもちゃ。
柔らかく弾力性もあるEVA素材でできているため、噛みごたえがしっかりありながら、愛犬の口の中を傷つける心配なく使用できます。
超軽量の約60gで防水性があるため、プールなど水場で遊ぶ機会があるわんちゃんにおすすめです。
丈夫で安全な犬用おもちゃの選び方
ここでは、丈夫で安全な犬用おもちゃの選び方をまとめました。
素材で選ぶ
犬用おもちゃには、ゴム・布・木・ロープなどさまざまな素材があります。
それぞれの素材には特徴があり、愛犬の噛む力や遊び方に合わせて選ぶことが大切です。
素材の面から見るおもちゃの選び方について、いくつか例を以下にまとめました。
しっかり噛むのが好きな子 | 丈夫な天然ゴムやロープのおもちゃがおすすめ。噛んでも壊れにくく、歯や歯茎の健康にもつながる。 |
---|---|
あまり力強く噛まない子や、やわらかい素材が好きな子 | 布やフェルト製のおもちゃがおすすめ。ただし、破れて中に詰まっている綿や小さなパーツを誤飲しないように注意。 |
引っ張るのが好きな子 | ロープ状のおもちゃがおすすめ。頑丈に編まれているため壊れにくく、あごの強化にも役立つ。 |
違う種類のおもちゃを3〜5つほど持っておくといいでしょう。
素材によって遊び方や耐久性が異なるため、愛犬の性格・癖・噛む力をよく観察してみてください。
サイズ・犬種・年齢に合わせて選ぶ
おもちゃのサイズ選びも安全性に直結する大切なポイントです。
口に対して小さすぎるおもちゃは誤飲のリスクが高くなります。とくにゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーなど大型犬は、少しの油断でおもちゃを丸呑みしてしまうことも。
反対に大きすぎるおもちゃは、チワワやトイプードルなどの小型犬には扱いづらく、遊びにくさからストレスになることもあります。
また、年齢によっても適したおもちゃはさまざまです。
たとえば、歯が生え変わる時期の子犬には、やわらかめの素材で噛み心地のよいおもちゃを。シニア犬には、無理のない力で遊べる軽量タイプや、頭を使ってゆっくり遊べる知育トイがおすすめです。
性格に合わせて選ぶ
犬もそれぞれ性格や好みによって、どんなおもちゃが合うかが分かれます。
- 音が鳴るものに興味深々
- おもちゃをカミカミすることでストレス発散をする
- 引っ張って遊ぶのが好き
- 不規則に動くモノを見ると喜ぶ
上記のように、愛犬がどんな性格でどんなものに興味を示すのか?どんな癖があるのか?よく観察してみましょう。
ちなみに筆者の家では、私たちの食事中に愛犬が吠えたり鳴いたりしておねだりする癖がありました。
そこで、上の画像のような“中にドッグフードを入れられる知育トイ”をあげたら、夢中になって中のドッグフードを出そうとして吠え癖・鳴き癖が解消されていきました。
吠え癖・鳴き癖に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
内容物・装飾品などに危険なものはないかを見る
ピーピー音が鳴るおもちゃには、以下のような「鳴き笛」という小さな部品が付いていることがあります。
画像引用元:楽天市場
おもちゃを噛みちぎって破壊してしまう子は、こういった細かい部品を飲み込んでしまうことも珍しくありません。
他にも、ぬいぐるみの中の綿や装飾されているパーツなど、愛犬が誤って飲み込んでしまいそうな内容物や装飾品があるおもちゃは避けた方がいいでしょう。
愛犬の噛み癖・引っ張り癖をやめさせる3ステップ
ここでは、おもちゃ遊びでは解消しきれない愛犬の噛み癖・引っ張り癖をやめさせるための具体的なステップを紹介します。
ストレス源を特定し取り除く
おもちゃでは不十分で、家具や飼い主さんのことを噛んだり引っ張ったりする癖がある場合、原因の多くはストレスです。
嚙み癖や引っ張り癖をなくすにはストレス解消が効果的だといわれています。
例えば、わんちゃんたちが抱えやすいストレスには以下のようなものがあります。
- 散歩・運動量不足
- 歯の生え替わり期のむずがゆさ
- お留守番が長い・慣れていない
- 退屈な時間が長い
- 騒音・ニオイ・光などの外的な刺激
- 苦手な人が近くにいる
- 怒られてばかりで精神的に苦痛
- 体罰・乱暴なしつけや接し方など
- 引っ越しや旅行など環境の変化
- 同居動物
まずは、上記のようなストレスを抱えさせていないか?原因を見つけて対処してあげましょう。
コマンドを学習させる
噛み癖や引っ張り癖を直すためには“やめてほしい行動をストップできる合図”を教えておくことも大切です。
例えば「ちょうだい」「離して」「ダメ」など、行動をやめる合図(コマンド)を根気よく教えることで、愛犬も「これ以上はNGなんだ」と理解できるようになります。
ただし、無理やり口からおもちゃを奪ったり大きな声で怒鳴ったりしてしまうと、わんちゃんが不信感を抱いてしまい逆効果に。
うまく伝えるコツは、噛んでいいおもちゃで遊んでいる時に「ちょうだい」と声をかけ、おやつや別のおもちゃと交換する、という練習を繰り返すことです。
「ちょうだい=いいことがある!」とポジティブに覚えてくれるようになります。
また「離して」や「ダメ」などの短い言葉も、タイミングよく・落ち着いた声で伝えると理解しやすいです。焦らず、少しずつやってみましょう。
プロに相談すべきサイン
何をしてもうまくいかない場合は、早めにドッグトレーナーなどプロを頼るのがおすすめです。
「飼い主さんでは対処しきれない」「どうしてもイライラしてしまう」と思ったら、悪癖がこじれる前に早めに相談をしてみてください。
犬のおもちゃ遊びで気を付けたいこと
ここでは、安全面・衛生面を中心に犬のおもちゃ遊びで気を付けたいことをまとめました。
犬用おもちゃ以外は使わない
犬用ではないぬいぐるみやボールなどは、犬が遊べるように丈夫に作られているわけではありません。
また、犬が誤って食べてしまいそうな装飾品が付いている場合もあります。犬用ではないおもちゃの使用は避けましょう。
アレルギー反応が出たらすぐに使用を中止する
おもちゃの素材によっては、犬がアレルギーを持っていると接触性アレルギーが出る場合があります。
おもちゃをくわえた後に口周りが赤くなっていたり、かゆがっていたりした場合はアレルギーの可能性があるかもしれません。
原因だと考えられるおもちゃを持って動物病院に連れていきましょう。
定期的におもちゃのお手入れをする
おもちゃを毎日使っていると、よだれが付いたりゴミが絡まったりして汚くなります。
とくに布製のものは唾液が浸み込みやすく、雑菌が繁殖しやすいです。定期的に洗濯をするといいでしょう。
また上記の「きれいッ粉」のような洗浄・除菌効果のある洗剤につけ置きしてお手入れするのもおすすめです。
飼い主さんが見ていられる間だけ遊ばせるようにすると安全
丈夫で耐久性のあるおもちゃでも、飼い主さんが見ていない間に何があるか分かりません。
不意に壊れてパーツを飲み込んでしまったり、勢い余って喉の奥に入ってしまうリスクも考えられます。
事故を防ぐために、飼い主さんが見ていられる間だけおもちゃで遊ばせるようにすると安全です。
また、飼い主さんが愛犬のことを見ていられないお留守番中でも愛犬を見守ってあげられるように、ペットカメラを備え付けておくのもいいでしょう。
おもちゃ選びは愛犬の好みと安全を大切に
丈夫で耐久性のある壊れにくいおもちゃは、愛犬のストレス発散や健康維持に役立つアイテムです。
また、飼い主さんとのコミュニケーションの時間を作ってくれるものでもあります。
だからこそ、おもちゃ選びには“愛犬の好み”と“安全性”の両方を大切にしましょう。
わんちゃんたちが安全に楽しくおもちゃで遊べるよう、この記事が参考になれば幸いです。

(パピヨン/男の子)