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遊ぶ時に玩具があると、ワンちゃんはただ走る以外の遊びができます。キャッチしたり、ジャンプしたりと、普段しないような動きができるので喜ぶこと間違いなしです!
他にも、玩具は愛犬、飼い主のどちらにとっても様々なメリットがあります。
ここでは、犬との生活の情報を紹介している「愛犬家住宅」が、犬と楽しむための玩具の種類やメリット、おすすめ商品を紹介しようと思います。
犬用の玩具にどんなものがあるか知りたい方や、愛犬にどんな玩具を買ってあげるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください!
犬におもちゃを与えるメリット4つ
まずは「愛犬におもちゃを与えるメリットとは何か」を解説いたします。
犬にとってのおもちゃは単なる遊びの道具というだけでなく、心と身体の両方にメリットがあるのです。
1.運動不足を解消できる
犬用のおもちゃには、飼い主さんが投げて愛犬が追いかける・キャッチする・回収するなどして遊ぶ「フリスビー」「ボール」タイプ、飼い主さんと愛犬が引っ張りあって遊べる「ロープ」タイプ、やわらかい素材でできていたり音が鳴ったりして「噛んで遊べる」タイプなど、さまざまな種類があります。
愛犬はおもちゃを使用して遊ぶことで
・ジャンプする
・引っ張る
・噛む
といったように、全身を使って運動することができます。
毎日のお散歩では「歩く」ことがメインとなりますので、お散歩以外におもちゃで遊ぶ時間を設けることで愛犬の運動不足を解消することができます。
運動不足は筋力の低下や肥満を招き、関節・骨・心臓などにかかる負担が大きくなる恐れがあります。愛犬の健康維持のためには、その子の犬種や年齢に適した運動の習慣が大変重要です。
2.ストレスを発散できる
たとえば、犬にとって「噛む」ことは本能的な行動の1つです。しかし、飼い主さんや周りの人、他のワンちゃんの安全のため、そして家具家電の損傷を防ぐために「人・他の犬・物を噛んではいけない」としつけを行います。本能的な行動であるにもかかわらず、犬たちはガマンしなければいけません。そのストレスを「噛んでも良いおもちゃ」を与えることによって解消することができます。
噛んで遊ぶおもちゃ以外でも、ボールやフリスビーなどのおもちゃは「獲物を追いかける」「獲物を回収する」といった犬の本能的な行動を彷彿とさせる運動ができます。ロープのおもちゃも「獲物に食らいついて引く」という行動に似た運動ができます。
おもちゃをうまく活用することで愛犬の本能をくすぐり、夢中になって全身運動を行うことでストレスを発散することができるのです。
また、お留守番の時には「ひとりで安全に遊べるおもちゃ」を与えると、飼い主さんのいない時間にも暇を持て余さず過ごすことができます。お留守番が苦手なワンちゃんの場合には、飼い主さんのいない寂しさや不安を紛らわすサポートとしてもおもちゃを活用してみると良いでしょう。
3.顎や歯の健康をサポートできる
犬用のおもちゃの中には「噛んで遊べるおもちゃ」がたくさんあります。噛むタイプのおもちゃは犬の「噛みたい欲求」を叶えるほか、顎を鍛えられるというメリットもあります。
また、種類によっては噛むことで歯垢の除去を手助けできるものもあり、日々の歯磨き習慣と併用することで歯の健康維持にも役立ちます。
特に子犬の頃は、乳歯から永久歯に生え替わる時期に「歯のムズムズ感・違和感」によって物を噛みたい衝動が強くなる傾向があります。子犬の頃はまだ噛んで良い物と悪い物を覚えておらず、元気いっぱい遊びたい盛りということもあって「椅子の脚をかじられてしまった」「飼い主さんの手に甘噛みしてしまう」などのお悩みも発生しやすい時期です。
安全に噛んで遊べるおもちゃを用意してあげると、こういったお悩みを未然に防ぐことができるでしょう。
4.愛犬との関係性を良好に保てる
犬は飼い主さんとの共同作業が大好きで、飼い主さんに褒められるのはこの上ない幸せなことです。たとえば「飼い主さんがおもちゃを投げる→愛犬が追いかけて回収する」というのは共同作業であり、犬にとって楽しい遊びです。
それに加えて、おもちゃを無事に回収してきたことを褒めてもらえると、愛犬はとても誇らしく幸せな気持ちになるでしょう。
また、ロープのおもちゃでお互いに引っ張り合う遊びは「噛んで引っ張る」という犬の本能的な行動を思う存分にできるほか、飼い主さんと愛犬がお互いの意思を探りながら遊ぶことでコミュニケーションを取ることにもつながります。
ちなみに引っ張り合いの遊びでは、たまに愛犬に勝たせてあげると愛犬のモチベーションを保ちやすいですよ。
犬の玩具の種類5タイプ
犬のおもちゃには大きく分けて5つの種類があり、それぞれ遊び方に特化した特徴があります。
愛犬のおもちゃを選ぶとき、おもちゃを用意する目的や愛犬が好きな遊び方などでおもちゃの形状を絞ってみることがおすすめです。
1.スクイーキー
スクイーキーとは「音がなるタイプ」のおもちゃのことです。
犬は音がなるものに興味を示しやすく、その音=飼い主さんとの遊びの時間と関連付けて覚えることも。
スクイーキーは室内用の遊び道具としてもおすすめのタイプです。
SCHITEC 音の出る噛むおもちゃ6点セット
卵型の可愛いデザインで人気の商品です。
6点すべての表面に凹凸があるので、噛み心地も異なり飽きずに遊べます。
天然ラテックス素材で弾力性にも優れ、丈夫で壊れにくいので安心ですね。
コンパクトサイズなので子犬、小型犬、中型犬に適しています。
サイズ | 横4.4㎝ 高さ5.8㎝ |
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素材 | ラテックス |
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Onebarleycorn タコおもちゃ
とってもキュートなタコのおもちゃです。
タコの頭部分は、軽くて柔軟性に優れたPP綿を使用しているので噛み心地も抜群です!
飼い主さんとタコ脚を引っ張り合って遊んだり、愛犬がひとり遊びをするのにも適しています。
洗濯機で丸洗いもできるのでお手入れも簡単です。
サイズ | 横9㎝×縦40㎝ |
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2.チューイング
チューイングは「噛んで遊べる」タイプのおもちゃです。
愛犬が噛んでも良い物としておもちゃを探しておられる方やにおすすめで、愛犬ひとりで楽しめるのもチューイングの特徴です。
歯のケアをサポートする機能付きのものもあります。
ハーツ®デンタルトイズ
ハーツ®︎はアメリカのペット業界最大規模の企業で、こちらのおもちゃは獣医師と共同開発されているところがポイントです。
こちらは「デンタル」と名の付くように、歯の汚れを除去するサポートができるシリーズです。形状も硬さも種類豊富ですが、丈夫なプラスチック素材で作られたラインナップはベーコンやフルーツのフレーバーが付いているものもあって、愛犬の興味を引きやすい点もおすすめポイントです。
「おやつプラスボーン」は、おやつとおもちゃが一体となっているユニークなシリーズ!犬は食べ物をあまり噛まずに丸飲みしてしまうため、おやつを与えてもすぐにペロリと飲み込んでしまいますよね。外枠付きのおやつプラスボーンシリーズなら長く噛んで楽しめて、その噛み心地も満足できるでしょう。
サイズ(ボーンミニ) | 幅100mm×横16mm×高さ16mm |
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オーマ・ロー
トルコ生まれの犬用おもちゃ「オーマ・ロー」は、1つ1つ手作りされています。ハンドメイドならではの味がある見た目で、ふわふわのポリエステル部分はしっかり編み込まれており抜けにくく安心です。
このふわふわ部分が歯と歯の隙間に入り込みやすく、歯垢除去の効果もあるのだとか!さらに、なんと洗濯機で丸洗いOKという特徴も。
材質 | 外側:ポリエステル100% 中綿:ポリエステル100% 中ボール:ポリウレタン100% |
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3.フェッチ
フェッチとは「取ってこい」で遊べるおもちゃのことです。飼い主さんが投げて愛犬が回収してくるという共同作業によって、愛犬との絆を深めることができるでしょう。
Fetch!
こちらは梨の木でできたおもちゃで、その形状は犬がかじりやすい・くわえやすいように繰り返しテストされています。
木は硬さがあり、かといってプラスチックほど硬すぎず、自然素材ならではの程よい噛み心地を味わえるでしょう。梨の木は繊維密度が高く犬がかじっても木の繊維が飛び出しにくいため、破片を飲み込んでしまった際にも安全性が高い点が安心ポイント◎
取ってこいの遊びのほか、ワンちゃんひとりでもかじって遊べますね。また、水に浮く程度の適度な重さなので、愛犬が扱いやすいところも良いですね。
サイズ | ミニ:高さ15㎝×幅2.8㎝×奥行2.8㎝ スモール:高さ21㎝×幅3.2㎝×奥行3.2㎝ ラージ:高さ30㎝×幅3.4㎝×奥行3.4㎝ |
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ソフトノーパンクボールSS
たとえ小型犬であっても犬の噛む力は強いので、おもちゃをすぐに潰されてしまうとお悩みの飼い主さんも多いことでしょう。
そんな飼い主さんにおすすめしたいこちらのおもちゃは「ノーパンク」の名の通り、愛犬が噛んで遊んでもパンクしないという特徴のボールです。小型犬や超小型犬におすすめの小さめなサイズ感で、水に浮くため水遊びのお供にもおすすめです。
素材 | EVAフォーム・ポリエステル |
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サイズ | 高さ5×幅5×奥行5cm |
スカイドッグフリスビーディスク(Lサイズ)
こちらはアメリカWHAM-O製の犬用フリスビー型おもちゃです。
アメリカでは何十年も歴史のあるフリスビードッグ競技会で認められており、日本フリスビードッグ協会でも公認ディスクとして使用されているという信頼度が高いおもちゃです。
プラスチック製ですが柔らかさがあり、ほとんどの犬種がくわえやすい形状で、飼い主さんが簡単に投げられるよう作られているところが特徴です。
サイズ | 直径23.5cm |
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重さ | 119g |
4.タグ・ロープ
こちらは「引っ張って遊べる」タイプのおもちゃで、引っ張り合うことで人と犬が関係性を構築する遊びを「タグプレイ」と言います。タグプレイは関係性を築くだけでなく、現状の関係性を確認することにも重要であると言われています。このタイプは引っ張り合いやすいロープ状になったおもちゃであることが多いです。犬に“引っ張りっこ”好きな子が多いのですが、噛んで引っ張る動作は犬の本能を刺激しやすいため、愛犬が興奮しすぎてしまったらいったん遊びを休んで落ち着かせると良いでしょう。
ハーツ®タフバディバード
しっぽがロープ状になっている鳥モチーフのこちらのおもちゃは、密度高く織られたバリスティックナイロンを使用して作られています。強度が高いところが特徴で、引っ張りっこしても長持ちしやすいです。
鳴き笛入りで噛んだ時に楽しく、おもちゃをくわえた愛犬の姿は立派な鳥猟犬さながらでしょう。
サイズ | Sサイズ:幅120mm、横60mm、高さ280mm Lサイズ:幅180mm、横76mm、高さ450mm |
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牛革ピロピロくん スティック
ネーミングと見た目がゆるカワイイこちらのおもちゃは、噛みごたえがある牛革と円状のコットンロープが一体となっています。牛革の匂いは犬の興味を引きやすいため、積極的に遊んでもらいやすいでしょう。
牛革とコットンのロープ、2つの異なる噛み心地を味わえて楽しいですね。
材質 | 牛革(本体)、コットン(ロープ)、ヤシ繊維(中材) |
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サイズ | 幅50x奥行25x高さ190mm |
5.ディスペンサー(知育玩具)
ディスペンサータイプのおもちゃは、中におやつやフードを詰めて愛犬に「工夫して食べてもらう」という知育玩具です。
どうすれば食べられるんだろう?と考えることで脳トレになり、食べ物の魅力によって飽きずに遊べる点からお留守番時にもおすすめです。
KONG
「ディスペンサータイプといえばコング」と言えるほど、人気があるおもちゃですね。
コングはコロネパンのような形状をしており、中心部分の空洞におやつやフードを詰めて愛犬に与えます。素材は天然ゴム100パーセントなので、ペースト状のフードを詰めても愛犬のよだれにまみれても洗って清潔さを保ちやすいところがおすすめポイントです。
硬さや大きさのラインナップが豊富で、パピーからシニア、超大型犬から超小型犬まであらゆるワンちゃんにピッタリの種類を選ぶことができます。
私も愛犬に「シニアコングSサイズ」を与えたことがありますが、シニアコングは噛む力が衰えたシニア犬にも優しい硬さでした。
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | ||
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XS | 36×56×36mm | |
S | 44×71×44mm | |
M | 57×86×57mm | |
L | 70×102×70mm |
Odin
こちらはアメリカ・シアトルのメーカーによって開発された知育玩具で、ドライタイプのフードやおやつを中に入れて与えるおもちゃです。
不規則に転がる設計のため、中の食べ物がポロッと出てくるラッキー感はひとしおでしょう。
単体で遊ぶほか、2つを連結させて遊ぶこともできるため、大型犬のワンちゃんなら連結させたほうが使いやすいという意見も。こちらも愛犬が夢中になりやすいので、お留守番のサポート役としても役立ちそうですね。
さらに、犬が噛んでも壊れにくい硬さである点、中毒性のない素材を採用して作られている点もおすすめポイントです。
素材 | TPR |
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カラー | ブラック、ミント、ダークグリーン、パープル、ピンク |
まとめ
今回は犬におもちゃを与えるメリットや、タイプ別におすすめの犬用おもちゃ12選をご紹介いたしました。犬にとっておもちゃで遊ぶことは単に楽しいというだけでなく、健康維持やストレス発散など多方面からメリットがあります。また、飼い主さんと一緒におもちゃで遊ぶことで愛犬と飼い主さんの関係性を良好にすることや、お留守番時の良きサポート役になることもメリットです。犬のおもちゃには大きく分けると5タイプあり、遊び方や特徴に違いがあります。愛犬のおもちゃ選びに迷った時や「すぐに飽きてしまう」という場合は、おもちゃのタイプを考えながら選んでみると愛犬にとって新鮮味が増すでしょう。みなさんもぜひ愛犬用のおもちゃを活用して、愛犬との遊び時間を楽しんでみてください。
日々のお散歩に加えて、愛犬との室内での遊びも大切です。
しかし、床が滑ると愛犬の足腰に大きな負担がかかり、怪我に繋がってしまう恐れがあります。
特にフローリングは犬が足を滑らせやすいので、愛犬を守る工夫が必要です。
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この記事を書いたペットとの暮らしの専門家