目次
最近の夏はとても長く、10月になってもまだまだ夏のように暑さを感じることも。
長引く残暑は、知らず知らずのうちに夏からの疲労を蓄積させ、夏バテならぬ秋バテを引き起こします。
本来、秋は夏の疲れを回復させて冬に向けての体力を蓄える時期なのですが、残暑が厳しいため昼間と朝晩の気温差が大きくなってしまい、人間も犬も体調を崩しやすくなっているのです。
この記事では、長引く残暑が愛犬に与える影響と、残暑対策について詳しく解説しています。
「愛犬が秋を快適に過ごせる室温は?気をつけたい体調の変化やトラブル、対策まで解説」の記事とあわせてご覧ください。
犬の基礎体温は38~39度と高く、寒さに強く暑さに弱い動物です。
ここでは、犬が暑さに弱い理由と犬の体温調整について見ていきましょう。
犬は発汗したとしても、体温調整には影響しないのです。
このように犬は人間のように汗をかいて体の中の余分な熱を排出することが上手くできないため、体温調整が苦手だと言えるでしょう。
また、犬の皮膚はとても薄く、外からのダメージをもろに受けてしまいます。
人間の皮膚も犬の皮膚も、表皮、真皮、皮下組織の三層から成っている構造は同じですが、犬の表皮は人間の表皮の1/3の厚さしかないため、外気の変化や紫外線に敏感なのです。
皮膚の薄さをカバーするために被毛があり、直接皮膚に太陽の光を当てない役割をしているのですが、毛の間に熱がこもりやすく体温調整が上手くできなくなることもあります。
特にゴールデン・レトリーバーやコーギーなどの長毛種やダブルコートの犬種は暑さに弱いと言えるでしょう。
毛の間にこもった熱をうまく逃がすことができないと、体温を上昇させてしまい熱中症のリスクが高まってしまうことも。
ただし、極端なサマーカットは暑さ対策としてあまり効果がないとされています。
先述の通り、被毛がないと太陽の光がダイレクトに当たってしまい余計に熱くなる可能性もあるのです。
よって、サマーカットをするよりもこまめにブラッシングをして抜け毛を取り除き、通気性のよい夏毛への切り替えを促すことをおすすめします。
犬は口を開け舌を出してハッハッハッと口呼吸をするパンティングという行動で主に体温を調整しています。
口腔の粘膜や舌の表面から水分を蒸発させて熱を逃がす気化熱で体温を下げているのです。
また、水分を摂って体を冷やし体内の熱と共に排尿をしたり、冷たい(涼しい)場所で体を冷やしたりすることで体温の上昇を抑えています。
家の中でも冷たい床にお腹をくっつけて涼をとっている姿を見かけますよね。
比較的被毛が少ないお腹周辺の皮膚を冷やして体温調整をしているのです。
もし水や冷たい(涼しい)場所がなければ、パンティングでしか体温を下げることができなくなってしまいます。
しかし、パンティングで拡散できる熱量には限界があります。
気温や湿度が高いと上手く蒸散できなくなって体温を下げられず、自身の体温の上昇に追いつかなくなると、待っているのは熱中症なのです。
また、マズルが短いパグやフレンチブルドッグなどの短頭種の犬は、頭蓋骨の奥行きが短いため、ほかの犬種と比べると鼻や口腔の大きさ・深さが小さくなってしまいます。
そのためパンティングによって放出できる熱量がほかの犬種よりも少なくなってしまうので注意が必要です。
このように犬は体温調整が苦手なため、熱い時期は特に飼い主さんのサポートが必要になってきます。
体に熱をため込まないように室温・湿度管理を徹底し、体の熱を逃がす冷感グッズを用意して、快適な睡眠や休憩がとれる環境を用意してあげましょう。
暦の上では秋になっているのに、夏のような暑さを感じる残暑がもたらす愛犬への影響はどんなものがあるのでしょうか。
暦は秋となっている10月でも日中は30℃を超える日もあるため、油断せずに熱中症対策をしなければなりません。
また、残暑と相まって台風の時期に突入すると湿度が高くなり、温度が低くても熱中症のリスクが高くなるため気をつけましょう。
夏に引き続き日が昇っていない時間帯に散歩に行き、少し涼しくなったからといって散歩やお出かけの時間を長くするなどの無理はしないようにしましょう。
暑さによる疲労や室内外の温度差による自律神経の乱れから、人間と同じく犬も体のだるさなどの体調不良の症状が表れます。
夏に蓄積した疲れが回復しないまま、残暑の時期に突入すると自律神経の乱れからくる以下の症状が表れる可能性があります。
・食欲がない
・元気がない
・散歩に行きたがらない
・寝ている時間が長くなる
・下痢や嘔吐をする
・足腰が弱る
など
夏の疲れが蓄積された上にさらに残暑の疲れが蓄積されてしまうのですね。
特に嘔吐や下痢、軟便、便秘といった消化器系のトラブルが長引くケースがあります。
これらの症状が続く場合は、早急に診察を受けるようにしましょう。
真夏に比べて夏の終わり&秋の始まりである残暑の時期は、涼しく感じる時間帯もあることから愛犬の体調管理を油断しがちになります。
ここでは、真夏よりも気をつけたい残暑対策を紹介します。
人間が寒いと感じる程度が犬にとっては調度よく過ごせる温度であること、人間が「涼しい」と感じている温度でも、犬にとっては「暑い」状態かもしれないと思うことが大切です。
室温はエアコンや扇風機を使って空気を循環させて部屋全体の温度差をなくし、湿度は除湿機や加湿器を使って調整しましょう。
常に愛犬の目線の高さの温湿度計をチェックして、愛犬に合わせたその日ごとの温度と湿度を管理することをおすすめします。
湿度については「犬が快適に過ごせる湿度とは?湿気が原因となる病気と効果的な湿気対策」の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
また、ペットと一緒に暮らすための温度・室温管理におすすめのアイテムとして、現在お住いの壁に塗るだけで遮熱・断熱・遮音・防音・消臭・空気質改善などの多くの効果が得られる住宅用塗料「ガイナ」や自宅の壁紙の受けから塗るだけで消臭・調湿効果が得られるアレスシックイがおすすめです。
また、これからペットと暮らす住宅を検討中であれば、調湿・消臭効果のある壁材モイスNTをおすすめします。
室内には飲料水をたっぷりと数カ所に用意して愛犬が自由に飲めるようにしておき、こまめに新鮮な水に取り替えるようにしましょう。
散歩の前後や散歩中も十分な水分を与えるように意識することが大切です。
特に暑い日は、散歩中にも水を飲む回数を増やしましょう。
冷たすぎる水や氷は与えすぎると消化機能の低下や食欲不振につながるため、注意が必要です。
また、暑さで胃腸が弱っている可能性があるため、食べ慣れないものを与えたり急に量を増やしたりすると、下痢や嘔吐をする可能性があるため注意しましょう。
普段食べている食事に水を混ぜて与えたりウェットフードに替えたりして食べやすくするなど、食事からも水分が摂れるように工夫するとよいかもしれませんね。
秋バテで胃腸が弱っている場合は胃腸の負担を軽減するために、消化吸収が得意な動物性たんぱく質中心のフードを一回の量を少なく数回に分けて与えることをおすすめします。
朝晩は気温が下がっていても、日中の太陽の熱を吸収したアスファルトは熱いままでなかなか冷めないものです。
地面に近い愛犬は高温にさらされやすいため、実際にアスファルトに触れてみて熱くないかの確認も怠らないようにしましょう。
朝でも晩でも日が昇っていない時間帯に散歩をすることをおすすめします。
高くなった体温を吸収し熱を発散してくれるタイプのものや接触冷感タイプのものなど、さまざまな素材や種類があります。
また、散歩の際にも保冷剤を入れて使うバンダナや保冷ネックリング、クールベストなどのひんやり感が持続するグッズを使って暑さ対策することをおすすめします。
ただし、朝晩は気温が下がることもあるので、その日の愛犬の調子や気温、湿度に合わせてグッズの使用を検討しましょう。
どのくらいの室温や湿度が快適か、普段の食事の量や時間、ウンチの状態、一日の行動パターンを把握しておくことで、万が一の体調不良時にすぐに気づくことができるからです。
残暑が長引く時期は、朝晩の気温差が大きく、日中は30℃を超える夏日でも晩になると急に気温が下がることもしばしば。
そんなときに、エアコンで室温を低いままにしていたら愛犬は体を温めようとする働きから体力を奪われてしまったり、寒暖差に体が追い付かずに疲労が蓄積してしまったりと体調を崩してしまいます。
特にこの時期の愛犬だけのお留守番時は、室温管理が難しいですよね。
そこで、愛犬の様子を外出先からも見守ることができるスマートホームサービス「SpaceCore(スペース・コア)」をおすすめします。
専用アプリで照明やエアコンなど住まいのあらゆるIoT設備を連動させることができるので、留守番時の愛犬の様子を確認して室内の温度や明るさを管理可能なのです。
外出しながらも愛犬の健康を見守ることができそうですね。
夏から秋にかけての季節の変わり目は残暑と涼しさが同居し、人間と同じく犬にも体の不調が出やすい時期でもあります。
愛犬のちょっとした変化に気づけるように、飼い主さんは普段から毎日の食事や行動パターンなどをしっかりと把握しておくとよいでしょう。
残暑が愛犬にもたらす影響を把握し残暑対策をおこなうことができれば、残暑が厳しい日々も、愛犬は健康に快適に過ごすことができるはずです。
長引く残暑は、知らず知らずのうちに夏からの疲労を蓄積させ、夏バテならぬ秋バテを引き起こします。
本来、秋は夏の疲れを回復させて冬に向けての体力を蓄える時期なのですが、残暑が厳しいため昼間と朝晩の気温差が大きくなってしまい、人間も犬も体調を崩しやすくなっているのです。
この記事では、長引く残暑が愛犬に与える影響と、残暑対策について詳しく解説しています。
「愛犬が秋を快適に過ごせる室温は?気をつけたい体調の変化やトラブル、対策まで解説」の記事とあわせてご覧ください。
暑さに弱い犬の体温調整の仕組み
犬の基礎体温は38~39度と高く、寒さに強く暑さに弱い動物です。
ここでは、犬が暑さに弱い理由と犬の体温調整について見ていきましょう。
犬が暑さに弱い理由は?
人間は暑いと全身で汗をかいて体温を下げて体温調整をおこないますが、犬の汗腺は鼻の頭と肉球というごく一部にしかないため、人間のように汗をかいて体を冷やすことができません。犬は発汗したとしても、体温調整には影響しないのです。
このように犬は人間のように汗をかいて体の中の余分な熱を排出することが上手くできないため、体温調整が苦手だと言えるでしょう。
また、犬の皮膚はとても薄く、外からのダメージをもろに受けてしまいます。
人間の皮膚も犬の皮膚も、表皮、真皮、皮下組織の三層から成っている構造は同じですが、犬の表皮は人間の表皮の1/3の厚さしかないため、外気の変化や紫外線に敏感なのです。
皮膚の薄さをカバーするために被毛があり、直接皮膚に太陽の光を当てない役割をしているのですが、毛の間に熱がこもりやすく体温調整が上手くできなくなることもあります。
特にゴールデン・レトリーバーやコーギーなどの長毛種やダブルコートの犬種は暑さに弱いと言えるでしょう。
毛の間にこもった熱をうまく逃がすことができないと、体温を上昇させてしまい熱中症のリスクが高まってしまうことも。
ただし、極端なサマーカットは暑さ対策としてあまり効果がないとされています。
先述の通り、被毛がないと太陽の光がダイレクトに当たってしまい余計に熱くなる可能性もあるのです。
よって、サマーカットをするよりもこまめにブラッシングをして抜け毛を取り除き、通気性のよい夏毛への切り替えを促すことをおすすめします。
犬の体温調整の仕組み
先述の通り、犬は人間のように汗をかいて体温調整ができません。犬は口を開け舌を出してハッハッハッと口呼吸をするパンティングという行動で主に体温を調整しています。
口腔の粘膜や舌の表面から水分を蒸発させて熱を逃がす気化熱で体温を下げているのです。
また、水分を摂って体を冷やし体内の熱と共に排尿をしたり、冷たい(涼しい)場所で体を冷やしたりすることで体温の上昇を抑えています。
家の中でも冷たい床にお腹をくっつけて涼をとっている姿を見かけますよね。
比較的被毛が少ないお腹周辺の皮膚を冷やして体温調整をしているのです。
もし水や冷たい(涼しい)場所がなければ、パンティングでしか体温を下げることができなくなってしまいます。
しかし、パンティングで拡散できる熱量には限界があります。
気温や湿度が高いと上手く蒸散できなくなって体温を下げられず、自身の体温の上昇に追いつかなくなると、待っているのは熱中症なのです。
また、マズルが短いパグやフレンチブルドッグなどの短頭種の犬は、頭蓋骨の奥行きが短いため、ほかの犬種と比べると鼻や口腔の大きさ・深さが小さくなってしまいます。
そのためパンティングによって放出できる熱量がほかの犬種よりも少なくなってしまうので注意が必要です。
このように犬は体温調整が苦手なため、熱い時期は特に飼い主さんのサポートが必要になってきます。
体に熱をため込まないように室温・湿度管理を徹底し、体の熱を逃がす冷感グッズを用意して、快適な睡眠や休憩がとれる環境を用意してあげましょう。
暑い日が続くとどうなる?残暑の愛犬への影響は?
暦の上では秋になっているのに、夏のような暑さを感じる残暑がもたらす愛犬への影響はどんなものがあるのでしょうか。
熱中症のリスクが高まる
夏に引き続き、まだまだ残暑が残る時期も熱中症には注意しましょう。暦は秋となっている10月でも日中は30℃を超える日もあるため、油断せずに熱中症対策をしなければなりません。
また、残暑と相まって台風の時期に突入すると湿度が高くなり、温度が低くても熱中症のリスクが高くなるため気をつけましょう。
夏に引き続き日が昇っていない時間帯に散歩に行き、少し涼しくなったからといって散歩やお出かけの時間を長くするなどの無理はしないようにしましょう。
自律神経の乱れからくる秋バテ
残暑が続くということは、昼間は暑くて朝晩は涼しい日が多くなる=寒暖差が大きくなる日が続くということです。暑さによる疲労や室内外の温度差による自律神経の乱れから、人間と同じく犬も体のだるさなどの体調不良の症状が表れます。
夏に蓄積した疲れが回復しないまま、残暑の時期に突入すると自律神経の乱れからくる以下の症状が表れる可能性があります。
・食欲がない
・元気がない
・散歩に行きたがらない
・寝ている時間が長くなる
・下痢や嘔吐をする
・足腰が弱る
など
夏の疲れが蓄積された上にさらに残暑の疲れが蓄積されてしまうのですね。
特に嘔吐や下痢、軟便、便秘といった消化器系のトラブルが長引くケースがあります。
これらの症状が続く場合は、早急に診察を受けるようにしましょう。
真夏よりも気をつけたい!愛犬の残暑対策5選
真夏に比べて夏の終わり&秋の始まりである残暑の時期は、涼しく感じる時間帯もあることから愛犬の体調管理を油断しがちになります。
ここでは、真夏よりも気をつけたい残暑対策を紹介します。
適切な温度・湿度管理
犬種や個体によって異なりますが、犬が過ごしやすい室温は20度前後、湿度は40~60%と言われています。人間が寒いと感じる程度が犬にとっては調度よく過ごせる温度であること、人間が「涼しい」と感じている温度でも、犬にとっては「暑い」状態かもしれないと思うことが大切です。
室温はエアコンや扇風機を使って空気を循環させて部屋全体の温度差をなくし、湿度は除湿機や加湿器を使って調整しましょう。
常に愛犬の目線の高さの温湿度計をチェックして、愛犬に合わせたその日ごとの温度と湿度を管理することをおすすめします。
湿度については「犬が快適に過ごせる湿度とは?湿気が原因となる病気と効果的な湿気対策」の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
また、ペットと一緒に暮らすための温度・室温管理におすすめのアイテムとして、現在お住いの壁に塗るだけで遮熱・断熱・遮音・防音・消臭・空気質改善などの多くの効果が得られる住宅用塗料「ガイナ」や自宅の壁紙の受けから塗るだけで消臭・調湿効果が得られるアレスシックイがおすすめです。
また、これからペットと暮らす住宅を検討中であれば、調湿・消臭効果のある壁材モイスNTをおすすめします。
十分な水分補給&消化のよい食事管理
残暑が続く場合、十分な水分補給と消化のよい食事管理が大切です。室内には飲料水をたっぷりと数カ所に用意して愛犬が自由に飲めるようにしておき、こまめに新鮮な水に取り替えるようにしましょう。
散歩の前後や散歩中も十分な水分を与えるように意識することが大切です。
特に暑い日は、散歩中にも水を飲む回数を増やしましょう。
冷たすぎる水や氷は与えすぎると消化機能の低下や食欲不振につながるため、注意が必要です。
また、暑さで胃腸が弱っている可能性があるため、食べ慣れないものを与えたり急に量を増やしたりすると、下痢や嘔吐をする可能性があるため注意しましょう。
普段食べている食事に水を混ぜて与えたりウェットフードに替えたりして食べやすくするなど、食事からも水分が摂れるように工夫するとよいかもしれませんね。
秋バテで胃腸が弱っている場合は胃腸の負担を軽減するために、消化吸収が得意な動物性たんぱく質中心のフードを一回の量を少なく数回に分けて与えることをおすすめします。
散歩を涼しい時間帯にする
朝晩は涼しくなってくる季節でも昼間の残暑が厳しい時期は、散歩の時間帯には気をつけなければなりません。朝晩は気温が下がっていても、日中の太陽の熱を吸収したアスファルトは熱いままでなかなか冷めないものです。
地面に近い愛犬は高温にさらされやすいため、実際にアスファルトに触れてみて熱くないかの確認も怠らないようにしましょう。
朝でも晩でも日が昇っていない時間帯に散歩をすることをおすすめします。
冷感グッズを活用する
夏に引き続き、ペットハウスや寝床にクールマットやジェルシートなどの冷感グッズを活用しましょう。高くなった体温を吸収し熱を発散してくれるタイプのものや接触冷感タイプのものなど、さまざまな素材や種類があります。
また、散歩の際にも保冷剤を入れて使うバンダナや保冷ネックリング、クールベストなどのひんやり感が持続するグッズを使って暑さ対策することをおすすめします。
ただし、朝晩は気温が下がることもあるので、その日の愛犬の調子や気温、湿度に合わせてグッズの使用を検討しましょう。
愛犬の様子を把握しておく
残暑が長引く季節の変わり目は体調不良が起きやすいことを前提に、愛犬の普段からの様子を観察しておきましょう。どのくらいの室温や湿度が快適か、普段の食事の量や時間、ウンチの状態、一日の行動パターンを把握しておくことで、万が一の体調不良時にすぐに気づくことができるからです。
残暑が長引く時期は、朝晩の気温差が大きく、日中は30℃を超える夏日でも晩になると急に気温が下がることもしばしば。
そんなときに、エアコンで室温を低いままにしていたら愛犬は体を温めようとする働きから体力を奪われてしまったり、寒暖差に体が追い付かずに疲労が蓄積してしまったりと体調を崩してしまいます。
特にこの時期の愛犬だけのお留守番時は、室温管理が難しいですよね。
そこで、愛犬の様子を外出先からも見守ることができるスマートホームサービス「SpaceCore(スペース・コア)」をおすすめします。
専用アプリで照明やエアコンなど住まいのあらゆるIoT設備を連動させることができるので、留守番時の愛犬の様子を確認して室内の温度や明るさを管理可能なのです。
外出しながらも愛犬の健康を見守ることができそうですね。
まとめ
夏から秋にかけての季節の変わり目は残暑と涼しさが同居し、人間と同じく犬にも体の不調が出やすい時期でもあります。
愛犬のちょっとした変化に気づけるように、飼い主さんは普段から毎日の食事や行動パターンなどをしっかりと把握しておくとよいでしょう。
残暑が愛犬にもたらす影響を把握し残暑対策をおこなうことができれば、残暑が厳しい日々も、愛犬は健康に快適に過ごすことができるはずです。
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家