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【専門家監修】パピヨンの飼いやすさは?初心者向けに性格・しつけ・注意点を解説

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目次
    この記事を書いた人
    舘 明奈
    動物看護師統一認定機構認定 動物看護師・ペットケアアドバイザー等多数資格保有
    (パピヨン/男の子)

    パピヨンは、初心者にも比較的飼いやすい犬種です。

    小型で室内でも暮らしやすく、賢くてしつけを覚えやすい一方、活発さや繊細さもあるため、性格や生活スタイルとの相性を見ることが大切です。

    この記事では、認定動物看護師の資格を持ち、愛犬に18歳のパピヨンがいる筆者が、パピヨンの飼いやすさ性格しつけ迎える前の注意点をわかりやすく解説します。

    パピヨンは初心者でも飼いやすい犬種

    パピヨンは初心者でも飼いやすい犬種

    パピヨンは小型で室内飼育しやすく、賢いためしつけも入りやすいといわれています。そのため、初心者にも比較的向いている犬種です。

    ただし、性格の傾向として“活発さ”“繊細さ”があるため、相性は大事です。

    また、飼いやすい=世話やしつけがいらない、ではないことをあらかじめ理解しておきましょう。

    パピヨンが飼いやすいと言われる5つの理由

    パピヨンが飼いやすいと言われる5つの理由

    ここでは、パピヨンが飼いやすいと言われる5つの理由をまとめました。

    賢くてしつけやトレーニングを覚えやすい

    パピヨンは人の言葉や表情をよく見て学びやすく、しつけやトレーニングにも前向きな傾向がある犬種です。

    実際に犬種の特徴としても「知的で飼い主を喜ばせたがる」「訓練に前向き」と紹介されることが多くあります。

    とはいえ個体差があるため、犬種だけで決めつけずその子の性格やペースに合わせて向き合うことが大切です。

    小型犬で室内でも暮らしやすい

    パピヨンは体が小さいため、室内飼育がしやすくマンションやアパートなどの住環境にもなじみやすい犬種です。

    抱っこをして移動したりキャリーに入れて通院したりする負担が大きすぎないのもメリットといえるでしょう。

    体の大きな犬に比べると日々のお世話や外出時の負担が軽いため、初心者にとっても迎え入れやすいといわれています。

    人懐っこい

    パピヨンは「明るくフレンドリー」「臆病すぎず攻撃的でもない」と紹介されることが多くあります。

    人に対して前向きに関わる傾向にあり、しっぽを振って甘えたり、表情豊かに反応したりする子も多いです。

    しかし、人の表情や声色をよく読み取るため、警戒心をもって接するとパピヨンの方も警戒してなかなかうまくコミュニケーションをとれないことがあります。

    パピヨンと仲良くなるには、いきなり距離を詰めず、落ち着いて関わることが大切です。

    大きな声や急な動きを避け、反応を見ながら少しずつ信頼関係を築いていきましょう。

    また、性格には個体差があります。あくまでその子らしさを尊重してあげることが大切です。

    見た目よりお手入れが簡単

    パピヨンは長毛で、一見するとお手入れが大変そうに見えますが、見た目よりもケアしやすいです。

    基本的にサラサラとしたストレート毛で、プードルのような巻き毛に比べて毛が絡まりにくく、日常のブラッシングで整えやすいのが特徴です。

    また、アンダーコートのないシングルコートのため、湿気や皮脂、汚れが毛の奥にこもりにくく、比較的体臭も少ない傾向があります。

    ただし、脇や腹回りは毛玉ができやすいです。毛玉ができると皮膚を常に引っ張った状態になり痛みを伴うため、毎日やさしくブラッシングしてあげましょう。

    活発で表情豊か

    パピヨンは「明るい」「活発」「フレンドリー」と表現されることが多い犬種です。

    反応が良く、しぐさや表情にも気持ちが出やすいため、信頼関係を築いていけばいくほどコミュニケーションも取りやすくなります。

    とはいえ、活発さや表情の出方には個体差があるため、性格や気分に合わせて向き合うことが大切です。

    パピヨンを飼うときの注意点

    パピヨンを飼うときの注意点

    飼いやすいといわれるパピヨンですが、性格の傾向や体の特徴からいくつか注意しておくべきことがあります。

    ここでは、パピヨンを飼うときの注意点をまとめました。

    賢いからこそ、一貫性の無いしつけは逆効果

    パピヨンは賢さがメリットである反面、飼い主さんの甘やかしや対応のブレを見抜きやすいです。

    飼い主さんの口調や表情をよく観察しているため、家族の中で「この人の言うことは絶対」「この人にはまあまあ手抜いてもいい」のような順位を付けていることも。

    そのため、家族間でルールをそろえることが大切です。

    例えば以下のような視点でルールを決めておくといいでしょう。

    • ソファやベッドに乗せて良いかどうか
    • 人の食べ物を与えるかどうか
    • 吠えたときにどう対応するか
    • 噛んでよいもの・ダメなものの区別
    • トイレの場所やトイレ成功時の褒め方
    • 飛びついてきたときに許すか、落ち着かせるか
    • 散歩のときの歩かせ方や声かけ
    • コマンド(「待て」「おすわり」など)の言い方をそろえる

    「賢い=放っておいてもOK」ではありません。お互いに心地よく暮らしていくために、ある程度のしつけも大事にしましょう。

    性格は犬種だけで決まらず、日々の接し方も大きく影響する

    犬は犬種だけで性格が決まるわけではありません。それぞれの性格や個性があります。まずはそこを尊重してあげることが大切です。

    また、犬の性格は人間の親子のように飼い主さんの日々の接し方に起因する傾向にあります。

    寄り添うこと、愛犬目線に立つこと、お世話に力を入れすぎないことが大切です。

    毎日の声かけや遊び方、しつけの一貫性などの積み重ねが、愛犬との信頼関係をつくります。

    そして、一緒に暮らしていく中で行き詰まったら、一人で抱えず周りに相談すること。それを躊躇しないことを念頭に置いておきましょう。

    小型犬でも運動や刺激が必要

    パピヨンは華奢な骨格である反面、元気でとても活発です。

    散歩や遊びの時間は、心身への良い刺激のために重要になります。

    退屈すると、気を引いたりストレス発散したりするために無駄吠えいたずらにつながることも。

    基本的に毎日の散歩は欠かさず、おうちの中でも遊んであげることが大切です。

    骨が細く、安全面への配慮が必要

    パピヨンは骨が細いため、衝撃を受けると骨折しやすいのが注意点のひとつです。

    とくに前肢の骨折が多い傾向にあります。ソファや階段などの高い所からの飛び降りに注意しましょう。

    ちなみに筆者の実家のパピヨンでは、階段を上らせないように階段の入り口を塞いで対策をしていました。

    また、小さな子どもと接するときも安全面に配慮が必要です。元気に走り回りすぎて滑って転んだり、足を踏まれたりするとケガにつながります。

    運動をして元気に遊ばせつつ、安全面に配慮することを忘れないように、室内環境の工夫をするなど“ケガ予防の意識”を大切にしましょう。

    パピヨンを飼うのに向いている人・向いていない人

    パピヨンを飼うのに向いている人・向いていない人

    パピヨンに限らず、犬の性格は犬種だけで一律に決まるものではありません。同じ犬種でも個性があり、飼い主さんとの関わり方や生活環境によっても愛犬との関係性は変わります。

    ここで紹介する「向いている人・向いていない人」はあくまで目安として考えるようにしましょう。

    向いている人

    パピヨンは、愛犬と信頼関係を築いてよくコミュニケーションを取りながら暮らせる人に向いている犬種です。

    • 愛犬とのコミュニケーションを楽しみたい人
    • しつけや遊びにきちんと向き合い、楽しめる人
    • 愛犬のことを想ってお手入れやお世話に向き合える人
    • 見た目のかわいさだけでなく性格や特徴も理解できる人

    パピヨンは賢く活発な一面があるため、ただ「かわいいから飼いたい」だけではなく、その子の性格や特徴を理解しようとする姿勢が大切です。

    日々のお世話やしつけの時間も前向きに向き合える人なら、パピヨンとの暮らしをより楽しめるでしょう。

    あまり向いていない人

    一方で、手がかからない犬を求める人や、日々の関わりの時間を確保しにくい人には向かない場合があります。

    • とにかく手がかからない犬を求めている人
    • 留守番が多く、あまり愛犬と向き合えない人
    • しつけをあまり重視していない人
    • 小型犬にはおっとり静かな性格だけを求める人

    パピヨンは「小型犬だからお世話が楽そう」と考えていると、迎えたときにギャップを感じます。

    活発でよく反応する犬種だからこそ、しつけ・遊びなど日々の関わりを大切にすることが欠かせません。

    パピヨンを迎える前に確認したいポイント

    パピヨンを迎える前に確認したいポイント

    ここでは、パピヨンを迎える前に確認したいポイントをまとめました。

    生活スタイルを合わせられるか具体的に考える

    パピヨンに限らず、新しい命を家族に迎え入れれば、生活スタイルが変わることも受け入れなければいけません。

    毎日の生活の中で無理なく世話を続けられるかを具体的に確認することが大切です。

    • 散歩や遊びの時間をちゃんと確保できるか?
    • 留守番時間は毎日どのくらいになる?
    • 寂しい想いをさせ過ぎないように環境を整えられる?
    • 住環境は愛犬の安全や心地よさを考えて整えられる?
    • 食事・生活環境などにおける健康面にも配慮して整えられるだけの余裕があるか?

    迎える前に一度立ち止まり、考えてみましょう。

    そのうえで「この子のためなら生活スタイルが変わることも受け入れられる」という気持ちになれたら、ぜひ一緒に大切なパートナーとして迎え入れてあげてください。

    しつけ・健康管理まで想像しておく

    しつけの方針は、家族間での話し合いや認識の統一が必要です。迎え入れる前だけでなく、実際に迎え入れてからもよく家族間で話し合っていきましょう。

    また、以下のような健康管理についてのことも想像しておくのがおすすめです。

    • かかりつけ病院のリサーチ
    • 毎月かかる費用の確認(病院・トリミング・ごはん代など)
    • ペット保険についてのリサーチ

    最初から完璧に想像できている必要はありません。

    「一般的にはどうなのか?」をある程度分かった状態にしておき、迎え入れたあとでさらに理解を深めていくといいでしょう。

    安全面や過ごしやすさに配慮した住環境を整えられるか考える

    床材・段差・部屋の空気など、安全面や過ごしやすさに配慮した住環境に整えることも、パピヨンを迎え入れるにおいて大切です。

    とくにパピヨンは華奢で骨が細いため、滑ったり転んだりするとケガにつながりやすいです。

    床材は「滑りにくく、衝撃を吸収してくれるもの」に整えておくといいでしょう。

    Live Natural for Dog

    例えばLive Natural for Dogという床材がおすすめです。

    床材の中では珍しい“天然木そのものでできたフローリング床材”で、特殊な塗装仕上げによって適度な滑りにくさを実現しています。

    既存の床に上から貼るだけのため、施工も簡単です。

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    パピヨンの飼いやすさに関するよくある質問(FAQ)

    パピヨンの飼いやすさに関するよくある質問(FAQ)

    パピヨンは初心者にも比較的向いていますが、留守番や吠えやすさには配慮が必要です。

    ここでは、パピヨンの飼いやすさに関するよくある質問に答えました。

    パピヨンは初心者でも飼えますか?

    パピヨンは賢くしつけを覚えやすい傾向があるため、初心者でも比較的飼いやすい犬種です。

    ただし、小型でも活発な一面があるため、遊びやしつけの時間をきちんと取れるかを考えて迎えることが大切です。

    パピヨンは留守番できますか?

    パピヨンは留守番できますが、人とのコミュニケーションを好む犬種のため、長時間の留守番が続く環境は負担になりやすいです。

    留守番時間が長い場合は、遊びや運動の時間をしっかり確保してあげましょう。

    パピヨンは吠えやすい犬ですか?

    パピヨンは反応がよく警戒心もあるため、環境によっては吠えやすくなることがあります。

    ただし、一般的に“過度に吠える犬種”とされているわけではなく、しつけや生活環境を整えることで落ち着いて暮らしやすくなります。

    パピヨンは飼いやすい犬種だが、信頼関係を築く姿勢が欠かせない

    パピヨンは、小型で室内でも暮らしやすく、賢くしつけを覚えやすいことから、初心者にも比較的向いている犬種です。

    しかし、同じパピヨンでもその子その子の性格や個性があります。

    大事なのは、迎え入れてからの接し方です。そこで信頼関係を築いていくことが大切になります。

    迎え入れる前に一度立ち止まり、愛犬がいる暮らしをよく想像して考えて迎え入れる判断をしましょう。

    この記事が、パピヨンを迎え入れるか検討している方にとって、パピヨンとの暮らしをより深く考えるキッカケになれば幸いです。

    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
    舘 明奈
    動物看護師統一認定機構認定 動物看護師・ペットケアアドバイザー等多数資格保有
    (パピヨン/男の子)