株式会社順工務店

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人もペットも快適に過ごせるドイツ生まれの高性能住宅

「家が健康なら、住む人も健康になれる」

　順工務店は、渡島管内を中心とする道南エリアで家づくりを行う工務店。新築のほかリフォーム、リノベーションも行っていますが、いずれも寒さの厳しい北海道で快適に暮らせる、上質な住まいを手がけています。

　「住宅の専門知識がない方でも、イメージをお伝えいただければ、最適なプランを一緒に考えています。その意味で当社では注文住宅の中でも『セミオーダー住宅』としてご案内しています」と話すのは、2代目の高見慎社長。「家が健康なら、住む人も健康になれる」という考えのもと、無垢材や漆喰といった自然素材をふんだんに使ったナチュラルハウスを提案しています。さらにドイツ生まれの「パッシブハウス」の考え方も取り入れ、北国の家づくりの可能性を探っています。

　自身も愛犬家であることから、2020年に愛犬家住宅に加盟。加盟前も含めて、ペット共生住宅の施工を多数行ってきました。使用する自然素材との相性も良いため、ワンちゃん・ネコちゃんとともに暮らす住まいの提案を積極的に行っています。

　公開中のリノベーションモデルハウスでは、宿泊体験を受付中。「エアコン1台で十分に快適」と、多くのご家族から好評が集まっています。

こんな住まいが得意です！おうちの実例紹介

あえてケージや仕切りを設けずに、人もワンちゃんも同じ空間で過ごしているという高見社長宅。階段下を利用したワンちゃんスペースは、ほどよいこもり感と家族の目が届く距離で、お互い快適に過ごせます。

タイル張りのダイニングの一角には薪ストーブを設置。飾り棚はかわいらしく小物をディスプレイしています。

ワンちゃんたちが外の空気に触れながら遊べるウッドデッキ。

勾配天井＋吹き抜けで抜け感のあるリビング。床は北海道産のナラ材、テレビ背面には内装用のサイディングを施工してアクセントをつけました。南側に敷いたタイルを太陽光で暖めることで、室内を暖かく保てるといいます。

玄関の脇にはワンちゃんのシルエットが。細部まで遊び心をきかせた住まいです。

DATA

高見社長自宅
北海道亀田郡七飯町
延床面積/131.14㎡(40.50坪)
敷地面積/456.25㎡(137.97坪)
家族構成/ご夫婦＋お子さん1人＋ワンちゃん1匹
施工/2017年12月

子世代、孫世代に住み継げる価値ある住まいこそ高コスパな住宅です

株式会社順工務店
代表取締役社長　高見　慎さん

建築系の専門学校を卒業後、住宅メーカーの営業職を経て順工務店へ入社。2代目として営業と基本設計に携わる。二級建築士、気密測定技能者、愛犬家住宅コーディネーター。愛犬は「ドン」（トイプードル・10歳・男の子）。

ペット共生住宅の本質を追求したい

　当社が作るのは、住宅性能基準の厳しさで知られるドイツで生まれた高性能住宅です。日本国内でも地域に応じた断熱性能が定められ、北海道のような寒冷地では屋根、床、壁、基礎などすべての箇所の断熱施工が必須となっていますが、それでもドイツの基準には及びません。

　環境先進国でもあるドイツでは、自然エネルギーを活用した「パッシブ設計」が一般的です。まず建物を真南に向けて冬場の日射を効果的に取り入れ、軒を深く出すことで夏の日射を遮ります。充填断熱と外張り断熱のダブル断熱や、屋根と天井の断熱施工、トリプルガラスと高性能サッシの組み合わせといった仕様で、部屋間の温度差が少なく、一年中お布団1枚で過ごせるような快適な住まいをご提供しています。建築費用は安くはありませんが、その分光熱費を抑えることができます。

　住宅性能を高めることは、次世代へ住み継ぐということでもあります。地価や建築費が高騰を続ける現代、私たちの子ども世代が家を建てるのは容易ではありません。それなら、親世代が建てた家を住み継げればよいのではないでしょうか。例えば、欧米の住宅寿命は日本に比べると2～3倍といわれています。躯体強度や断熱性能が高いので、改修費も少なくて済みます。当社でも住宅性能を追求し、2代、3代に渡って安心して暮らせる住まいをお届けしたいと思っています。

　2020年頃から、当社のお施主様にもワンちゃんを飼いたいという方が増えてきました。温度の感じ方は冬に弱い短毛種、夏に弱い長毛種などワンちゃんによってさまざまです。一年中室温が一定に保たれる住まいなら、ワンちゃんも快適に過ごせるということで、本格的にペット共生住宅に取り組んでいくために愛犬家住宅に加盟しました。

　近年ペットを飼いはじめる方が増えており、ペット共生住宅の需要も高まっています。私も愛犬家の一人として、大切な家族であるワンちゃんに深い愛情を注いでいらっしゃる方へ向けて、これからも価値ある愛犬家住宅をお届けしていきたいと思っています。