家の中と外、ちょっとリフォーム　犬にやさしい、家にしよう

人にとって快適なものが、犬にとっても快適とは限らない。「人よりも低い視点」「警戒心と好奇心」「大好きな遊び・運動」など犬の習性・性質に合わせた環境を、「犬にやさしい」リフォームで叶えよう。

愛犬家住宅を叶える

秘訣①　コーティングで足への負担を軽く
秘訣②　滑りにくいカーペットで足腰にやさしく
秘訣③　足元にやさしく遮熱にもなる人工芝
秘訣④　視覚を遮ることでプライベートを確保
 

Q&Aでわかる理想の「愛犬家住宅」

Q．犬にやさしい家ってなんだろう？

A．滑りと段差をチェック！「遊び空間」にも配慮

人のために作られた段差は、犬にとっては足腰に負担がかかる場合も。また床面の滑りが思わぬけが・危険につながることがあります。段差・滑りは、今一度飼い主がチェックするべきポイントです。また愛犬にとって楽しみとなる「遊び」により集中できるよう、屋内・屋外での愛犬のプライベート空間を設けてあげることも大切です。

Q&Aでわかる屋内でできる「愛犬家住宅」の作り方

Q．家の床でたびたび滑る愛犬、どうすればいい？



A．コーティングorカーペットという選択

自宅の床材がフローリングのご家庭では、人は快適でも愛犬には滑りやすい場合があります。そこで張り替えずにできる“滑り対策”となるのが「コーティング」と「カーペット」。「コーティング」は、フローリングの見た目を損なわず、愛犬の足腰にやさしい。また「カーペット」は、滑り止め効果の他にクッション性も期待できて愛犬の歩行・転倒時の衝撃が和らぎ、メリット大です。

秘訣①　コーティングで足への負担を軽く

一般的なフローリングの床は、犬たちには滑りやすく、足腰に負担がかかってしまうことも…。そこでオススメなのがそこでおすすめなのがコーティング剤の塗布。フローリング表面に塗膜ができ、滑りにくい床になります。滑りにくいだけでなく「耐薬品性」「耐水性」「耐傷性」に優れ、飼い主にとっては、掃除やメンテナンスの機会が減るため、ペットと一緒に暮らす家族の負担も軽減！


掃除もしやすく、お世話の効率UP


コーティングで「滑りにくく」「傷に強く」「輝きのある」床に


塗布した部分に紫外線を照射し、しっかりと硬化

秘訣②　滑りにくいカーペットで足腰にやさしく

使用した「ロボフロアー」は木目調を始めデザインやカラーバリエーションも豊富。消して愛犬の爪、肉球をソフトに支足元がしっかり安定！ツルツル滑らず衝撃も吸収・分散する適度なクッション性があり、ペットの足腰や人にも優しい床材です。


フローリングに敷くだけ簡単


「ロボフロアー」は大型犬にも対応


段差に敷くことで、下りやすく

全面敷きにしたい場合はプロに設置を頼むほうがいいけれど、接着剤を使わないので、部屋の一部に敷く場合は自分でも気軽に設置可能。柔らかく気持ちいい肌触りで、ペットの消臭効果と洗える&防音効果も期待できるのもおすすめ！



フローリングの上に敷き込み設置


活発な猫ちゃんと暮らす、愛猫家にもおすすめ

Q&Aでわかる屋外でできる「犬の憩いスペース」の作り方

Q．庭がそんなに広くない場合でも役立つ？

A．小型犬・老犬には十分な空間

ハードな散歩を必要としない犬種や小型犬、また老犬などは、あまり多くの運動はかえって体の負担になるため、広すぎるスペースよりも飼い主の目の行き届くような限られた広さの方がおすすめ。ストレス解消・気分転換として庭に出してあげることで、十分に庭を活用することができます。

秘訣③　足元にやさしく遮熱にもなる人工芝

人工芝の最大のメリットは、クッション性があり愛犬の足腰の保護になるという点。足腰に負担がかかりやすい犬種などもおすすめです。また遮熱効果があるので夏場は日なたの芝は熱さが気になりますが、遮熱加工された人工芝は温度の上昇を防ぐことができます。また「虫がつきやすい」芝に比べてメンテナンスが圧倒的に減るため「一年中美しい景観を楽しめる」などの利点もあります。


遊びの幅が広がる、犬用のトンネルを設置


防火性のある人工芝は万が一の時の安心に繋がる


屋外水栓があれば、室内に抱えて行く手間が省けて便利
 

Q&Aでわかる屋外でできる「犬の憩いスペース」の作り方

Q．家に庭はあるけれど、どうすればいいの？

A．「目隠し」「柵」で、安全対策を十分に

まずは、近隣や通りすがる人を見かけたときの“無駄吠え”などを防ぐためにも、外部からの目隠しを設けることをおすすめします。また、脱走の危険がないように「扉」「柵」などを設けることが欠かせません。庭で遊ばせると言ってもまずは、安全の確保を優先してください。

秘訣④　視覚を遮ることで、無駄吠え対策に

特殊発泡素材に支柱を立てることで、高さのある塀に


お隣さんとの距離も適度にとれる


軽さ・強度・デザイン性を備えた「グランドアートウォール」

低い塀やフェンスでは、通行人の姿が気になって吠えたりしやすいのが犬の習性。道路や隣地、外部からの視線を遮り、愛犬のプライベートを守るためには高さのある塀がお勧めです。

+αの犬point

ウッドチップで足元気持ちいい
「ウッドチップのオススメポイント」
・リラックス効果…やさしい香り
・足の負担軽減…クッション性があるので足腰にやさしい
・防虫効果…虫の発生を抑制
・管理の手間が少ない…消臭・消毒効果も期待できる
・暑さ対策…日光の照り返しが少ない