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目次

「プードル」と聞いて、多くの人は愛らしいテディベアのような姿の「トイ・プードル」を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、実はプードルにはトイ・プードル以外にも様々なサイズや体型の種類が存在します。
この記事では、プードルのサイズや体型、そして毛色の種類について詳しく解説します。
これからトイ・プードルをお迎えしたい人や、愛犬の体型タイプや毛色の種類を知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
プードルのサイズ種類|6タイプの違いと見分け方
プードルは、大きさによって以下の6種類に分類されます。
- スタンダード・プードル
- ミディアム・プードル
- ミニチュア・プードル
- トイ・プードル
- タイニー・プードル
- ティーカップ・プードル
ただし、タイニー・プードルとティーカップ・プードルはJKC(ジャパンケネルクラブ)に公認されていない種類で、厳密には「トイ・プードルの一種」として扱われています。
ここからは、これらの非公認種も含めてプードルのサイズを紹介します。
スタンダード・プードル
プードルの中で一番体が大きく、プードルの元祖となった種類です。
体高は45~60cm、体重18~30kgで大型犬に分類されます。
プードルの中では一番穏やかで落ち着きのある性格で、小さな子どもやほかの犬とも仲良くできます。
ただし、活発でプードルの中では一番運動量が豊富です。
毎日1時間ほどの散歩やドッグランなどで運動量を確保しなければならないため、愛犬とお出かけや運動を楽しみたいという人に適しています。
また、スタンダード・プードルは、比較的力も強いため、室内の脱走対策も不可欠です。
スタンダード・プードルが玄関から脱走するのを防ぐには、「リリーブ」がおすすめです。
リリーブは、玄関ドア専用の折戸式網戸。
金属製パネルを使用しているため、ペットに引っ掻かれても、たわんだり破れたりする心配がありません。
玄関ドアを開けて換気でき、ニオイ対策にも効果的です。
ミディアム・プードル
ミディアム・プードルは体高35~45cm、体重8~15kgの中型犬です。
JKCに公認されたのが2003年と比較的歴史が浅いのが特徴です。
まだ分かっていないことも多く、犬種として公認していない国もあります。
ミディアム・プードルの性格は、スタンダード・プードルのように温厚で落ち着きがあります。
ただし、運動量が豊富なので、毎日の運動が欠かせません。
誰にでも穏やかに接することができるため、小さな子どもがいる家庭でも飼育しやすいでしょう。
ミニチュア・プードル
ミニチュア・プードルは体高28~35cm、体重5~8kgの小型犬です。
より家庭犬として飼いやすいサイズを求めてスタンダード・プードルを小型化して誕生したという歴史があります。
日本ではあまり見かけませんが、欧米では人気の種類です。
社交的で穏やかな性格ながら、やや神経質な一面も持ち合わせています。
運動神経がよく、ボール遊びや追いかけっこなど全身を使った遊びを好むため、毎日アクティブな遊びの時間を取れる人にぴったりな犬種です。
トイ・プードル
トイ・プードルは体高24~28cm、体重3~5kgの大きさで、日本で一番よく見かける種類です。
明るく好奇心旺盛な性格の犬が多い一方で、スタンダード・プードルやミディアム・プードルと比較すると警戒心がやや強いのが特徴です。
小型犬ながら運動量が多いため、1日2回、1回30分程度の散歩は欠かせません。
賢く飼い主さんには従順なので、しつけはしやすく、一人暮らしでも飼育しやすいでしょう。
タイニー・プードル(JKC非公認)
体高20~25cm、体重2~3kg前後のプードルは、タイニー・プードルと呼ばれています。
タイニー・プードルは、アメリカで体の小さなトイ・プードル同士を交配させて生まれた犬種で、JKCでは公認されていません。
骨格が小さく、短いマズルに小さな耳と口が特徴的です。
サイズがまだ不安定なので、タイニー・プードルとして迎え入れても、トイ・プードルと同じくらい大きくなる場合があります。
性格は明るく賢いですが、繊細な一面が見られることもあり、留守番が苦手な場合もあります。
タイニー・プードルを飼育する際には、見守りカメラがあると安心です。
プードルのお留守番には、「HDペットカメラ」がおすすめです。
外出先でもスマホがあれば、左右約360度・上下約90度見渡せるため、留守番中のペットの様子を確認できます。
動作検知センサーと赤外線センサーが搭載されており、動き回る愛犬でも撮影しやすいのが魅力です。
ティーカップ・プードル(JKC非公認)
体高約20cm、体重1.8kg以下のプードルは、ティーカップ・プードルと呼ばれます。
呼び名のとおり、ティーカップに入るくらい小さな体から名付けられました。
タイニー・プードルと同様にアメリカで生まれた種類で、JKCでは非公認です。
性格は怖がりな一面がある一方で、プードルらしい明るく好奇心旺盛な一面も持ち合わせています。
JKCでは、ティーカップ・プードルのサイズは、プードルの標準体型から逸脱しており、犬の健全性に欠ける場合があると注意喚起しています。
体が小さいがゆえに骨が細く、関節が弱い可能性が高いため、飼育するには室内の滑り止め対策が必要です。
ティーカップ・プードルを飼育する際の滑り止め対策には、「ReFace Tile(リフェイスタイル)」を検討してみてください。
軽量ながらクッション性があり、転倒しても衝撃を吸収してケガをしにくい仕様です。
MTシートタイプであれば、接着剤不使用でフローリングに貼りつけでき、簡単に滑り止め対策ができます。
トイ・プードルの体型タイプとは?
プードルは大きさだけでなく、体型も3つのタイプに分かれています。
- ドワーフタイプ
- ハイオンタイプ
- スクエアタイプ
体型によってプードルの印象が異なるため、これからプードルのお迎えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
ドワーフタイプ:脚が短く胴長
ドワーフタイプは、体高よりも体長が長い体型です。
足が短く、全体的にコンパクトな見た目から子犬のような幼さを感じる人が多いでしょう。
ドワーフ体型は、成長とともに手足が伸びてくる場合が多いとされています。
そのため、子犬の頃はドワーフタイプでも、成犬になったらスクエアまたはハイオンタイプになったというケースは少なくありません。
ドワーフタイプのプードルは、全体的に丸みのあるテディベアカットがよく似合うでしょう。
ハイオンタイプ:脚が長くスリム
ハイオンタイプは、体長よりも体高が長い体型で、手足が長くスリムでかっこいい印象のプードルです。
前足より後ろ足が長い場合が多く、腰の位置が高いのが特徴です。
ドッグショーでもよく見られるタイプで、王道のプードルカットがよく似合います。
スクエアタイプ:体高と体長が等しいバランス型
スクエアタイプは、体高と体長がほぼ同じで足先から肩、腰までが正方形に見える体型です。
プードルのもっとも理想的な体型とされており、バランスよく見えます。
どのようなカットスタイルでも似合うため、いろいろなおしゃれが楽しめます。
トイ・プードルの毛色の種類|代表カラーと特徴
最後にプードルの毛色の種類について紹介します。
JKCが公認しているプードルの毛色は、ホワイト・ブラック・フォーン・グレー・ブラウンの5種類です。
JKCで公認されている以外にもさまざまなカラーがありますが、今回はプードルの代表的なカラーを紹介します。
ホワイト
ホワイトは、プードルの代表的な毛色です。
ホワイトのプードルは、見た目の美しさから古くから著名人に愛されてきた歴史があります。
被毛はややクリーム色が入ったような色合いです。
鼻・アイライン・唇の色は黒く、爪の色は黒または白色、瞳の色は暗い色になることが一般的です。
ほかの毛色よりも汚れが目立ちやすいため、こまめな被毛の手入れが必要になります。
ブラック
ブラックは、スタンダード・プードルでよく見かける毛色です。
ブラックのプードルは被毛だけでなく、アイラインや爪、唇などすべてが黒色です。
ほかのカラーよりも豊富な毛量の犬が多いとされています。
また、年齢とともに、黒色からグレーに退色することがあります。
フォーン
フォーンは、薄い色から濃い色まで種類が豊富にある毛色です。
濃いフォーンは「レッド」、オレンジがかった色は「アプリコット」、薄いフォーンは「クリーム」とも呼ばれており、どのカラーも人気があります。
フォーンは、瞳・鼻・唇・肉球などにしっかりと色素が沈着している場合が多く、汚れや退色が目立ちにくいでしょう。
グレー(シルバー)
グレーは、日本で人気のある毛色ですが、繁殖が難しく比較的珍しいとされています。
生まれてすぐはブラックのような毛色をしていますが、成犬になるにつれてグレーの毛色に変化します。
鼻・アイライン・唇・爪の色は黒色であることが一般的です。
ブラウン
ブラウンは、グレーと同様に比較的珍しい毛色の一つです。
レバーブラウンとも呼ばれており、赤みがかった茶色が特徴的で、成長とともに毛色の退色が見られる犬が多いとされています。
アイライン・唇・肉球・爪なども被毛と同じブラウンです。
目の色は、ほかのカラーと異なる金色をしています。
トイ・プードルの種類に関するよくある疑問Q&A
ここからは、プードルの種類に関するよくある疑問にお答えします。
体型は成長とともに変化する?
プードルの体型は成長とともに変化しやすいとされています。
子犬の頃は足が短くドワーフタイプだったけれど、成犬になると足が長くなり、ハイオンタイプとなったケースは多くあります。
そのため、子犬を見るだけでは体型タイプを見分けるのは難しいでしょう。
お迎えしたい体型タイプがある場合は、子犬の両親の体型タイプを確認してみることをおすすめします。
何歳ごろまで大きくなる?
スタンダード・プードルは約1歳半、それ以外のプードルは1歳頃まで体が大きくなります。
スタンダード・プードルは大型犬に分類され、ほかのプードルよりも体が大きくなるため、成長スピードもゆっくりとされています。
大きく成長するプードルの特徴は?
一般的に、前足が太く、骨格がしっかりしているプードルは大きく成長しやすいといわれています。
ただし、大きく成長したすべてのプードルがこの特徴に当てはまるわけではありません。
そのため、成長スピードが緩やかになる生後半年まで育ててみないと、成犬になったときの大きさは判断できないでしょう。
毛色によって性格は違う?
プードルの性格は、毛色によって異なる場合があるとされています。
たとえば、ホワイトの場合、社交的な犬が多く、グレーの場合は警戒心が強く、飼い主さんに一途な犬が多いといわれています。
また、ブラックは頭がよく、ブラウンは運動神経がよいという説もあるようです。
ただし、プードルの性格には個体差があります。
そのため、毛色による性格の違いは、あくまで「傾向」として知っておくとよいでしょう。
お迎えする前にトイ・プードルの種類を知っておこう!
この記事では、プードルのサイズや体型、毛色の種類について詳しく紹介しました。
プードルは、成長とともに体型が変化したり、毛色によって性格の違いがあったりと、知れば知るほど奥深い犬種です。
新しい家族としてプードルを迎え入れる際には、この記事を参考に、飼い主さんに合ったパートナーを見つけてみてください。
