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子猫・シニア猫におすすめのロー(低め)タイプのキャットタワー10選!

目次

    猫には「高い場所に登りたい」という本能があります。しかし、子猫やシニア猫の場合、高所へのジャンプは危険を伴います。子猫のキャットタワーデビューやシニア期の買い替えには、ロータイプ(低め)のキャットタワーがおすすめです。

     

    この記事では、段差が低く、ベッドや爪とぎ器などの機能が充実したキャットタワーをご紹介します。子猫やシニア猫が満足できる安全性が高く快適な製品を選びましょう。

    ロー(低め)タイプのキャットタワーのメリット

    ロータイプのキャットタワーは、子猫やシニア猫が軽い運動をするのに最適です。ジャンプに失敗してしまっても、大けがをする心配がありません。ただし、万が一に備えて、飼い主さんの目が届く場所に設置しましょう。

     

    猫には縄張りを大切にする習性があります。子猫もシニア猫も、自分だけの居場所があると落ち着いて過ごすことができます。ロータイプのキャットタワーはどこにでも設置しやすいので、天気の良い日には窓辺に置くのがおすすめです。のんびりと日向ぼっこを楽しめるでしょう。

     

    掃除をしやすい点もメリットの1つです。抜け毛や汚れをこまめに取り除くと、清潔に暮らすことができます。また、キャットタワーの上で体調が悪くなり動けなくなっても、ロータイプなら簡単に手が届き、安全に抱き上げることが可能です。

    子猫・シニア猫におすすめのキャットタワーの選び方

    子猫やシニア猫は、若く健康な成猫と比較して運動能力が低めなので、より安全面に気を配る必要があります。段差が低い設計で、快適にゆったりと過ごせるデザインのキャットタワーを選びましょう。

    ここでは、ロータイプのキャットタワーを選ぶ時のポイントを6つご紹介します。

    土台と接続部が安定している

    子猫やシニア猫向けのキャットタワーを選ぶ時、最優先すべきポイントは「安全性」です。まずは、土台とパーツの接続部が安定しているかをチェックしましょう。組み立てやメンテナンスが簡単にでき、こまめにネジの緩みを締められるタイプがおすすめです。

     

    小さめの土台だと、猫がジャンプした時にグラつきやすく、バランスを崩して落下する恐れがあります。重心が下の方にあり、安定性の高い製品がおすすめです。また、ステップやハンモックなどの耐荷重を確認することも大切です。口コミや評価を参考にして、パーツの接続部がしっかり固定されている製品を選びましょう。

    段差が低い・階段やスロープがある

    猫は、何歳でも高い場所に登りたいという欲求があります。しかし、身体の発達が未熟な子猫は、まだ高くジャンプできません。また、だんだんと運動能力が衰えていくシニア猫は、ジャンプに失敗しやすくなります。

     

    子猫は体が軽いのでケガをしにくいですが、骨や筋肉が弱いシニア猫は落下によるケガが心配です。子猫やシニア猫には段差が低いキャットタワーを選びましょう。25センチ以下の段差がおすすめです。特にジャンプが苦手な猫の場合は、階段やスロープがあると楽に上り下りができます。

     

    掃除やお手入れがしやすい

    猫は、キャットタワーの上で嘔吐や粗相をすることがあります。すぐに掃除をしないとシミや臭いの原因となるので、お手入れしやすいキャットタワーを選びましょう。木製であれば簡単に水拭きができます。フワフワの布素材の場合は、取り外して洗濯できるものがおすすめです。

     

    また、猫が長い時間を過ごすキャットタワーは抜け毛がたまりやすいです。猫の毛を吸い込みすぎると、飼い主さんがアレルギーを発症する可能性があります。抜け毛がからまりにくい素材だと掃除しやすいでしょう。

    ステップが滑りにくい

    子猫やシニア猫は運動能力が低めなので、上り下りする時に滑りにくいキャットタワーを選びましょう。ツルツルしている木製やプラスチック製の場合には、薄いコルクマットやカーペットを貼りつけると滑り止めになります。

     

    また、ステップが小さいと足場が不安定になり危険です。ジャンプした時に滑ると、落下する可能性があります。特に大柄のシニア猫の場合には、大きめのステップがついたキャットタワーがおすすめです。大きめのステップは寝そべることもできるので、自分の居場所が増えて快適に過ごせるでしょう。

    ベッドやハンモックがある

    猫の睡眠時間は年齢によって異なります。成猫は10〜16時間ほどですが、子猫やシニア猫は約20時間も寝ます。子猫やシニア猫は寝ている時間がとても長いので、ベッドやハンモックがついたキャットタワーがおすすめです。

     

    窓辺に置くと、天気の良い日はホカホカとした日差しの中でお昼寝ができます。猫にとって、日向ぼっこは健康維持に役立ちます。静かな部屋でゆっくりと過ごせると、ストレスも解消されるでしょう。

    オモチャがついている

    オモチャのついたキャットタワーは、愛猫に刺激を与えることができます。遊びは、子猫の心身の発達やシニア猫の認知症予防に役立ちます。ただし、飼い主さんが遊んであげる時間を確保できる場合、必ずしもオモチャつきのキャットタワーにこだわらなくても大丈夫です。

     

    オモチャのついたキャットタワーは、猫の狩猟本能を満たすことでストレス解消もできます。しかし、ヒモつきのオモチャは誤飲に注意が必要です。破損していないかを定期的にチェックし、強く噛みすぎていないかを観察しながら安全に遊ばせましょう。

    ロー(低め)タイプのキャットタワーおすすめ10選

    子猫やシニア猫におすすめのロー(低め)タイプのキャットタワーをご紹介します。段差が低いキャットタワーを設置すると、安全に上り下りができ運動不足が解消されます。お部屋の広さや猫の頭数に合わせて選び、快適なキャットライフを実現しましょう。

    Maruタワー シニアエスカリエ


    画像出典:キャットタワー専門店Mau公式HP

     

    この商品障害を持った猫用に作られているので、身体能力が未熟な子猫や活動量が低下しているシニア猫でも上り下りが安心です。すべての段差は30センチ未満の低さで、1つ1つのステップが大きく作られています。ステップの角は丸くなっているので、ぶつかってもケガをする心配がありません。

     

    箱型のハウスの上に広いベッドがあり、クッションは取り外せます。色はミルキーベージュです。耐荷重は約15キロで、2匹まで安全に使用できます。高さは107センチで、小学生の身長ほどになります。商品の重量は約26キロと重めで、頑丈かつ安定性抜群です。

    THI THI PET キャットタワー ツムギ


    画像出典:あにまるキャンパスオンラインストア公式HP

     

    この商品は、高さが83センチと非常にコンパクトです。小さな子猫や足腰の弱ったシニア猫も安心して使用できます。麻ヒモが巻かれたポールは爪とぎ器を兼ねています。色は目を引くオレンジです。部屋の中が明るくなるでしょう。

     

    一番上にあるフワフワのラウンドベッド(直径35センチ)は、繊維強化プラスチックでできており軽くて丈夫です。フリースには、静電気を抑える加工が施されています。商品の重量は約10キロで、女性1人でも移動できます。耐荷重は約10キロなので、1頭での使用がおすすめです。

    THI THI PET キャットタワースモール


    画像出典:あにまるキャンパスオンラインストア公式HP

     

    この商品は、小さくてかわいいTHI THI PET キャットタワーツムギをモチーフにして、レザー仕様で作られました。色は爽やかな水色です。ラウンドベッドはなく、高さが約60センチのシンプルな構造です。ポールには麻ヒモが巻かれているので爪とぎができます。

     

    ステップは丈夫なパーチクルボードで、レザー生地が張られています。吐いたり粗相したりしても簡単に水拭き掃除ができ、シミや臭いが残りにくく衛生的です。とてもコンパクトなので、子猫のキャットタワーデビューにおすすめです。

    Mauタワー シャルマンM


    画像出典:キャットタワー専門店Mau公式HP

     

    この商品は、通気性が良いバスケットタイプのベッドとハウスがついています。バスケットはヒモ状に加工した再生紙で組まれ、その上にスチールワイヤーを絡めているので非常に丈夫です。直径40センチのベッドは、大きめの猫も使用できます。クッションは取り外し可能です。

     

    段差は約23センチなので、子猫やシニア猫も安全に上り下りできます。麻ヒモが巻いてあるポールは爪とぎができ、劣化した場合には交換も可能です。高さは約88センチで重量は約10キロなので、気軽に移動できます。耐荷重は約6キロです。1頭で使用しましょう。

    FREANDREA キャットタワー


    画像出典:Amazon公式HP

     

    この商品は高さが約85センチと低めですが、付属品が充実したキャットタワーです。ハウス・ベッド・ハンモック・爪とぎ器がついています。くつろぐ場所が複数あるので、多頭飼いにもおすすめです。高質感のフワフワクッションは毛がくっつきにくい素材で、取り外して洗濯もできます。

     

    厚み3センチのどっしりとした土台は安定感抜群で、転倒防止用の固定ヒモもついているので安心です。段差が低めで上り下りがしやすく、子猫やシニア猫だけでなく全年齢の猫を対象としたキャットタワーです。耐久性に優れているため、長く使えるでしょう。

    Mauタワー アントレ


    画像出典:キャットタワー専門店Mau公式HP

     

    この商品は、キャットタワーには珍しい箱型の階段状になっています。16〜24センチと段差が低く、それぞれのステップは広いため、ジャンプが苦手な子猫やシニア猫も安全に運動不足が解消できます。耐荷重は約15キロで、2頭までの使用が可能です。

     

    高さが99センチと低めで重量は約19キロと重いため、非常に安定しています。6本のポールで支える構造になっているので、倒れにくいです。また、箱型ハウスは3つあり、台座にもくつろげるスペースがあるので、多頭飼いにもおすすめです。高い場所に上ったり、狭い箱に隠れたりして遊ぶのが大好きな愛猫に喜ばれるでしょう。

     

    Hapineko 小型キャットタワー


    画像出典:Amazon公式HP

     

    この商品は付属品がとても充実していますが、5,000円以下の値段で購入できます。ハウス・ベッド・オモチャ・ブラシ・爪とぎ器つきで、ハウスやベッドの布部分は取り外して洗濯が可能です。高さは約68センチとコンパクトですが、多機能なキャットタワーなので使い勝手がとても良いです。

     

    オモチャは交換可能です。ゆらゆらと動くボールが心身を刺激し、子猫やシニア猫の健康維持に役立つでしょう。2本のポールにはブラシ(セルフグルーマー)と爪とぎ器がついており、ストレス発散やリラックス効果が期待できます。色はグレーで、あらゆるインテリアに合わせやすいです。

    RAKU 木製キャットタワー


    画像出典:Amazon公式HP

     

    この商品は、インテリアになじみやすい高品質な木製のキャットタワーです。滑らかな表面は、お手入れが簡単にできます。複数のポールで思う存分爪とぎができ、ストレス発散できるでしょう。透明なアクリル製のボウル型宇宙船がついており、かわいい肉球がよく見えます。

     

    角が丸い4つのステップは段差が低く設計されており、子猫もシニア猫もスムーズに上り下りできます。大きめの台座と4本のポールで安定感は抜群です。大型の猫や多頭飼いでもグラつかず安全に使えます。高さは約95センチなので、圧迫感がありません。

    猫壱バリバリボウルタワー


    画像出典:猫壱公式HP

     

    この商品100%紙製の段ボールキャットタワーで、非常に爪とぎがしやすい形状です。猫にとって爪とぎは大切な行動の1つなので、思い切り爪とぎできると生活の質が上がります。猫壱の人気商品バリバリボウルと同じすり鉢状のベッドを2段重ねることで、58センチのタワーになっています。ジャンプが苦手な猫には、横に台を置いてあげると使いやすいです。

     

    段ボールの接着剤には植物由来の糊を使用しているので、もし口に入っても安全です。たくさん爪とぎをしてボロボロになったら、交換用のバリバリボウルを購入することができます。外枠は長く使えるため、お財布にも環境にも優しい製品です。

    収納付きキャットタワー本棚 猫棚3段


    画像出典:猫のための木工所公式HP

     

    この商品は、高さが低めの階段型キャットタワーです。木製でお手入れしやすく、本棚としても利用できます。本棚の奥行きと高さは35センチで、体重6キロまでの猫が入れる大きさです。横穴や縦穴が開いているので、通り抜けて遊んだり運動したりできます。

     

    キャットタワーの角は丸く加工されており、猫だけでなく小さなお子さんがいる家庭でも安心です。板をはめ込んだりボルトで留めたりするだけで、特別な工具いらずで簡単に組み立てることができます。本棚タイプのキャットタワーは全部で3種類あります。自由に組み合わせることで、猫の成長や加齢に合わせて並べ替えることが可能です。

    子猫に高めのキャットタワーが必要になる時期

    生後4ヵ月を過ぎると、子猫は活発に飛び跳ねたり駆け回ったりし始めます。しかし、まだ体が小さく身体能力も未熟なので、高くジャンプすることはできません。そのため、子猫のキャットタワーデビューにはロータイプがおすすめです。

     

    子猫に高めのキャットタワーが必要になる時期の目安は、生後7ヵ月頃です。猫の成長はとても早く、生後半年を過ぎると成長が緩やかになり、ほぼ成猫と同じ体重(2.5〜3キロ)になります。その頃にはロータイプのキャットタワーでは物足りなくなってくるので、天井まで届く「突っ張り式」のキャットタワーを用意するとよいでしょう。

    スリムで場所を取らないおすすめの突っ張り式キャットタワーはこちら

    成猫でも低めのキャットタワーがおすすめな猫のタイプ

    若くて活発な成猫にとっては、より高いキャットタワーを用意すると満足度が高くなります。しかし、成猫であっても、足が短い猫種(マンチカンなど)には低めのキャットタワーがおすすめです。活発さや運動能力は他の猫種とあまり変わらないものの、足が短くジャンプ力がないため、高い場所に上ろうとして失敗するとケガをする心配があります。

     

    低いキャットタワーであれば、欲求を満たしつつ安全に段差を登ることが可能です。運動不足で肥満になると、さらに膝や腰に負担がかかります。足が短くジャンプが苦手な猫でも遊べるキャットタワーで健康を保ちましょう。

    【まとめ】子猫・シニア猫にはロー(低め)タイプのキャットタワーがおすすめ!

    さまざまなデザインのキャットタワーが販売されていますが、子猫やシニア猫にはロータイプの据え置き型がおすすめです。ジャンプが苦手な愛猫には、段差が低いもの(目安は25センチまで)を選びましょう。

     

    子猫やシニア猫は睡眠時間がとても長いので、ベッドやハンモックがついていると快適に過ごせます。ロータイプのキャットタワーは飼い主さんの目や手が届きやすいため、安全面に配慮が必要な子猫やシニア猫でも安心です。

    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家

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