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猫の爪とぎを防止する腰壁5選

猫と暮らしていると、猫がソファーやテーブルといった家具、壁紙などを引っかいて爪とぎをしてしまうことがあると思います。特に賃貸物件に住んでいると、猫が傷つけるのではとハラハラしますよね。

そこで今回は、猫の爪とぎを防止する方法や爪とぎ防止に役立つ腰壁をご紹介します。愛猫の爪とぎ対策を立てるときの参考にしてみてください。

猫はなぜ爪とぎをするのか

愛猫の爪とぎにより、壁や家具が傷ついて悩んでいる方もいると思います。

ただ、爪とぎは猫の習性なので無理にやめさせたり、躾けたりするのは難しいものです。爪とぎ自体を禁止してしまうと、猫がストレスをためてしまいます。

まずは爪とぎがなぜ大事なのかを知っておきましょう。猫が爪とぎをする理由は主に4つ考えられます。

爪のコンディションを整える

猫は爪とぎをすることにより、爪の外側の古い層をはがして内部の層を磨いています。この爪内部の層をきれいに磨くことにより爪の鋭さを保ち、ほかの猫と縄張り争いなどをするときに武器として役立てるのです。

よって、爪とぎをするからと言って必要以上に爪を切ってしまうと猫はほかの猫に立ち向かえなくなり、精神面で悪影響があるかもしれません。

マーキングをする

猫の爪の周辺には臭腺があり、ここからフェロモンが分泌されています。

爪とぎをしながらこのフェロモンをあちこちになすりつけることにより、縄張りをアピールしています。

リラックスする

猫は爪とぎをすることによりリラックス効果を得ているといわれています。

たとえば、飼い主に怒られた後や狩りに失敗したときなど、自分の気持ちをなだめるために爪とぎをするのです。

飼い主の気を惹くため

猫が爪とぎを始めると思わず「そこでしないで」と、注意することもあるかもしれません。

猫はこれを覚えていて、飼い主にかまってほしいときにわざと気を惹くために爪とぎをすることもあるのです。

猫の爪とぎによってできる傷

猫の爪とぎによって柱、壁などが傷つくケースもあります。柱にはなんとかカバーできても、面積を考えると壁まで完全にカバーできないと悩んでいる方もいるようです。

柱や壁の次に被害の多いのがfとぎに困っているソファーです。ソファーでは猫はくつろぎながら前足を伸ばしたときに爪を研いでしまうことがあります。

中にはソファーで爪を研いでいるときに、ソファーの目地に猫の爪が引っかかって取れなくなり、飼い主が助けるということもあると思います。

柱や壁、家具が傷つくのも困りますが、爪が引っかかって大切な猫が痛い思いをするのもかわいそうですよね。なんらかの対策を立てたいものです。

猫の爪とぎを防止する方法

猫が壁や家具などで爪とぎをしないようにするためにはどうしたらよいのか、ここで4つの防止方法についてご紹介します。

猫の性格にもよるので、飼い猫に合った方法を選ぶようにしてください。

爪とぎ器を用意する

まず思い浮かぶのが「爪とぎ器」だと思います。爪とぎ器は、素材によっていろいろな種類に分かれています。

素材として利用されるのは「ダンボール」「木」「麻」「カーペット」などです。素材により爪の引っ掛かる感触が違うので、猫によって好みもわかれます。

段ボール素材のものが一番安く、お手頃価格です。

ちなみに野生の猫は木で爪を研ぐことが多いので、木製を好む猫も多いようです。麻やカーペットもよいですが、爪が引っかかって絡むと、自力では取りにくくなるので気をつけてあげましょう。

「すでに爪とぎ器を持っているけれど、全然使ってくれない」といった場合には、爪とぎ器と認識していない可能性があります。

いつも猫が爪をとぐ場所に爪とぎ器を設置してみましょう。たとえば、寝床で爪とぎをしているのであれば、寝床の横に置くなど工夫してみてください。

爪とぎ器に匂いをつけるのも効果があります。猫は足から出る自分の匂いを知っているので、猫の足を爪とぎ器にすりつけ、匂いをつけてみましょう。もしくはマタタビの粉をつけるのも一案です。

爪とぎ防止スプレーを使う

猫が爪とぎをしてしまう場所に、爪とぎ防止スプレーをかけるのもおすすめです。猫が苦手な柑橘類やココナッツ、酢の臭いがするスプレーで、苦手な臭いに猫が寄り付かなくなる効果があります。

しかし、人間と同じように猫にも個性があるので、その匂いが必ずしも愛猫の苦手な臭いとは限りません。また、最初は苦手でも嗅いでいるうちに慣れてしまうというケースもあるので、長期的な効果は得られない可能性があります。

爪とぎ防止スプレーは1000円前後からあるので、まずは爪とぎで困っている場所に試してみるのもよいです。

カバーをかける

ソファーや家具で爪とぎをしてしまうのであれば、傷みやすい箇所にカバーをかけるのも効果的。

少し分厚いファブリック素材をソファーや家具にかぶせるのもよいですし、裁縫が得意であればぴったりとかぶせられるように縫ってしまうのもひとつの手です。

猫を飼っている人の中には、あえて猫の爪とぎに使えそうな生地を探してきて、それでカバーを作っている人もいるようです。

また、屋外用の椅子やソファであれば、表面の生地が丈夫にできているので、あえて屋外用の家具をリビングで使用するという方法もあります。

腰壁

壁の爪とぎに困っている場合には、「腰壁」がおすすめ。

腰壁とは壁の下半分に板材を張り巡らせ、猫が直接壁をひっかかないようにするためのもので、防御用の壁です。ちょうど人の腰当たりの高さまで張ることが多いので、一般的に腰壁と呼ばれています。

腰壁は、ホームセンターなどで普通の木材を買ってきて自分でDIYしてみるのもよいですが、ペットから壁を守るために開発された腰壁も多く販売されています。

一般的な化粧板よりも傷がつきにくい工夫がされているので、こういった腰壁専用の商品を利用してみましょう。

猫の爪とぎを防止する腰壁5選

猫の爪とぎを防止するのに役立つ腰壁について紹介します。腰壁を選ぶときの参考にしてみてください。

選ぶときはサイズに注意し、インテリアのバランスも考慮して色合いをチェックするようにしましょう。

1.ハピアウォールハードタイプ

ハピアウォールハードタイプは普通の化粧板よりも傷がつきにくい特殊強化化粧シートを採用した腰壁です。猫が爪とぎをしても傷がつきにくいので、見た目が荒れた感じもしません。

腰壁をすると、壁と腰壁の隙間にペットの抜け毛が詰まるのが悩みという方も珍しくないですが、猫の毛や室内のホコリなどが挟まりにくいよう巾木を使っているので、掃除もしやすくなっています。

パネルサイズは151.5幅、303幅、455幅、606幅があります。色柄のバリエーションは8種類あるので、インテリアに合った色柄のものが見つけやすいのもポイントです。

サイズ 幅151.5mm/303mm/455mm/606mm×厚さ3mm×高さ80mm
素材 MDF
価格(/㎡) 4,360~6,590円

▶「ハピアウォールハードタイプ」はこちら

2.腰壁革命

つるんとした表面の化粧板ではしっくりこないという方もいるでしょう。そんな方にぴったりなのが、こちらの腰壁です。

表面は凹凸があるので陰影があり、高級感があります。どこか欧米の室内のようなおしゃれな印象が好きな方にもおすすめです。

腰壁を両面テープで壁に張り付けるだけなので、工具も不要。DIYが苦手な方でも簡単に設置できます。壁を保護しながらもインテリアにはこだわりたいという方であれば必見の腰壁です。

サイズ 幅150mm×奥行3.2mm×高さ820mm
素材 プラスチックと木粉
価格 9,008円

「腰壁革命」はこちら

3.ウッドデコ

パネルタイプよりも壁紙タイプが必要であれば、ウッドデコをチェックしてみましょう。縦貼りタイプと横貼りタイプの2種類があり、抗菌、防カビ、および不燃加工が施された機能性に優れた壁紙です。

猫と暮らしていると、衛生面も気になります。この壁紙であれば菌やカビなどの繁殖がしにくいので安心して使えますね。

7色から選べるので、室内のインテリアと相性の良いカラーが見つけやすいことでしょう。無料サンプルも利用できるので、購入前に無料サンプルを取り寄せて、壁紙の風合いや色合いなどを実際に手に取って確認すると安心です。

購入するときは、1m以上からとなっており、10㎝単位での購入が可能です。貼りたい場所を決めたら、きちんと正確に測ってから購入しましょう。

サイズ 縦920mm
素材 塩化ビニル
価格 1m 1,600円~

▶「ウッドデコ」はこちら

4.腰壁シート

サンゲツの腰壁シートは汚れや猫の爪とぎから壁を守ってくれるだけでなく、防汚コーティングされています。汚れが付きにくい上に落としやすいという特徴があるので、万が一猫が遊んで汚しても安心です。

抗ウィルスや消臭効果のある成分がシート内に含まれており、化学反応を起こしてウィルスに働きかけたり、臭いを消したりします。

これを壁に貼っておけば、別途消臭剤を使う必要もなくなります。機能性に優れたシートなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

サイズ 縦910mm×厚さ1.1mm
素材 塩化ビニル
価格 3,367円~

▶「腰壁シート」はこちら

5.MEIWA アクセント壁紙


木目調があたたかな印象の腰壁シートなので、家族でくつろぐリビングやダイニングなどに貼っても素敵です。壁を猫の爪とぎから守りながら、インテリアのアクセントとしてもおすすめの商品です。

塩化ビニルの壁紙の上からも貼ることができ、張替えや必要がなくなったときは跡を残さずきれいにはがせるので安心です。

猫の爪とぎが気になる箇所だけに貼っても違和感がないですし、腰の高さまでこれを貼ってそこから上の高さはほかの壁紙を貼るといった貼りわけとしても使えます。

猫の爪とぎ対策はもちろん、部屋の模様替えにも利用できます。色は木壁調のブラウンとホワイト、そしてタイル調ベージュがあるので、インテリアに合うものを探してみましょう。

サイズ 幅250cm×高さ92cm
素材 塩化ビニル
価格 4,125円

▶「MEIWA アクセント壁紙」はこちら

まとめ

今回は猫の爪とぎを防止する方法、おすすめの腰壁を紹介しました。猫の爪とぎに悩む方は多いですが、できれば猫にストレスを与えることなく対策をしたいですよね。

腰壁であれば猫をしつけるためのストレスを与えることもないですし、壁をきれいに保つことができます。

今回紹介した腰壁を利用することで、猫にも飼い主にも快適なお部屋を作ってください!

▶︎関西ペイント社のアレスシックイも参考にしてください

この記事を書いたペット愛好家の住まいの専門家

勝部 千尋

毛玉ライター・犬猫相談員 静岡県沼津市出身/京都芸術大学卒 大学卒業後、オーストラリアに1年間滞在。 現地ではドッグトリミングサロンで助手のアルバイトを経験。 サロンでの...

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