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今回お伺いしたのは、『ペット共生』の先駆者とも言える新日本カレンダー株式会社が運営する医療連携型有料老人ホーム。
入居者とペットがともに生き生きと暮らすこの施設を取材しました。お話を伺ったのは「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」施設長 平尾 泰久さん。
取材協力/ペット共生型有料老人ホーム「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」
お世話になる施設ではなく、「ペットと一緒に自立して暮らせる」が叶う場所
大阪城から程近く、中心部へのアクセスも良い大阪市東成区にある「ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI」は、2018年に開設されたペット共生型有料老人ホームです。
運営するのは、動物用品通信販売カタログ「PEPPY」で知られる新日本カレンダー株式会社。
同施設の施設長であり常務取締役の平尾さんは、ペットに対する社会的理解が十分ではなかった年代に入社し、その飼育意識の変遷を肌で感じてきた人物です。
「ペットとの同居ではなく『共生』。ペットは人に依存しなくては生きられない存在ですが、人もまた、日々多くの癒しや気づきを彼らから受け取っているはずです。互いに支え合い、影響し合って生きている―それが『共生』という言葉に込めた想いです」。
大切なのは、入居される方がどう暮らしたいか
9階建ての施設の外観は一般的なマンションに近く、共用廊下には各住戸の玄関ポーチや、飼い主とペットの名前が並ぶ表札も。
室内は堅牢性や清掃性、安全性に配慮されている一方で、過剰な設備はあえて設けていないそうです。
「よかれと思ってつけても、実際には不要だったり、邪魔になる設備もあります。手すりなどのいたわり設備は必要最低限にとどめ、飼い主さんやペットの将来的な変化に応じて改装できるようにしています。大切なのは、入居される方がどう暮らしたいかです」。
入居者専用・パブリックエリアなど、充実した施設の数々
居室以外にも、入居者専用のプライベートエリアと、一般利用も可能な1階のパブリックエリアがあります。
ドッグランやカフェ、動物病院、犬の保育園やトリミングサロンなど、地域の愛犬家・愛猫家にも開かれた施設が揃っていることも魅力です。
動物看護師が常駐し、ペットの健康管理だけでなく、飼い主さんとの対話を重視しているのも大きな特徴です。
「ペットの診察だけではなく、飼い主さんの想いや行動を理解することで、些細な変化に気づくことができま す 」。
こうした日々の対話のなかで、『もしものことがあったとき、ペットをどうしてほしいか』についても定期的に確認。
家族に引き取ってもらう、新しい飼い主を探す、施設で生涯世話をするなど、施設が最後まで責任を持って対応する体制が整えられています。
『飼う』から『ともに暮らす』へ―
ペット観の変化を振り返る平尾さんは最後にこう語ってくれました。
「さまざまな施設で、我々が培ってきたペット共生サービスの経験・ノウハウを提供したい。ペットとずっと一緒に暮らしたいと願う高齢者の方々が、自由に安心して暮らせる場所を日本全国に作っていきたいですね 」。
〈AMILIEチャンネルで動画公開中!〉
「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」の施設や、施設長 平尾さんのインタビューはYouTubeで公開していますのでぜひご覧ください♪
「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」の施設をチラ見せ
入居者さんがいなくなった部屋。定期的に清掃はしながらも、飼われていた猫たちには慣れたところで暮らして欲しいと、入居者さんの家具や布団はそのままの状態に。
奥の椅子に座りながら、猫たちを優しく眺める飼い主さんが目に浮かぶよう。
空室を取材。愛犬や愛猫のためのスペースやペットドア、玄関付近はリードフックなどが設置されている。
「室内で必要のない設備はなくし、逆に必要であればこれ以外にもつける。住みやすさは 飼い主さんとペットによって変わります。入居者様がしたいことを聞いて可能な限り実現することが私たちの仕事」と平尾施設長。
天候の悪い日も愛犬と一緒に遊 べる場所として「ドッグプレイルーム」を完備。共有スペースなので、愛犬同士を遊ばせることも。
取材時には「出張デパート」として、某百貨店の外商が洋服の販売会を開催。入居者さんが実際に品物に触れてお買い物ができるとあって、人気のイベントのひとつ。
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