目次
愛犬の目線に立って考えたのが「愛犬家住宅」です。犬ならではの生態・習性とともに、その「秘訣」をご紹介します。
秘訣② 犬の脚に負担の少ない収納付きハウスステップ
秘訣③ リードフックは飼い主さんだって使用可能
秘訣④ グリップ力と「いつでもキレイ」を叶える床
秘訣⑤ キッチン扉は、愛犬のためでもあります
秘訣⑥ 階段下の快適愛犬スペース
秘訣⑦ ひとつの引き戸で飼い主さんも愛犬も幸せに
たとえ十分なスペースの庭がなかったとしても、家の周りを走り回れるような設計にすれば、愛犬の様子をリビングで見守ることができ、愛犬も思う存分駆け回ることができるドッグランの出来上がりです。
その際、収納付きステップがオススメ。愛犬の散歩グッズや遊び道具だけでなく、飼い主さんの園芸用品など、玄関に持ち込みたくない物を入れることができます。
幅のあるゴム製のフックならリードも外れにくく、また、飼い主さんや訪問された方の濡れた傘などをかけておくことも可能です。
ドッグスペースで落ち着いて寝ている時には扉を閉めて静かな空間を与えて、また、愛犬がリビングにいる時には階段の扉を閉めることにより、2階に上がるのを防ぐことができます。
A.基本的に同じですが、愛犬の視点に立って考えることも必要です。
一般的には犬も人も、グルグル移動することができる回遊性のある家が暮らしやすいとされています。玄関、リビング、庭などいろいろなところへ行ける動線が複数あれば、犬の行動にも選択肢を与えることができ、より快適に過ごせるようになります。
しかし、犬の視線は人よりも低く、愛犬の犬種や体格に合わせた低い窓や開口部を考えることも必要となります。それが愛犬にとって有効な動線となり、視覚情報を与えることもできます。
(参考/愛犬家住宅コディネタシックテキストP82)
Q.愛犬も飼い主さんも満足する家ってあるの?
A.飼い主さんの理想の暮らし方をヒアリングして、プランを提案しましょう。
愛犬との暮らし方スタイルによるプランは、以下のようなものがあります。
(1)リビング・ダイニング中心のプラン
愛犬の居場所をリビング・ダイニングに制限した場合のプラン。家族がいつもいる部屋でもあるので、汚したら拭けるような仕上げ材を採用するなど、清潔感への配慮も見逃せない要素です。
(2)空間の制限がないプラン
家全体を愛犬と家族の共有スペースととらえ、愛犬の行動範囲に制限がないので、すべての部屋への配慮が求められます。床材は犬の歩きやすさや清掃のしやすさなど考慮します。
(3)ミッドテリアをプラスしたプラン
土間のように屋外と屋内ちょうど中間のイメージの空間(ミッドテリア)を設置、そこを愛犬の空間として確保します。傷や汚れに強い建材にし、ニオイがこもらない配慮をします。
このように、愛犬との暮らしにはさまざまなプランがあります。飼い主さんの生活パターン、愛犬の行動パターンをしっかりヒアリングして、ベストなプランを提案するようにしましょう。
「愛犬家住宅」を叶える
秘訣① 家を周回できるドッグラン秘訣② 犬の脚に負担の少ない収納付きハウスステップ
秘訣③ リードフックは飼い主さんだって使用可能
秘訣④ グリップ力と「いつでもキレイ」を叶える床
秘訣⑤ キッチン扉は、愛犬のためでもあります
秘訣⑥ 階段下の快適愛犬スペース
秘訣⑦ ひとつの引き戸で飼い主さんも愛犬も幸せに
秘訣① 家の周りを周回できるドッグランは飼い主さんの負担減に一役
暑い日や寒い日、また飼い主さんの体調が悪い時など、愛犬を散歩に連れていけないことも。たとえ十分なスペースの庭がなかったとしても、家の周りを走り回れるような設計にすれば、愛犬の様子をリビングで見守ることができ、愛犬も思う存分駆け回ることができるドッグランの出来上がりです。
秘訣② 犬の脚に負担の少ない収納付きハウスステップは収納付きが絶対便利!
愛犬がすぐ外に出ることができるテラスには、愛犬の脚に負担がかかりにくい低いステップをつけることが望ましいです。その際、収納付きステップがオススメ。愛犬の散歩グッズや遊び道具だけでなく、飼い主さんの園芸用品など、玄関に持ち込みたくない物を入れることができます。
秘訣③ 愛犬だけでなく飼い主さんも使用してほしいリードフック
愛犬をちょっと待たせておきたい時に使用するリードフック。でも、それだけに使うのはもったいない!幅のあるゴム製のフックならリードも外れにくく、また、飼い主さんや訪問された方の濡れた傘などをかけておくことも可能です。
秘訣④ UVコーティングの床はグリップ力&色褪せ防止&傷つきにくさの三刀流
最近では、犬のために滑りにくい床を用意してあげるということが愛犬家の間で広まっています。それプラスUVコーティングの床にすることにより、太陽光での色褪せを防ぐだけでなく、犬の爪で床が傷つくのを防ぐ役割も果たすことが可能。20~30年の品質保証もあるので、1年ごとにワックスを塗り直すより経済的にお得です。秘訣⑤ キッチン扉で生活感を隠して、愛犬のイタズラは防いで
どんなにオシャレなキッチンでも、冷蔵庫や電子レンジ、調味料などの生活感はどうしても拭えない・・・それなら、扉でまるっと隠すことを検討しては。スッキリしたキッチンに見せることができるだけでなく、愛犬の侵入防止にもなるので、イタズラだけでなく異物誤飲事故も防ぐことができます。秘訣⑥ 階段下を有効利用した快適すぎる愛犬スペース
階段下はどうしてもデッドスペースになりやすいもの。収納を作る家も多いですが、このスペースを愛犬のために有効利用してみませんか。タイル張りなので夏はひんやりと涼しく、近くにコンセントをつけることより、冬は電気カーペットなどを敷くことが可能です。愛犬に合わせた低い窓を用意すれば、この場所で外の視覚情報を与えることが可能です。秘訣⑦ 飼い主さんと愛犬のストレスを軽減させる引き戸
この住宅は、ドッグスペースと階段が隣り合わせに。この二つのスペースを結ぶ引き戸を取り付けることにより、ドッグスペースを個室にしたり、反対に階段を閉じたりすることができます。ドッグスペースで落ち着いて寝ている時には扉を閉めて静かな空間を与えて、また、愛犬がリビングにいる時には階段の扉を閉めることにより、2階に上がるのを防ぐことができます。
Q&Aでわかる理想の「愛犬家住宅」
Q.犬と人の生活導線は違うの?A.基本的に同じですが、愛犬の視点に立って考えることも必要です。
一般的には犬も人も、グルグル移動することができる回遊性のある家が暮らしやすいとされています。玄関、リビング、庭などいろいろなところへ行ける動線が複数あれば、犬の行動にも選択肢を与えることができ、より快適に過ごせるようになります。
しかし、犬の視線は人よりも低く、愛犬の犬種や体格に合わせた低い窓や開口部を考えることも必要となります。それが愛犬にとって有効な動線となり、視覚情報を与えることもできます。
(参考/愛犬家住宅コディネタシックテキストP82)
Q.愛犬も飼い主さんも満足する家ってあるの?
A.飼い主さんの理想の暮らし方をヒアリングして、プランを提案しましょう。
愛犬との暮らし方スタイルによるプランは、以下のようなものがあります。
(1)リビング・ダイニング中心のプラン
愛犬の居場所をリビング・ダイニングに制限した場合のプラン。家族がいつもいる部屋でもあるので、汚したら拭けるような仕上げ材を採用するなど、清潔感への配慮も見逃せない要素です。
(2)空間の制限がないプラン
家全体を愛犬と家族の共有スペースととらえ、愛犬の行動範囲に制限がないので、すべての部屋への配慮が求められます。床材は犬の歩きやすさや清掃のしやすさなど考慮します。
(3)ミッドテリアをプラスしたプラン
土間のように屋外と屋内ちょうど中間のイメージの空間(ミッドテリア)を設置、そこを愛犬の空間として確保します。傷や汚れに強い建材にし、ニオイがこもらない配慮をします。
このように、愛犬との暮らしにはさまざまなプランがあります。飼い主さんの生活パターン、愛犬の行動パターンをしっかりヒアリングして、ベストなプランを提案するようにしましょう。
この施工事例を担当した企業
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
AMILIE編集部
ペットは大切な家族の一員として、私たちと同じ住環境で暮らしています。ほんの少しペットの目線になることで人もわんちゃん・ねこちゃんも、ともに安心・安全・快適に暮らせる新しい住まいが見えてくるかもしれません。私たちの心をいつも豊かにしてくれるペットのためにも、家族みんなの笑顔があふれる住まいについて考えていくこと。それが、「愛犬家住宅・愛猫家住宅」。
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