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リビングからつながる愛犬スペースで、家族との絆をいつでも感じられる愛犬家住宅

目次

    愛犬のためのスペースが嬉しい、愛犬家住宅

    屋内写真

    「愛犬と一緒に暮らす」と一言で表現しても、その暮らし方は様々で、飼い主となるご家族の考えや、一緒に暮らす愛犬の犬種、性格によっても考慮する内容は異なります。

    最近では、「ペットを飼うならこうしたほうが良い」といったアドバイスだけで間取りを考えてしまう方も多いようで、実際に愛犬と一緒に暮らしてみて、「あれ、やっぱりこうすればよかったかなぁ」とか、「アドバイス通りやってみたけど、あまり意味がなかったなぁ」といったケースがあるようです。

    今回ご紹介するお宅は、多頭飼育もしやすい間取りとなっており、特徴としては、愛犬がゆっくり過ごすことのできる広めのプライベートスペースや、リビングと愛犬スペースを繋げたり閉じたりすることができるような工夫が施されています。

    愛犬の特徴もしっかり捉え、快適な暮らしをカタチにしていくアイデアを参考にしてみてください。

     

    「愛犬」の落ち着く空間。「愛犬家」のプライベート空間。両方を考えた愛犬家住宅

    外観画像


    今回ご紹介する住宅は、「愛犬のためのプライベートスペース」をしっかり確保した、愛犬のためのマイホームがテーマとなっています。

    愛犬のためのスペースは、自由に動き回れる程度の広さを確保することでストレスを軽減でき、また、外とのつながり、リビングとのつながりも考慮されていて、家族とのコミュニケーションもしっかり取れる間取りになりました。

    この他にも愛犬のために考えたアイデアが詰まっていますので、ご紹介いたします。

    愛犬に特化した家づくりのポイントは?

    玄関横

    ・玄関横のシューズクロークには、愛犬の散歩グッズやおもちゃを収納できるスペースをたっぷり確保して室内をすっきりさせました。


    愛犬専用のプライベート空間

    ・愛犬専用のプライベート空間は、多頭飼いでも十分な広さで、余裕のあるクローゼットと戸棚を採用し、愛犬のグッズやフードなども収納できるようにしました。

    ・もう一つの工夫として、リビングとの境目には引き戸を採用し、お客様を自宅に招いた際などには扉を閉めることで、愛犬が興奮せず、ストレスを感じないようにできる工夫も施しました。

    洗面化粧台ボニート

    洗面所には愛犬のために考えられた「ボニート」を採用し、自宅でもペットケアをしてあげられるようにしました。


    ・普段は扉を開けて部屋を広く使い、犬が苦手なお客様が来た時は扉を閉めて愛犬を隔離できるようにしました。

    間取り図
     

    愛犬の導線と暮らしやすさを考えた工夫

    広めのシューズクロークは愛犬家にも便利


    広めのシューズクローク

    最近では、愛犬グッズや備品がたくさん開発され、魅力的なものも増えてまいりました。

    どれも便利なモノが多く、ついつい買ってしまうものの、「収納が足りなくなってしまって整理ができない」と言うご家庭もあるようです。

    今回のお宅では、愛犬スペースの大きな収納だけではなく、シューズクロークにも愛犬用の収納スペースを確保し、散歩グッズなどを収納できるように設計しました。
     

    「プライベート」と「オープン」なスペース

    オープンなスペース

    今回のお宅で最も特徴的な間取りが、「愛犬のために考えたプライベートスペース」。

    3帖ほどのスペースには収納はもちろん、両側に扉を取り付け、愛犬の行動を考えた設計になりました。

    外とつながる扉は、鍵をかけられる仕様になっていて、土間部分も広く作っているので、散歩や庭で遊んだあと足拭きもしやすく、そのままお部屋に入ることが可能になっているため土などを室内に持ち込まなくなりました。
    また、リビング側には引き戸を採用し、お客様がお越しになった際など、扉を閉じておくことで愛犬もお客さんも安心して過ごすことが可能になっています。

    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家

    AMILIE編集部

    ペットは大切な家族の一員として、私たちと同じ住環境で暮らしています。ほんの少しペットの目線になることで人もわんちゃん・ねこちゃんも、ともに安心・安全・快適に暮らせる新しい住まいが見えてくるかもしれません。私たちの心をいつも豊かにしてくれるペットのためにも、家族みんなの笑顔があふれる住まいについて考えていくこと。それが、「愛犬家住宅・愛猫家住宅」。

    愛犬・愛猫と幸せに暮らす住まい工夫事例をお届けします。

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