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間取りの変更だけじゃない、素材選びや造作で、より暮らしやすい空間を演出
室内は愛犬が足を滑らさないように床材をフローリングから「クッションフロア」に変更し足への負担を軽減しました。ビニール製品なのでお掃除も簡単です。
また、愛犬と人のプライベート空間を分けるために設置した壁は、成犬になった時を想定し、愛犬の口先がかからない程度の高さに設定、素材には、キッチンで使用するために開発された「キッチンパネル素材」を採用することでキズに強く、掃除も簡単にできるように工夫しました。
そして、仕切り壁の裏面(人が寛ぐリビング側)には、グルーミング用品、お散歩のための道具、掃除具など、愛犬のために必要なグッズをすっきり収納できるような棚を壁一面に設置し、使い勝手はもちろん、リビングの見た目もきれいになるよう工夫を施しました。
大型犬と一緒に暮らすためには、大型犬の特徴や修正を事前に知り、家族の生活スタイルに重ねておくことが大切です。
しっかりと把握することで快適で楽しい暮らしを手にすることが可能です。
今回は昼間の留守を恒例のお母様と6ヶ月の愛犬で過ごすということでしたので安全を第一に考えエリア分けを行いました。
数年後愛犬の成長に合わせて一部屋になるように収納棚は強固だけれど移動可動な造りとしました。
この記事の事例を担当したAJC:松川建設株式会社 松川 晶子 様
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
AMILIE編集部
ペットは大切な家族の一員として、私たちと同じ住環境で暮らしています。ほんの少しペットの目線になることで人もわんちゃん・ねこちゃんも、ともに安心・安全・快適に暮らせる新しい住まいが見えてくるかもしれません。私たちの心をいつも豊かにしてくれるペットのためにも、家族みんなの笑顔があふれる住まいについて考えていくこと。それが、「愛犬家住宅・愛猫家住宅」。
愛犬・愛猫と幸せに暮らす住まい工夫事例をお届けします。
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