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ペットを飼っていると、ペットが部屋を自由に行き来するために、扉を開けておかなくてはいけません。
開けっ放しでは冷暖房効果が弱まってしまいますし、別の部屋にペットのトイレをおいている時には、部屋に臭いが入ってきてしまいます。
かといって閉めておいても、ペットが移動したいという時に毎回開け閉めしなくてはならず、面倒ですよね。そんなときには、ペット用ドアを設置するのがおすすめです。
ペット用ドアとは、通常の扉や壁にペットが通るだけの広さの出入り口を付ける方法です。扉を閉じた状態でも、ペットがお部屋を自由に行き来ができるので、とても便利です。
ここでは、おすすめ商品を紹介するとともに、ペット用ドアの知られざるメリット、ペット用ドアの種類を紹介します。
おすすめのペット用ドア5選
ペット用ドアには様々なものがあります。ここでは、愛犬家住宅の視点から、おすすめの製品を厳選してみました。ぜひ参考にしてください!
1.hapia(大建工業)
高機能な建材を開発・製造する大建工業が提供している壁内用のペットドアです。ペットは壁を通って自由にお部屋を移動できます。
シンプルなデザインなのでどんなお部屋にも馴染みます。
マグネットのストッパーがついているので、ペットが通らないときにはきちんと塞ぎ、冷暖房効果を維持できます。
ペットも簡単に開けられるので、負担もありませんし、ロック機能がついているので安心です。
2.ペットくぐ~る(アトムリビンテック)
「ペットくぐ~る」は、住宅用内装金物のメーカーであるアトムリビンテックが作った、扉に設置するタイプのペット用ドアです。
扉は2つに折れるフラップになっており、ペットが開けるときの衝撃が弱いですし、しっぽの挟まりも防止できます。マグネットでしっかりと閉まります。
フレームの厚みが薄いので、開き戸だけでなく引き戸にも利用できます。
3.ラフォレスタ(YKK AP)
「ラフォレスタ」は、窓やドア、シャッターなどの建具事業を行っているYKK AP株式会社が提供している木質ドアです。シリーズのひとつの製品として、ペット用ドアがあります。
扉ごと変更するタイプなので、設置場所や間取り、インテリアデザインに応じて様々なドアから選べます。
ゴム製戸当りによって、ドアが枠にしっかりと密着するので、扉と枠のすき間をぴったりふさぎ、明かりもれを防ぎます。
くぐり戸は小・中型ペットが自由に出入りできる大きさです。閉口パネルがあるので、片面に取り付けることでペットの移動を制限することもできます。
4.ペットドア「Caro」(神谷コーポレーション)
「Caro」はドア専門のメーカーである神谷コーポレーションが提供する、ペット用フルハイトドアです。
どうしてもデザイン性の劣るペット用ドアのデザインを、洗練されたものにしています。スルーガラスの下部には透明フラップがついていますが、気づかないほどです。
フラップの厚みは薄く、サイズはS・M・Lがあり、ペットにも優しいドアになっています。
洗練されたスタイリッシュなインテリアにしたい時におすすめのペット用ドアです。
5.サッシ用フリードア(サカイペット産業)
ペット用品の販売・製造を行っているサカイペット産業は、サッシに設置するタイプのフリードアを販売しています。
サッシ窓の部分に設置するだけなので、簡単に設置できるのが魅力です。サッシ窓の高さに合わせたドアを選べます。
通行穴の取り付け位置も自分で指定できるので、自分のペットに合わせた高さにできます。
ペット用ドアのメリット
扉への傷を防げる
ペットは扉を通りたい時には、扉をガリガリと爪でひっかいて飼い主に知らせることがあります。
木製の扉などは、爪でひっかくことで傷がついてしまうことがあります。
ペット用ドアをつけておくことで、扉をひっかくことがなくなり、傷を防ぐことができます。
またペット用のドアは、つるっとした素材でできているので、爪の傷がつくこともありません。
ペットの体にやさしい
ペット用ドアは、ペットの体にとってもメリットがあります。
ドアを少しだけ開けておいて、ペットがその隙間を通る場合には、体を無理やりドアに当てて開いて通ります。それによって、体とドアが擦れたり、挟まったりすることがあります。
ペットドアであれば、扉に軽くてやわらかいフラップを使ったものが多く、ペットの体に負担がかかりません。
ペットドアには様々なサイズがあるので、ペットの種類や体型に合わせて体が当たらないものを選ぶことができます。
ペットのストレスを減らせる
ペットのなかでも、特に猫は独立心が強く、自由に部屋を行き来できる環境が大事で、移動できないと大きなストレスを感じてしまいます。
ペットにとってストレスは、病気の原因になったり、異常行動を起こす原因になってしまいます。
ペットドアをつけることによって、自由に移動できる環境を作ることができ、ペットのストレスを減らすことができ、健康を守ることができます。
冷暖房費を抑えられる
ペットのために扉を開け放しておかなくてはいけない場合、ペットの心地よい温度に維持するための冷暖房費がかかってしまいます。
ペット用ドアには、マグネットのストッパーがついており、扉に隙間を生まないので空気が外に出ることがありません。
だからこそ、ペットのための冷暖房効果を維持でき、冷暖房費を抑えることができます。
ペット用ドアの種類
ペット用ドアは、設置場所や設置方法、自作か外注、開閉方法などによって、いくつかの種類に分けられます。ここでは、設置場所ごとに分類してみます。
網戸
庭など、外との行き来を簡単にするために手っ取り早いのが、網戸にペット用ドアを設置する方法です。
網戸を切ってペットドアを網戸にはめ込むだけでいいので、簡単に設置することができます。コストも抑えられる方法です。
ただ、強度はあまり強くなく、ずっと使用していると網戸が傷んだり壊れたりする可能性があります。
網戸を切らなくてはならないという点と、窓を開け放しておかなければ利用できない、外との出入りにしか利用できないというデメリットがあります。
サッシ
サッシにパネルをはめ込むタイプのペット用ドアです。窓の下から上までのサイズのペットドアが付いたパネルを、サッシにはめ込むことで設置できます。
大規模な工事が必要なく、設置も簡単であるというメリットがあります。窓を閉めていても出入りができるというのは、網戸にはない機能です。
ただ、窓がないと設置できないのと、外との出入りにしか利用できないという制限はあります。
窓
窓ガラスに穴をあけてペットドアを設置する方法です。初めから設置された窓を利用することが多いでしょう。
外との仕切りの窓だけでなく、室内の窓にもつけられます。網戸と違い、冷暖房効果を維持しながらペットが自由に外に出られるのがメリットです。
既存の窓にペット用ドアを設置する場合には、工事が必要であり、費用もその分余計にかかってしまいます。
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扉
内扉や外扉のどちらにも、ペット用のドアを設置することができます。
ペット用ドアが初めから付いたドアに交換するか、すでにある扉を切りペットドアを設置するかという2つの方法になります。
ずっと扉を閉めておけるので、冷暖房効果を維持できますし、ペットのために扉をあけに行く必要がありません。
ただ扉を交換する場合には扉の費用がかかりますし、切る場合には手間がかかりますし、工務店に依頼した場合には費用がかかります。
しかし、壁に穴をあけるよりは抑えられる傾向にあります。
壁
扉を開け閉めしなくとも、壁に通路を作って部屋間を移動できるようにする方法です。外壁に作る場合と内壁に作る場合の2種類があります。
扉を通らなくても部屋間の出入りができるで、ペットが楽に移動できるというのがメリットです。
壁に作る場合には、筋交いや配線などを避けなくてはなりませんので、設置場所は制限されます。
また外壁の場合には、防水や断熱の工夫が必要で、大掛かりな工事になるので費用が高めです。
ペットドア選びの注意点
ペットドアを選ぶときには、気をつけておかなくてはならないことがあります。
その注意点を知らないと、後々困ることになりますし、ペットにとってもデメリットが生まれてしまいます。下記のようなポイントに注意しましょう。
体格に合っているか
せっかくペットドアを設置したとしても、体のサイズに合っていなければ利用することはできません。
ペットの体を計測して、実際に必要な広さよりも少し大きなものを選ぶようにしましょう。
まだ子供なのであれば、一般的にどれくらいのサイズまで成長するかを調べて、大人の状態のサイズに合わせて設置しましょう。
ペットの成長は早いので、大人のサイズになってから設置する方が、万が一の失敗もないのでおすすめです。また、しっぽを挟まないような扉になっているかもチェックしておきましょう。
設置できる作りか
扉や壁がペット用のドアを設置できる作りかどうかも、確認しなくてはなりません。
扉のなかに補強材が入っていたり、壁のなかに配線や骨組み、断熱材が入っている場合があります。
こういった場所では、ペット用ドアを設置することができない可能性があります。
あらかじめ壁や扉の内部を調べたり、どんな配置になっているかをチェックしておきましょう。
ロック機能があるものか
外とつながったペット用ドアにロック機能がないと、野良猫などが入ってきてしまう可能性があります。
それを防ぐためにも、外とつながったドアを付ける場合には、ロック機能があるものを利用しましょう。
使用しないときに手動でロックをかけられるもの、ペットが通るときだけ首輪のセンサーを認識してドアがあくものなど、様々なものがあります。
はじめは慣れさせよう
ペットドアを選ぶときには、本当にペットが利用してくれるか不安なもの。
たしかに設置したばかりの頃は、ペットも警戒したり、使い方がわからなくて戸惑うことも多いです。
そんな時には、飼い主が使い方を教えるようにしましょう。ペットドアを自分の手で開けてあげて、おもちゃなどを使って通らせるようにするのです。
それによって、ペットもドアが通れるものだと認識するようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ペット用ドアのメリット、種類、注意点、おすすめ商品を解説してきました。
ペットを飼っていると何かと困るドアの開閉ですが、ペット用ドアを設置することで一気に解決できます。
人間、ペットともにストレスをなくすことができますので、ぜひ検討していただければと思います。
お部屋に合ったデザインであるか、ペットのサイズに合っているか、しっぽをはさむことはないか、ロックができかなどの注意点に気を付けて選んでみてください!
▶︎愛犬・愛猫、ペットのための住まいの建材設備・アイテムはこちらにまとめてご紹介しています
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
勝部 千尋
「書く・聴く・伝える」
執筆&犬猫お悩み相談『毛玉生活』運営
ライター/犬猫相談員
経歴
静岡県沼津市出身/京都芸術大学卒
大学卒業後、オーストラリアにワーキングホリデーと...
エリア:東京都
愛犬家住宅コーディネーター