ペットを飼っている家のおすすめ壁材と、その選び方を紹介【完全版】

ペットを室内で飼っていると、ペットが噛んだり引っかいたりと何かと壁が傷みやすいですし、ペットの汚れが付きやすいですよね。

ペットの臭いが染みついたり、ペットの鳴き声が周りに漏れたりするのも、壁が原因のことがあります。

だからこそ、ペットを飼う時にはこういった悩みを解決してくれる壁材を選ぶ必要があります。

この記事では、ペットを飼う家におすすめの壁材を紹介するとともに、愛犬家住宅だからこそ知っている壁材の選び方を解説します。

ペット対策ができる壁材まとめ

ペットによる壁に対してのお悩みを解決するために、便利な壁材があります。

それぞれに特徴があるので、目的や現在の住宅にあったものを選びましょう。

壁紙

ペットを飼っている家における壁紙の問題点は、傷がつきやすいということ。ペットが爪で引っかくことによって破れやすいです。

また、汚れや臭いが染みついてしまうというのも、壁紙のデメリットです。ただ、壁紙は簡単に貼り変えることができますし、傷がついたところを補修するのも比較的楽です。

ペット用の壁紙としては、耐久性があり破れにくいものや、汚れや臭いを抑えるものがおすすめです。

スーパー強化+汚れ防止壁紙(リリカラ)

スーパー強化+汚れ防止壁紙(リリカラ)

カーテンや壁紙、床材を販売しているリリカラ株式会社では、「スーパー強化+汚れ防止壁紙」を開発。

通常のビニル壁紙だと樹脂を膨らませた凹凸があるので傷がつきやすいですが、リリカラでは凹凸を減らして、傷に強いものを開発。

さらに、表面を透明のフィルムでラミネートしているので、傷に強く、汚れも拭き取るだけでOKです!

「スーパー強化+汚れ防止壁紙」を見る

ルームエアー(サンゲツ)

ルームエアー(サンゲツ)

壁装材、床材、ファブリックなどを企画・販売をしている株式会社サンゲツでは、消臭機能を持った壁紙「ルームエアー」を開発。

壁紙の表面に消臭剤を加工し、臭いの原因物質と消臭剤の化学反応によって臭いを吸着・消臭します。

ホルムアルデヒドの低減にも効果があり、健康にもメリットがあります。壁紙の効果は約10年も持続します。

「ルームエアー」を見る

タイル

ペットを飼っている家の壁にタイルはおすすめです。

その表面の固さから傷がつきませんし、汚れがついても簡単に拭き取ることができます。

さらに、タイルによっては消臭機能のあるものや、調湿機能のあるものなども開発されています。ただし、工事が必要なのがデメリットではあります。

エージープラス(名古屋モザイク)

エージープラス(名古屋モザイク)

エージープラスとは、銀イオンを含んだ消臭タイルです。

タイルの開発・販売、輸入などを行っている名古屋モザイクが開発しました。

ナノ単位の微細な孔によってニオイ分子を吸着、銀イオンがニオイ分子を悪臭でない分子に変えることで、ペットの臭いを消臭してくれます。

さらに、湿気を素早く吸着・放出し、健康な湿度をキープするとともに、銀イオンが微生物の増殖を抑制するので抗菌・抗カビ作用もあります。

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消臭タイル(ダントータイル)

消臭タイル(ダントータイル)

タイルを専門に研究・製造・販売を行っている株式会社Danto Tileでは、様々な機能を持ったタイルを開発しています。

施釉されたタイルであれば、ペットの汚れやおしっこなどを弾くので臭いが染みつくこともありません。

高品質で美しいデザインでありながら、臭いも抑えられるタイルを豊富に取り揃えています。

「消臭タイル」を見る

腰壁

ペットが壁につける傷を防ぐためには、「腰壁」も有効です。

ペットが届く高さまでを腰壁で設置することで、コストを抑えながら壁を守ることができます。

また、腰壁にすることでお部屋の雰囲気を大きく変えることができるので、インテリアアイテムとして利用することもできます。

ハピアウォールハードタイプ(大建工業)

ハピアウォールハードタイプ(大建工業)

「ハピアウォールハードタイプ」は、傷や汚れに強い特殊強化化粧シートを使用した腰壁です。

傷が付きにくくペットが壁をガリガリしても傷跡ができません。汚れもさっと拭き取れるのも嬉しいポイントです。

また、ペットの毛やホコリが挟まりにくい巾木を採用しているので、お掃除も簡単です。

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腰壁革命(東都積水)

腰壁革命(東都積水)

積水化学グループの加工メーカーである東都積水が、その技術力で作った腰壁です。

プラスチックと木粉を融合することで、木の質感を再現しながらも、傷がつかない耐久性を実現しています。

両面テープで壁に貼るだけで、本格的な木彫りの腰壁が簡単に設置できるのも魅力です。さらに、木の腰壁よりも大幅にコストを抑えられます。

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塗り壁

塗り壁は、お部屋の壁に塗料や漆喰、珪藻土などを塗る壁のことです。

壁紙などのように継ぎ目がなく、一体の壁面を作ることができます。素材に様々な機能があり、断熱性・消臭性・調湿性があるのも特徴です。

最近では、健康志向の高まりもあり自然素材を利用した塗り壁が人気です。自分で簡単に塗ることができる塗り壁材も開発されており、より簡単に利用できます。

アレスシックイ(関西ペイント)

アレスシックイは、日本のトップクラスの塗料メーカーである関西ペイントが開発した塗料です。

漆喰を塗料化したもので、漆喰のもつ様々な機能を最大限引き出し、ペットを飼っている家も快適な空間にすることができます。

室内の湿気を吸収・放湿してくれるので湿度のバランスを保ってくれ、強アルカリ性なのでカビの発生を防いでくれます。

また、漆喰には臭いを吸収・分解する機能があるので、室内のペットの臭いを抑えてくれます。

「アレスシックイ」を見る

メルシー・シリーズ(EMMAX)

メルシー・シリーズ(EMMAX)

ハイブリッド珪藻土塗り壁材の「メルシー・シリーズ」は、空気をきれいにすることをビジョンに掲げる株式会社EMMAXが開発した、ハイブリッド珪藻土塗料です。

珪藻土・しっくい・ほたて貝・火山灰を独自に配合することで、独特な質感の壁にすることができるとともに、高い調湿性と吸着性を実現

お部屋に染みつくペットの臭いのもとになる物質を吸着・吸収・分解してくれます。

また、珪藻土には小さい孔がたくさんあり断熱性能もあるので、ペットのための冷暖房費を抑えることができます。

「メルシー・シリーズ」を見る

内装材

ここまで紹介してきた壁材以外にも、特殊な内装材があります。

独自の素材を利用したり、特殊な作り方をすることで、通常の壁とは異なる機能や質感の壁を作ることができるのです。

これまでにない壁材を利用することで、ペットの悩みを解消することができますよ。

AZwall

AZwall

「AZwall」とは、「ゼオライト」と呼ばれる天然鉱石を利用した内装材です。

多孔質なゼオライトの特徴によってニオイの成分を吸着してくれます。特に、アンモニアやメリルメルカプタン、硫化水素などの吸着に優れており、ペットのニオイを消臭してくれます。

また、湿度調整や空気質の改善なども行ってくれるので、人間にとっても快適な空間を作ることができます。

「AZwall」を見る

エマウォール

エマウォール

「エマウォール」は、世界で初めてホーローキッチンを開発した、ホーロー製住宅機器のパイオニアであるタカラスタンダード株式会社が開発した内装材です。

ホーロー素材の表面はガラス質でできており、ニオイが染みつくこともありませんし、カビなども発生しません。

エマウォールは固いので、壁紙のように傷がつくことがありませんし、常に美しい状態を保つことができます。ホーローの質感によって、ほかにはないお部屋を作ることができますよ。

ホーロー製品の製造において高い技術を持っているタカラスタンダードだからこそ、開発できた製品です。

「エマウォール」を見る

ペットのいる家の壁材の選び方

ペットを飼っている家の悩みというのは、傷・汚れ・剥がれ・臭い・鳴き声など、いくつかのパターンに分かれます。

ペットがいる家でよく起こる壁の悩みを紹介するとともに、それを防ぐ壁材の選び方、注意すべきポイントを解説していきます。

傷に強いか

犬は壁に前足を乗せて立ったり、壁の角の部分を噛むことがありますし、猫は壁で爪とぎをすることがあります。

壁には傷がついたり、壁紙が剥がれたり、穴が空いたりします。

これを防ぐためには、壁の素材を固いものにする、ひっかき傷に強い壁紙を利用する、という方法があります。

タイルやホーローなど固い素材の壁材を使用することで、引っかくことや噛むことを防げます。こういった素材であれば、剥がれることもないので、メンテナンスをする必要がないのもメリットですね。

また、壁紙のなかにはひっかき傷などに強いものがあります。こういった壁紙を利用すれば、貼るだけで壁の傷を防げます。

さらに、ペットが届く高さに腰壁を設置するというのもよい方法ですね。腰壁では壁の傷を防ぐことができるとともに、インテリア性を高めることができます。

汚れを取りやすいか

汚れ

ペットゲージやトイレの近くの壁は、排泄物が飛び散りやすいので、特に汚れやすいです。

糞尿で汚れた足で壁に触ることもあり、汚れがさらに広がりやすくなってしまいます。

こういった汚れの対策としては、簡単に拭き取りやすい壁材を利用することです。

撥水加工やフィルム加工をしている壁紙やツルっとしたタイル素材の壁材であれば、汚れを簡単に拭き取ることができます。

臭いを抑えられるか

臭い

ペットを飼っていると、どうしても壁に独特のペット臭が染みついてしまいます。

INAXが行った調査では、ペットを飼うことに対して家族が反対する理由として最も多いのは、「臭い」という結果が出ています。

お部屋に染みついた臭いは家族にも不快感を与えますが、鼻のいい犬や猫などにとってもストレスになってしまうので注意が必要です。

ペットの臭いを防ぐためには、抗菌・消臭機能がある壁材、臭い成分を分解する壁材を利用するのがよいでしょう。

鳴き声を吸収するか

ペットの鳴き声は隣の部屋の住人や、周辺の家の迷惑になる可能性があります。

これを防ぐためには、吸音性能のあるパネルやタイルを壁に使用するのがよいです。

また、音を吸収してくれる吸音材を利用するのもおすすめです。

まとめ

ペットを飼っている家の壁材の選び方とおすすめ商品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

室内でペットを飼う時に、壁が与える影響は大きいです。壁によって臭いや傷、カビ、鳴き声など、ペットを飼う時の悩みが解消される可能性もあるのです。

今回ご紹介した商品は、愛犬家住宅のなかでも評価の高い壁材を厳選しました。

ぜひ参考にしていただき、ペットにも人間にも快適な空間を作ることができる壁材を選んでくださいね!

この記事を書いた愛犬家住宅コーディネーター

都 裕貴

各地で愛犬家住宅の無料セミナー開催 株式会社愛犬家住宅の都です。 全国各地でセミナー開催をしています。 ペット愛好家のみなさまがペットと快適に暮らせる住まいづくりをサポートします。 ...

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