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コーギーと一緒に生活するときに気を付けたいのが家の中にある段差です。胴長短足の愛らしいフォルムのコーギーは、足腰に負担のかかる生活を続けているとケガのリスクが高まります。
家の中にある段差をステップやスロープを使って解消したり、階段や玄関など危険な場所に立ち入らないようペットゲートを設置したりして、足腰の負担を軽減しましょう。
この記事では、コーギーにとって段差が危険である理由と、最適な住環境を実現できるアイテムを紹介します。
コーギーにとって段差は危険
コーギーは体型や遺伝などを理由に、椎間板ヘルニアになりやすい骨格構造をしています。
椎間板ヘルニアとは、背骨同士をつないでいる椎間板に変性が生じ、脊髄を圧迫する病気です。脊椎への強い外圧やジャンプなどが原因になるため、家の中にある大きな段差はコーギーの椎間板ヘルニアのリスクを高めてしまう恐れがあります。
また、肥満体型にも気を付けなければなりません。体重が重いと、それだけ脊椎への負担を大きくしてしまいます。
コーギーのルーツは牧畜犬なので必要運動量は多めです。適量よりも多く食事を与え、なおかつ運動が足りていなければあっという間に太ってしまいます。太った状態で段差を飛び降りるのは危険なので、太らないように気を付けてあげましょう。
もし肥満体型になってしまっているなら飼い主さんのコントロールで減量し、家の中に段差や滑りやすい床があれば足腰に負担がかからないよう解消するのが良いです。
コーギーの足腰を段差から守るアイテム5選
ここでは、コーギーの椎間板ヘルニアなどのけがのリスクを軽減できる、おすすめのステップやスロープを紹介します。
1.マルカン「ゴン太の折りたたみ式SLOPE ブラウン」
引用元:https://www.mkgr.jp/marukan/?p=6788
「ゴン太の折りたたみ式SLOPE」は、愛犬がベッドやソファーなどの段差を昇り降りするときに、やさしくサポートするドッグスロープです。
高さは30cm程度で、フレームを組み立ててからカバーを被せるだけで簡単に設置できます。必要なときに気軽に出し入れできるので、部屋の中をすっきりさせられます。折りたたんで持ち運べるので、外出先でも使えて便利です。
裏面に滑り止めパッドがついており床面を傷つけませんし、汚れたら手洗いできるので、長くお家で利用できるアイテムです。
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2.ペティオ「ファブリッククッションステップ」
引用元:https://www.petio.com/fs/pshop/4903588255243
「ファブリッククッションステップ」は、ウレタンフォームとポリエステル、塩化ビニル樹脂でできたクッション性のあるドッグステップです。
傾斜がゆるやかなので、足の短いコーギーの昇り降りをやさしくサポートします。2台を組み合わせれば3段ステップに、広げればマットとしても利用できます。ステップの幅が広く滑り止めが付いているので、勢いよく登っても横滑りしません。
他にはない鮮やかなブルー系の色合いが魅力的で、インテリアコーディネートの幅も広がります。
3.エムール「パピーとシニアのためのやさしいドッグステップ」
引用元:https://www.emoor.jp/c/em-pedgoods/dk-step
「パピーとシニアのためのやさしいドッグステップ」は、衝撃吸収設計でつくられた2段式のドッグステップです。
人が使うマットレスにも採用されている、高密度・高弾性ウレタンを使用しています。単層構造なので接着剤を使っておらず、化学物質特有のニオイに悩まされることはありません。
インナーカバーには撥水加工が施されており、綿100%のアウターカバーは合皮やポリエステルに比べて滑りにくく、丈夫で長持ちします。さらには、角にパイピングを施しているので、踏み外しにくい安全設計です。
カラー展開は全5色。洗い替え用に専用カバーを単体で購入することもできます。
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4.ティーズ「ドッグステップ CHITO」
引用元:https://item.rakuten.co.jp/tees-factory/chito_bj/
「ドッグステップ CHITO」は、椎間板ヘルニアを防止するために愛犬家が開発した日本製のドッグステップです。
中身のウレタンは日本製でこだわりの3層構造。愛犬の足腰に衝撃を与えないよう、柔らかさと硬さを両立しています。アウターカバーの生地は、特定有害化学物質を含有していないPVCレザーを採用。撥水加工、防汚機能、抗菌機能が施されています。
カラーは全12色、MとLの2サイズ展開。広げて平らにすれば、愛犬と一緒に座れるクッションや足置きクッション、フットピローとしても使えます。
5.PetStyle「ドッグステップ ハードタイプ」
引用元:https://item.rakuten.co.jp/auc-r-style/03-11-02hard/
ドッグステップ ハードタイプは、適度な硬さとクッション性を併せ持ち、体重20kgまで対応できるドッグステップです。底面に滑り止め加工が施してあるので、飛び乗ってもズレることはありません。
2段ステップと広げてマットになる2way仕様で、2つ組み合わせれば3段ステップとして利用できます。1段目が約26cm幅、2段目が約22.5cm幅と、胴長のコーギーでも無理なく昇降できる設計になっています。
カバー素材は着脱しやすい伸縮性のあるメッシュ生地を採用。通気性に優れており、洗濯ができるのでいつでも清潔に保てます。
コーギーを段差から守るゲート5選
コーギーが家の中にある段差に立ち入らなければ、椎間板ヘルニアのリスクを減らせます。ここでは、コーギーを段差から守るゲートを紹介します。
6.日本育児「ペットゲート おくだけとおせんぼ ウォークスルー」
引用元:https://ebaby-select.jp/shopdetail/000000000357/
「おくだけとおせんぼ ウォークスルー」は、押すだけで簡単にドアを開けられるペットゲートです。丈夫で破れにくい強化メッシュを採用したソフトフェンスなので、愛犬は身体が当たっても痛くありません。
壁や床に穴を開けずに、付属の滑り止めマットとセーフティープレートの上に固定。自重でしっかり自立するので安定感があり、簡単にはズレません。軽量で簡単に持ち運びもできるので、使いたい場所にサッと設置できます。
両開きと片開きの切り替えが可能で1WAYにすれば、愛犬が自分で扉を開けるのを防げます。
7.パピリー「ドッグゲート」
引用元:http://www.puppilly.com/?pid=64562817
パピリーの「ドッグゲート」は、他にはない透明アクリルガラスのペットゲートです。
ナチュラルな雰囲気の木製フレームは、白と赤のカラーリングでかわいらしく、軽量なので持ち運びも簡単です。持ち手部分など手触りが良く、丁寧に加工されています。
ゲートを支える脚部分は安定感のある半円形になっており、本体をしっかりと支えます。階段や玄関前の通路柵としての利用はもちろん、いたずらされたくない場所の前などに設置するのもおすすめです。
8.スリーピー「木製ペットゲート」
引用元:https://www.ishisakikagu.co.jp/shopbrand/013/P/
スリーピーの「木製ペットゲート」は、天然木を使った日本製の伸縮式ペットゲートです。
木目がきめ細かく、粘りがあって割れにくいヨーロッパ産のブナ材を採用。直径18mmの頑丈な丸棒を使用しており、丸棒の間隔は5cm以下なので、愛犬がすり抜けてしまう心配はありません。
ベビーベッドを製造している会社の製品であり、技術・工法・品質はいずれも安心です。塗料や接着剤などはホルムアルデヒド放散等級区分国内最高基準F(フォースター)を取得した材料を使用しています。
ゴム脚付きなので滑りにくく、床が傷つきにくい仕様になっています。カラーはナチュラル、ホワイト、ブラウンの全3色。5種類の形状から選べます。
9.ラスカル「キディガード アシュア」
引用元:https://lascal.net/jp/products/kiddyguard-assure
「キディガード アシュア」は、スタイリッシュで実用的なスウェーデンデザインのペットゲートです。
ネジ固定式で取り付け幅は自由自在、場所を気にすることなく出入り口に設置できます。ロール素材は耐久性・衝撃性に優れた細かいメッシュ素材を採用。愛犬がぶつかっても衝撃が少なく、反対側が透けて見えるので安心して使用できます。
カラーはホワイトとブラックの2色。敷居やプレートを置かずに設置できるので移動もスムーズ、掃除のときも邪魔になりません。
10.ベビーダン「セーフティゲート プレミア」
引用元:https://babydan.jp/products/premier.html
「セーフティーゲート プレミア」は、デンマーク製の突っ張り式ペットゲートです。
特殊な工具は使わずに、15分程度で誰でも簡単に取り付けできます。壁に穴を開けずに済むので、場所の移動や取り外しもラクラク。
ゲートを持ち上げる2段階ロック式で、簡単には開けられない仕様になっています。さらに、別売りのエクステンションを取り付ければ、好みの幅に拡張して使えます。
カラーは白、黒、シルバーの3色展開。細身のスチールを使っているので、圧迫感を感じにくいデザインになっています。
まとめ
コーギーが椎間板ヘルニアにならないためにも、迎え入れる前から家の中の段差を解消しておきましょう。ステップやスロープを置けない場所には、立ち入らないようペットゲートなどを設置するのがおすすめです。
また、さまざまな病気を引き起こす肥満にも注意が必要です。肥満の原因は、飼い主さんのコントロール不足にあります。愛犬に長生きしてもらうためにも、散歩や食事の管理を徹底しケガや病気を予防できる住環境を心がけましょう。
椎間板ヘルニアのリスクを回避するアイテムは、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家