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【PAWs Options】愛犬・愛猫と幸せに暮らせる住まいのプランを取り入れてみませんか?

目次

    PAWsOptionsとは?

    ペットの病気やケガを防ぎながら、人も快適に暮らせる住まいづくりのノウハウを詰め込んだ建築設計プラン集「PAWsStyle」。その中から犬と猫それぞれの工夫部分をオプションプラン化したのがPAWsOptionsです。新築は6種類、リフォームは10種類という豊富なバリエーションは今後も増やしていきます。


    ペット共生住宅のプロ 前田敦さん監修
    前田敦(まえだあつし)

    一級建築士事務所・前田敦計画工房合同会社代表。ペット共生住宅の設計監理で多数の実績を持つ。

    PAWsOptionsはこんなご要望にお応えできるプランです

    • 滑りにくい床にしたい
    • 部屋の中のニオイを軽減したい
    • 吠声などの近隣への音漏れ対策
    • 電気代を抑えたい
    • お庭をドッグランにしたい
    • キャットステップを付けたい
    • 夏の暑さ、冬の寒さを軽減したい
    • ドッグスペースはどのように作るの?
    • ペットのトレイスペースを作りたい
    • 異物誤飲事故を防ぎたい
    • 室内でのペットの事故を防ぎたい
    • 自宅で愛犬を手軽にシャンプーしたい
    • 猫の脱走を防ぎたい

    10の工夫が愛犬・愛猫の特性や個性に合わせて、お住いの空間活用をコーディネート!(今後、プランを続々増やしていきます!!)

    1 愛犬の居場所 階段下スペースの活用

    高い天井高を好まない愛犬には、階段下の小さな空間は快適な場所の一つ。ただし、階段を歩く音を軽減するため、階段にカーペットを敷いたり、階段下にロックウール吸音材を貼るといいでしょう。また、ニオイがこもらないように換気扇も設置してあげましょう。

    2 愛犬の居場所 収納との組み合わせ

    睡眠時間および排泄時は無防備な状態。その際には安心できる空間の大きさについての配慮が必要。1日の大半を睡眠に費やす愛犬にとって心地よい体を包み込む大きさにしてあげることが大切で、天井の高さの目安は犬の目線の高さの約1.5倍程度、広さは内部で方向を変えることが出来る程度です。また、換気扇も設置してあげましょう。

    3 愛犬の居場所 テレビボードとの組み合わせ

    集団行動が基本となる愛犬の居場所は家族がくつろぐ居間(テレビボードの下)がおすすめです。ただし音に敏感なのでテレビ下に防振シートを敷く等の配慮を。格子状の扉をつけると、その場所が大きなクレートになりますので、来客時や留守のときにも便利です。配線の多い危険な場所でもありますので、配線はテレビボード内に収めるように。

    4 愛犬のごはん台 収納可能な仕様

    スライドレール式の収納可能なごはん台を戸棚の下に取り付けることで、すっきりと納まり、生活の邪魔になることもありません。

    5 愛犬のトイレ 男の子用のひと工夫

    ポール状のものがあると上手にオシッコをしてくれる男の子がたくさんいます。しかし床からポールが立ち上がっているとトイレシーツをうまく敷けないので、上から吊ると使いやすいです。取り換えも容易にできるように塩ビパイプのホルダーを棚に固定し、そこに塩ビパイプを差し込むだけで出来上がり。汚れがひどくなっても塩ビパイプを取り替えるだけなのでとても便利。

    6 ゲート 犬の侵入防止スライドタイプ

    ゲートの設置場所によってはスライド式の方が便利な場合もあります。開き戸タイプ同様、上の空間を仕切らず、下の空間だけを仕切ることで、お互いの気配を感じながら愛犬の行動を制限できます。キッチン以外にも階段の入口や玄関の飛び出し防止にも活用できます。

    7 ゲート 犬の侵入防止開き戸タイプ

    キッチンには刃物や食べてはいけない食材があるので、愛犬にとっては危険がいっぱい。そこで、侵入できないようにゲートを設けてあげましょう。万が一、閉じ忘れた時のために、食品庫の扉はペットには開けにくい折れ戸にすると安全度がアップします。

    8 クローズドキッチン 猫の侵入防止

    犬と違い立体的な移動を得意とする猫には、進入禁止ゾーンは完全にクローズにする必要があります。特にキッチンは扉で区画した環境が望ましいです。対面型のキッチンが主流の現在は、ガラスで区画対面環境を演出してあげるとよいでしょう。

    9 キャットウォーク すれ違いが可能なように

    縄張り意識の強い猫はキャットウォークが一方通行だと力関係の弱い猫は追い詰められて転落したりすることも。キャットウォークやステップは愛猫たちがストレスなく生活できるように、すれ違いのできる幅を確保し、動線は二方向に避難できるようにしましょう。

    10 キャットウォーク 高低差

    キャットウォークは運動のためだけでなく、人と程よい距離を好む猫にとってはくつろぐ場所でもあります。家族を見渡せる場所に設け、外も見ることのできる窓も配置するちよいでしょう。






    本記事はAMILIE MAGAZINE 3号で掲載されました。 詳しくは本誌でもご覧ください。
    https://pet-lifestyle.com/property/magazine3
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    この施工事例を担当した企業

    ペットライフスタイル株式会社

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    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家

    AMILIE編集部

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