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愛猫の居心地を考えた空間づくり

猫は犬と異なり、室内で過ごす時間が長く、中には、一生を室内で過ごすという猫も少なくありません。そのため、猫を飼う際には出来る限り室内で過ごすストレスが掛からないデザイン、工夫が求められます。

今回ご紹介する、猫のための空間づくり事例では、3名の愛犬家住宅コーディネーターが工夫とアイデアを凝らし、猫にとって暮らしやすい環境を創造しています。これから猫を家に迎え入れる方、すでに一緒に暮らしているけど、何をしていいか分からない方は、参考にしていただき、愛猫にとってストレスの少ない、暮らしやすい環境を造ってみてください。

キャットウォークだけじゃない、運動不足を解消する工夫。


写真にあるキャットウォークは、一見どこにでもあるキャットウォークに見えますが、愛猫の特性を考え、細部までこだわったキャットウォークになっています。下の写真で分かるように、キャットウォーク横にある棚には、至るところに「穴」があり、愛猫が通り抜けることができます。

この穴には、棚の横だけではなく、1つ1つの棚板にも穴が施されており、棚を上下左右に移動することも可能になっているため、愛猫がアスレチック感覚で室内を移動することができます。「歩く・上り下り・ジャンプ」といった運動を室内でも行えるようにすることで、愛猫の健康にも配慮した空間を整えることができました。なお、キャットウォークに設置している透明のボウルは「下から肉球が見えたらかわいいな!」という遊び心で採用されたようです。



収納できるトイレと、愛猫用滑車も手作りで。

写真のトイレは、キャットウォークの最下部に設置されており、普段は収納されるように工夫が施されています。上の写真に少しだけ写っているのが分かると思いますが、トイレを収納しても、棚上部に穴が開いているため、愛猫はその穴からトイレに入ることができるようになっています。

お掃除の際には簡単に取り外しができ、普段は目隠しできる工夫が愛猫家にとってもうれしいポイントになりました。滑車も手作りで、愛猫の運動不足を解消する遊び心あるアイテムになっています。




設計:愛犬家住宅コーディネーター 野本由紀(認定番号:19012415)

くつろぎのリビングで一緒に過ごすキャットステップ

愛猫の特性・サイズに合わせた手作りキャットステップが出来ました。



こちらのお宅では、2匹の愛猫(くうさんとめいちゃん)を飼われていますが、普段からべったり一緒に過ごす関係ではないということで、2匹の特性を活かした空間づくりを実現。既製品のステップ棚に合わせた高さにキャットステップを設置していますが、くうさんはボックス内に入り休憩することが多く、めいちゃんはボックスの上部に居ることが多いとのこと。近づかず、かといって離れすぎない関係、そして家族と同じ空間で寛ぐことのできるキャットステップは、2匹の愛猫にとって居心地のよい環境になりました。ボックスの出入り口は、成長する体に合わせて大きく広げたとのこと。





設計:愛犬家住宅コーディネーター 古田 和美(認定番号:17112817)

ペットショップからも信頼を得るコーディネーターの工夫。

写真右奥に設置されたキャットステップは、赤松集成材を組み合わせて制作。側面には穴を開け自由に行き来できるように工夫あり。


吊り橋には様々な樹種の板を使用し、連結部分には3分全ネジボルトでしっかりと固定。安定した吊り橋になっています。


長さ1700mmの合わせガラスを使用したキャットウォークで猫を下から観察することが可能になりました。


設計:愛犬家住宅コーディネーター 鷹休 大樹(認定番号:11030397)
 

この記事を書いた愛犬家住宅コーディネーター

愛犬家住宅編集部

愛犬は大切な家族の一員として、私たちと同じ住環境で暮らしています。ほんの少し愛犬の目線になることで人も愛犬も、ともに安心・安全・快適に暮らせる新しい住まいが見えてくるかもしれません。私たちの心をいつも豊かにしてくれる愛犬のためにも、家族みんなの笑顔があふれる住まいについて考えていくこと。それが、「愛犬家住宅」。

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