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猫は身体の特性上、泌尿器系の病気にかかりやすい生き物です。病気を予防するためにも、愛猫にはたくさんの水を飲んでほしいですよね。
しかし思うように飲んでくれず「流れる水しか受け付けない」という、こだわりが強い子も多いのではないでしょうか?
そんなこだわり派の猫におすすめなのが「循環式」の自動給水器。いつでも新鮮な水が飲め、猫のお留守番中にも役立ちます。
今回は、循環式の猫用自動給水器の選び方と、お手入れが簡単なコードレスポンプの自動給水器を5つご紹介します。
水をきれいに保つ「循環式の自動給水器」とは?

そもそも自動給水器とはどんなものなのでしょうか?自動給水器の種類と循環式自動給水器のメリット・デメリットについて解説します。
猫用の自動給水器は2種類(ディスペンサー式/循環式)
猫の自動給水器は、電源に繋いで水を循環させる「循環式」と、電源不要の「ディスペンサー式」の2つに分類されます。
「ディスペンサー式」は、ボトルの自重により自動的に水が出てくる仕組みで、飲んだ分だけ器に給水されます。
ボトルの口の部分はバネ式になっていたり、ラムネの瓶のように玉が入っていたりとさまざま。電源いらずで手軽に設置できるのが利点です。
一方、「循環式」は、給水器内のモーターで水を循環させるタイプです。
循環式自動給水器のメリットとデメリット
循環式の自動給水器には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
〈メリット〉
フィルターのろ過機能によって食べかすなどのごみや汚れを除去できるため、ディスペンサー式に比べて衛生的。
水が流れる様子は猫の興味を惹きやすく、なかなか水を飲んでくれない猫や「蛇口から出る水を飲みたがる」という猫におすすめです。
〈デメリット〉
ディスペンサー式と比べ、モーターやフィルターなどのパーツが多いため、洗うときに手間がかかります。
フィルターは消耗品なので数週間ごとの交換が必要で、ランニングコストがかかるのもデメリットの一つ。電源を必要とするため、停電時には注意が必要です。
また、フィルターが付いているからといって100%衛生的とは限りません。
特に夏場はカビが発生する恐れもあるため、過信しすぎずこまめなお手入れが大切です。
自動給水器の選び方|3つのポイントをチェック!

循環式の自動給水器を選ぶ際には、次の3つのポイントを確認しましょう。
①猫の姿勢やひげにやさしい「サイズ」選び
サイズで気をつけたいポイントは4つです。
- 姿勢に負担がかからない高さ設計
- ひげが当たらない大きさ
- ぶつかっても倒れにくい安定性
- お留守番中も安心なタンク容量
給水器が低すぎると、猫が首を曲げたりかがんだりして体に負担がかかります。自然な姿勢で飲める高さを選びましょう。
また、猫は少しの不快感でも水を飲まなくなることがあるため、ひげが当たらないサイズの器が理想です。
そして室内で走り回っても倒れにくい安定性や、留守中も安心できる十分なタンク容量も重要なポイントです。
②清潔を保つ「お手入れ」のしやすさ
お手入れのしやすさは、自動給水器を長く使用していく上で欠かせない要素です。
- お手入れが必要なパーツ(部品)が少ないこと
- 循環ポンプがコードレスであること
この2点が満たされているものがおすすめです。
③敏感な猫には「静音性」も大切に
循環式の自動給水器は流水音が発生します。
音に敏感な猫だと近づいてくれない恐れもあるため、静音性をチェックし流水音の小さなタイプを選びましょう。
静音性については、音圧レベル(dB)を基準にします。次の表を参考にしてみてください。
音圧レベル(音の大きさの目安)

掃除も交換もラク!コードレス自動給水器がおすすめ

「循環ポンプがコードレスであること」を選び方のポイントとして挙げましたが、それには2つの理由があります。
掃除が簡単で、愛猫の水も清潔に保てる
コードレスポンプは、有線ポンプに比べお掃除が簡単!
「丸洗いできる」というのは衛生面だけでなく、日々のお手入れを継続していく上でも重要なポイントです。
筆者の体験談ですが、以前使用していた循環式自動給水器は有線ポンプで、直接給電するタイプでした。
このタイプだと洗う時にコードの先に水がつかないようにするのが大変。取り外しも(筆者にとっては)面倒で、長いコードは扱いにくいものでした。
- まるごと洗えない
- 脱着が不便
という2点がストレスに感じ、結局使わなくなってしまいました。
その点、現在使用しているコードレスポンプはこれらのデメリットを払拭しており、ズボラな筆者でも使い続けることができています。
経済的で長く使える
ほとんどのコードレスタイプの自動給水器は、ポンプが別売りになっています。(※別売りでの取り扱いがない商品もあります)
ポンプが故障した場合はポンプだけ取り換えられるので、本体ごと買い換える必要がなく経済的です。
清潔を保てる!おすすめのコードレス自動給水器5選
①サイズ、②お手入れのしやすさ、③静音性
この3つを満たした循環式自動給水器を5つご紹介します。
※商品価格は2025年11月現在のものです。
【miruto】モニタリング自動給水器

「miruto モニタリング自動給水器」は、省スペース設計なので置き場所を選ばず使用できます。容量も約2.5Lとたっぷりです。
傾斜設計により猫が自然な姿勢で飲みやすく、専用アプリで飲水量がわかるのもポイント。
タンク・ステンレス皿・ポンプの丸洗いが可能なので、お手入れも簡単です。
さらに、アプリと連動でき、清掃やフィルター交換のリマインド、水量不足の通知を受け取れる便利な機能も付いています。

トレイはステンレス製で、雑菌が繁殖しにくく衛生的に使用可能。音は20dB以下の静音設計で、就寝時でも動作音が気になりにくい仕様です。
【PETLIBRO Docstream2】コードレススマート給水器

こちらの自動給水機は、3Lの大容量で水切れの不安を抑え、頻繁に水を補充する手間を省きます。
愛猫のイタズラで倒れる心配が少ない、安定・転倒防止設計も魅力。
また、最長約1か月稼働できる充電式電池を内蔵しています。

丸洗いができ、トレイは猫のあごニキビを防ぐ素材なので、衛生的に使用可能です。
約23dBと静音性が高く、就寝中や在宅ワーク時でも気になりにくいでしょう。
専用アプリで飲水量やフィルターの状態などのチェックもできます。
【Footstep】自動給水器

容量3.5Lで水切れしにくく、多頭飼いでも安心な「Footstep 自動給水器」。
食器と同じ高品質なセラミック製で、水垢やぬめりがつきにくく、重さがあり安定しているので水こぼれによる床の汚れも防ぎます。
分解は工具不要で、隅々まで丸洗いしやすいのも嬉しいポイントです。

センサーによって、数回に分けて少しずつ飲みたかったり、まとめてたくさん飲みたかったりする愛猫の個性や状況に応じて、近づいた時にだけ給水するので省エネです。
静音スマートポンプは約20〜25dBと静かで、聴覚が敏感な猫のストレスにもなりにくく、低水位になると自動で停止し空転音と故障を防ぎます。
【PETKIT】ペット用自動給水器

「PETKIT ペット用自動給水器」の容量は1.8Lで、三重ろ過システム(不純物・活性炭・イオン交換樹脂)で水質を保ち、光センサーによる省エネ制御でフィルター交換の頻度も抑えられます。
水位が下がると自動で電源オフになり、空回りや過熱のリスクを減らすことが可能です。

すべてのパーツが分解して丸洗いできるので、簡単にきれいを保つことができます。
静音ポンプにより動作音は約40dB以下で、水音はほぼ気になりません。
就寝中や在宅ワーク時でもストレスなく使うことができるでしょう。
【Homerunpet】ペットウォーターファウンテン

容量は2Lで、残量200mLまで無駄なく給水できるのが特徴です。水位は透明の窓から確認可能。
三層のフィルターでいつもきれいな水が保たれ、簡単分解でお手入れも楽々です。

20個の穴から水が流れ、動作音は20dB以下と静かです。ちょうどいい角度で飲みやすく、自然の湧き水のような流れが興味をひきます。
スタイリッシュな見た目で、2022年に世界的デザイン賞も受賞している製品です。
コードレス自動給水器で、愛猫との暮らしをもっと快適に!
「循環式の自動給水器はお手入れが面倒でやめてしまった」という方は、ぜひコードレスポンプを試してみてはいかがでしょうか?
有線ポンプと比べ、お手入れがしやすく飼い主さんのストレスが軽減されます。愛猫も流れる水を楽しみながら美味しい水を飲めるので、きっと喜んでくれることでしょう。
しかし万が一の停電時のことを考えると、循環式の自動給水器だけではカバーできない場合もあります。
循環式自動給水器とディスペンサー式自動給水器、そして普通の水飲みボウルと使い分けながら、愛猫がたくさん水が飲める工夫をしてあげましょう。
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