株式会社ウィズホーム

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女性設計士が提案するストレスフリーな愛犬家住宅

家事・子育てに配慮した動線　価格は外構までトータルで

　半数以上が共働き世帯という現代、住まいに「家事ラク」を求める声は多い。効率的に家事をこなし、スムーズに子育てができれば、その分家族と過ごす時間を確保できるからだ。

　千葉県香取市のウィズホームでは、女性設計士が家事や子育てを意識した間取りを提案。室内干しができるランドリーコーナーやストック食品などをたっぷり保管できるパントリーなど、忙しい日々をサポートする多彩なアイデアを取り入れている。ちょっとしたことで生まれる煩わしさを極力減らした住まいは、男女問わず多くの施主から人気だ。

　家族全員が快適に暮らせるよう、考え抜かれたストレスフリーな住まいを、同社は「オプション費用なし」で提供。キッチンや洗面、浴室などの住宅設備は複数のメーカーから選ぶことができ、いずれもハイグレードなものを標準としている。一般的には別途費用とする庭や外構工事も含めた価格を提示している点も良心的だ。

家族が集まるリビングに、アーチ形にくりぬいたワンちゃんスペースを設計。階段下を利用したアイデアです。

キッチン脇に日差し溢れる和室を設計。お子さんのお昼寝やおむつ替えに便利です。

ワンちゃんスペースにはお手入れグッズなどをしまえる収納棚も取り付けました。お散歩に行くときも便利です。

リビングは吹き抜けとし、開放感と上下階のつながりを叶えました。自然光がたっぷり入るため、証明がなくても十分な明るさです。

キッチンは使いやすくハイグレードなものを標準でご用意。対面式なので料理中も家族と会話がはずみます。

市松敷きの畳やカーブを描く垂れ壁がモダンな和室。意匠にこだわりつつ落ち着いた雰囲気で、客間としても十分に活用できます。

家事や子育ての実体験をベースに「本当に使いやすい家」を提案

代表取締役/平山　君枝
設計事務所を経て、ウィズホームを設立。家事や子育てのしやすい住まい提案を行う。ミニチュアダックスフント5匹、コーギー1匹とともに暮らす。

　当社のスタッフは16名中11名が女性です。設計もすべて女性設計士が担当しています。女性視点で細やかな配慮を活かした家づくりを基本としています。とはいえ、家事をするのは女性だけではありません。当社のお客様にも共働き世帯の方が多くいらっしゃいます。夫婦ともに忙しく暮らしているからこそ、家事にかかる時間をできるだけ減らし、家族と過ごす時間を大切にしていただきたいと考えています。

　プランニングでは、担当設計士が自らの経験からさまざまなアイデアをご提案しています。例えば、洗濯物は2階のバルコニーに干すことが多いですが、年齢を重ねてからは、濡れて重たくなった洗濯物を階段で運ぶだけでひと苦労です。そのため、水回りを1階に集約した方が将来的には安心です。当社ではプランニングの際に必ず「洗濯物はどちらに干しますか？」とお伺いしています。そのほか、収納の位置やサイズといった細かい点も、実体験をもとにしたご提案をしているので、住み始めてからすぐに使いやすさを感じていただけると思います。

　愛犬家住宅に加盟したのは2013年です。私自身動物が大好きで、今も6匹の愛犬と暮らしています。愛犬家住宅コーディネーターの勉強を通して、ワンちゃんの寿命について改めて考えました。人間より先に亡くなってしまうからこそ、生涯幸せに暮らしてほしいという想いを強くしています。人間よりも年を取るのが早いので、バリアフリーも取り入れていくべきですね。また、家の中にはワンちゃんにとって危険になるものも多いので、ワンちゃんが入れるスペースとそうでないスペースを分けることも大切だと感じました。そのような気づきから、私の自宅にはペット専用の部屋や室外から中の様子が確認できる特殊な建具などを入れています。ほかにも、足腰の負担となる床の滑りや、壁の汚れ・ニオイなど、ペットとの暮らしには少なからず気になる点があるものです。そうした悩みを一つずつ解消し、人もワンちゃんも幸せに暮らせる住まいをご提案していきたいと考えています。